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小さな竜が運ぶ一途な純愛
小説


今回は王立図書館の館長と副館長のお話です。
攻様に引きこもりと言われた受様が
ドラゴンを飼い始めた事で隠されていた陰謀が
暴かれていく顛末を収録。
この国の王領の森にはドラゴンが生息します。
捕獲は禁止されているものの王領の森でも
ドラゴンが人間の前に姿を現す事は稀ですが
王家は民がドラゴンを飼うことを
禁じてはいません。
この国の王立図書館の館長は
代々王家の末の王子の役職と定められおり
第7王子である攻様は3カ月前
前館長が退くと王命で館長に就任します。
攻様は末子なければ騎士団に臨まれるほど
剣技に秀でた堂々たる体躯の美丈夫です。
王位継承とは無縁なためか身分を鼻にかけない
おおらかさで気さくな性格ですが
本来なら館長の良き相棒となる副館長には
なぜか冷淡でそっけない態度です。
この副館長が今回の受様です♪
受様は長い休暇旅行から戻った
王立大学教授が自分の息子として連れ帰った
愛らしい赤子でした。
教授は学者としては高く評価されていましたが
突拍子もない行動で周囲を驚かす人物で
受様は王立図書館の中庭を遊び場に育ちます。
父の死後は図書館の前副館長が後見人となり
書誌学を修めた受様は図書館職員となり
副館長の補佐を務め、攻様と同じ頃に
悪館長となります。
受様の毎日は官舎と図書館の往復でしたが
「まるで引きこもり」「運動不足は健康に悪い」と
攻様に言われて一念発起しドラゴンを飼う事にします。
ドラゴンは1日1度の散歩が必須であり
朝露を飲ませようとすると早起きする事となるため
ドラゴン飼育は健康に良いと言われるのです。
受様はドラゴンを貸し出す「竜のヤドリギ」にて
一目惚れした空色の羽のドラゴンを貸りうけると
ドラゴンと美貌の副館長の噂は瞬く間に広がり・・・
WEB小説サイト「アルファポリス」掲載作を改題
改稿、加筆しての書籍化で
図書館館長の攻様と副館長の受様の
ファンタジックラブコメディになります♪
タイトルとあらすじから
ケンカップルのラブコメディかと思ったら
受様がドラゴンを飼い始めた事で
王家とドラゴンの秘された関係や
ドラゴンを貸し出す店のヤバイ裏の商売や
受様の出生の秘密まで明らかになるという
思わぬ展開が続きハラハラ&ドキドキです♪
攻様と受様が悪いと言われるのは
能筋ぎみな攻様が受様に対して思うところが
有りすぎて上手く対せないのと
対人スキルが低すぎる受様が
攻様に対してなぜかドキマギしてしまうという
お互いに意識し過ぎての不本意なすれ違いなので
読者的にはすっごく楽しいのです ヾ(≧▽≦)ノ
ドラゴンの設定も凝っていて
ファンタ時定番の巨大な飛竜ではなく
蜥蜴に似た小型犬サイズで卵を産む設定も
かなりな変化球で面白かったです。
