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"愛重ため"一途攻め×世間知らずのロマンチスト受け
少し主人公に引っかかる点があったものの、面白かったです。
適齢期を過ぎてもヒートが来ない行き遅れオメガ王子が主人公の受け・ジョゼ。避暑地へ向かう途中、山賊に襲われ助けてくれたのが攻めのアルファ王・ステファン。身を隠した洞窟で一夜を過ごす中で打ち解け、初めてのヒートを迎える。(※自慰を手伝う程度)二人は心の通う(政略)結婚を約束するものの、ジョゼはその後記憶を無くしてしまいーというお話です。
前情報なく読み始めたもので…
割と早い段階で攻めの片想いが判明するので、二人はそのまま結婚に行くのかなぁなんて思っていたら(王道甘々展開)、ジョゼがそれを忘れてしまって大変驚きました。まさかの展開にワクワク。
新しく出会いからやり直したいと黙って関係を築こうとする攻めが健気だけど、少しもどかしかったです。受けは「違う人が助けてくれた」と勘違いしてるのだから、そこは違うと否定して関係築く道もあったのでは?と思ってしまう。
対する受けも、まぁ箱入りオメガで。ロマンス小説が好きで(それはいいんだけど)、ちょっと夢見がちでフワフワしてる所がありました。オイオイ…と言う箇所が何回かあったかなぁ。
素直なのは良いけれど世間知らずすぎた印象。
ただ、攻めの真心が通じて、二人はきちんと心を通わせあうし、相手にドキドキしたり恋の自覚をしてる様子は甘くて良かったです。
随所に攻めが受けのためにロマンチックなシーンを演出してくれて、めちゃくちゃ優しかったし、とにかくジョゼのためにと献身一途な様子がすごかったです。
ヒートも何度かあったものの最後まではせずに、二人の初めては最高にロマンチックな時間を過ごした後、恋人同士気持ちが自然と高まって…という流れで。アルファとオメガでも普通に恋人としてのエッチをするよね、という解釈とても良かったです。
ロマンス小説のような趣があり、溺愛一途で誠実なヒーローが初心なヒロインを喜ばせながら心を通わせる…ような王道の良さがありました。
石田先生のイラストがまた美麗で、挿絵の中で受けに覆いかぶさる攻めの筋肉が美しくてクラクラしました。攻めビジュが好み…!
攻めが史上最高レベルに我慢強くて一途健気で、震えました。
途中、なんだかちょっと哀れに思えちゃうほど…
受けに一目惚れした隣国の青年α王×Ωとして未覚醒の深窓令息。
「王道」と言えるオメガバースファンタジーです。
タイトルも表紙も(挿絵も)麗しい!
ジョゼ(受)の流れる金髪に手をかけ、じっと見つめるステファン(攻)。
熱視線にドキドキ…//
こちら、年下攻めの一途愛に萌え転がったのですが。
記憶喪失の箱入り王子受けに関しては、途中正直「えっ!?」「おいおい…」と思ってしまう言動が何度かあったかも。。
ここがちょっと好み・評価の分かれどころになるかな、という気がします;
恋に恋する乙女なジョゼが、(記憶喪失になったという理由はあるにせよ)ちょっとフラフラ気持ちが動きすぎ(に見える)なんですよね…
受けには一途でいてほしい願望のある自分としては、なんだかモヤっとしたところも。
攻めが文句なしに格好良くてジョゼ一筋な分、受けのフラフラ具合が引っかかってしまったのかもしれません;
物語の主人公は、カラティヨン国第四王子・Ωのジョゼ。
ヒートが来ないため他国へ嫁ぐことができず、行き遅れを心配していた彼は、避暑地への道中山賊に襲われるのですが、間一髪のところを隣国王・αのステファンに助けられます。
二人で洞窟で体を温め合う中、ステファンの香りに当てられ、ジョゼは初めての発情を迎えてしまいます。(でもまだここで体は重ねない!)
実はジョゼに片思いをしていたステファン。
そんなステファンからの求愛にときめき、結婚の約束をして再会を誓った二人ですが、直後にジョゼが思わぬ事故に巻き込まれて記憶を失ってしまいー
と続きます。
もうまず、攻めの一途っぷりが群を抜いている…!
どこまでもジョゼへの愛を貫く姿、献身っぷりが見事でした。
恋のイメージはロマンス小説の受け売り、”恋に恋する乙女”なジョゼの語った憧れのシチュを、完璧に再現するまめまめしさには頭が下がります。
特に印象的だったのは、終盤のプロポーズシーン。
詳しいネタバレは避けますが、ジョゼのためだけに時間をかけて準備したことが伝わってきます。もう本当、BIG LOVEすぎーーー…!
で、そんな一途愛を受け取る受け・ジョゼの方がですね、、
「いや、そうじゃない!!」って思わずお説教したくなっちゃうような勘違いや言動をたびたびするのですよ。
26歳でステファンより2歳年上設定なのですが、
なんというか、10代の少年みたいな感じ。。
ヒートが来ず、Ωとして未覚醒だということが、彼の幼さの理由ではあるのだけれども;
事故の影響でステファンのことを完全に忘れてしまったジョゼ。
自分をΩとして覚醒させてくれたのは、ステファンの従兄弟で辺境伯のティエリーではないかと思い、そちらに心動いてしまうんですよね。
ここ、個人的にめっっっちゃめちゃもどかしかったし、
「えーーー...」とちょっとテンションも下がってしまったかな、、
で、またもどかしさに拍車をかけるのが、ステファンの態度。
自分のことを思い出さず、ティエリーに心惹かれてゆくジョゼを見ながら、真実を告げようとはしないのですね。
また再び自然に自分に恋に落ちてほしい…という願望。
もーーー、実はステファンもジョゼに負けず劣らずロマンティックですよね!?
私が彼の立場だったら、我慢できずに「あなたを覚醒させたのは私だーーー!」って告げちゃうよ。
もう、その我慢強さに脱帽です。
で、色々あってジョゼの気持ちは無事ステファンの方を向くのですが…
(恋する気持ちが大きすぎるあまり、不器用になっちゃうステファンの気持ちが通じて良かったよー…!)
辺境伯・ティエリーに騙され彼の元へ赴いたジョゼ。
案の定痛い目に遭いそうになり(もちろん攻めが救いに駆けつけます)、反省はするのだけど、ステファン、もっとジョゼのこと叱っていいと思うぞー!!
でも、そこで「無事でよかった」とただぎゅっと抱きしめるステファンだからこそ、心惹かれるのかなとも思ったり。
妊娠中の婚約者がいながらジョゼに手を出した辺境伯については、正直なところ
「ざまぁ」展開求む!という気持ちでしたが;
ギロチン送りにしようか?と本気で凄むー
という、ちょっと珍しいステファンの姿(イラストも☺︎)が見られたのは嬉しかった◎
ということで、当て馬への制裁や、攻めと当て馬との間でフラつく受けに対する喝など、若干の物足りなさ・歯痒さを感じる部分はありつつも…
攻めの揺るがぬ一途愛によって、花開くΩの王子。
ロマンティックなプロポーズに豪華絢爛な結婚式、そして二人の間に子どもが生まれー
という幸せ王道オメガバースの世界、耽美なイラストにもうっとりしながら楽しみました・:*+.
