電子限定おまけ付き&イラスト収録
小説


月神の神官であるユスフくんと、太陽神の血を引く王族、ナディール様の物語!たいへんおもしろかったです!!
ユスフくんは「ナジャラの器」という、他人の穢れを癒すことのできる稀有な存在。けれど、その力に呑まれると若くして命を失ってしまう。死を回避するには、「太陽神の血を引く王族」との心身の結びつきが必要。
ユスフくんは、相棒である小さな竜のファーヴとともに王宮へ。ナディール様と結ばれるため、試行錯誤な日々!
序盤からユスフくんとナディール様のやりとりが軽快で面白い!両視点なので、ユスフくんの空回りっぷりや、ナディール様の、ユスフくんに振り回されてるっぷりがよくわかってうふふと微笑ましかったです。ユスフくんを応援するファーヴくんもかわいい!
ユスフくん視点だと、ナディール様にからかわれてあわあわ、いやでも籠絡しなきゃだし!な、ちょっとおっちょこちょいな頑張り屋ユスフくんですが、ナディール様視点だと初対面からだいぶおかしくって。毒蛇に噛まれても平気だし動転したからととんでも反撃するし、手当すると言うナディール様から何故か逃亡。
様子がおかしすぎる。
そんな彼と王宮で再会するナディール様。もうユスフくんから目が離せない。視界にユスフくんが入るなら目で追いかけ、彼がナンパらしきことをされていたらその場へ赴いたり、ユスフくんを餌付けしようとしたり。ナディール様視点のユスフくん、とんでもないかわいさ。つまり彼がそんな風にユスフくんを見てるって、コト…!
両片思いじゃん!いけるよユスフくん!
と、楽しく読んでおりました。
ラブコメが続くと思っていましたら、中盤からずっと涙目で読むことに…。
つらくてつらくて、でもユスフくんの優しさに救われた人がたくさんいて、助けた人達に止められても歩みをとめない。
ぼっろぼろ泣いてしまいました。
ユスフくんとファーヴくん、ナディール様はどうなってしまうんだ!と、時間を忘れてラストまで拝読。ボリュームのあるお話ですが、おもしろかったです…!!
