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表題作魚住くんシリーズ・メモリアル I'm home

リーマン 久留米
大学院生 魚住

あらすじ

魚住や久留米たちにまた会える。
好評魚住くんシリーズ完結記念本、ついに登場。
気になるその後の魚住たちの様子をお伝えするお楽しみ企画盛りだくさんでお届けします。

作品情報

作品名
魚住くんシリーズ・メモリアル I'm home
著者
榎田尤利 
イラスト
茶屋町勝呂 
媒体
小説
出版社
成美堂出版
シリーズ
魚住くんシリーズⅠ 夏の塩
発売日
ISBN
9784415088471
3.9

(13)

(4)

萌々

(5)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
50
評価数
13
平均
3.9 / 5
神率
30.8%

レビュー投稿数7

それぞれのキャラの個性が際立つ一冊

知り合いから借りてついに読むことができました。

魚住くんがアメリカ留学している再に、それぞれの仲間と交わしたメールを見ることができました。
それぞれの個性が出ていて、確かにこんなメール書きそうと笑ってしまいました。

特にマリと魚住くんのやり取りがなんだか二人の友情の深さを感じられて大好きでした。

あとは、人生相談コーナーもそれぞれのキャラらしい回答が見れて面白かったです。
確かに久留米に恋愛相談は無謀ですよね(笑)

魚住くんシリーズが大好きなファンにはたまらない1冊でした!!!

2

はい、もちろん高額で手に入れたクチですw

定価の3倍くらいでw
でも、それほどの価値があると私は思っております。
あんなに夢中で読んで感動したシリーズのメモリアルですもの!!

普通のBL作品でこんな本が出版されますか?されませんよね?
もう、10年も経ってたなんて信じられない程です。
全く“昔”を感じさせない!
10年前の私は…なんて妙な感慨にふけってしまいますが;

『E-Mails』で、本当に各キャラからメールを覗き見たような気分になり、
『A HAPPY NEW YEAR』で、離れていても二人の変わらぬ絆の深さを再確認し
(榎田さん原案で、茶屋町さんのショート漫画です)
『ストーリーダイジェスト』でまた一から読み返したくなる衝動に襲われる…。
どんだけ!!!!
『年表』は、まさに魚住くんシリーズの歴史が表に…。すごいな。
ここまで考えなかった。
『魚住基礎用語』、マメ知識満載!!覚えたら魚住君シリーズ博士になれそう。
『人生相談』では、個性の強い各キャラが容赦なくぶった斬ってくれますw
『深層キャラクタータイプ診断』は試さなかったけど。(急に冷静)
榎田さんへの『101の質問』、榎田さんを少しでも知る事が出来てにんまり。
でも現在はまた違う回答をなさるかもしれませんが。

魚住くんシリーズを読んだ方には、もう是非!!としか言えません!
余韻残りまくりに開くとまたじんわり…。
ここまで魂を揺さぶられる作品はそうそう無いと思いますが、
魚住くんシリーズがデビュー作品だなんて…ありえないでしょう!!!と
恐ろしくなります。
凄い、素晴らしい、素敵、の3S(←?)

現実に登場人物がいるんじゃないかと錯覚させられるほどなのは
きっと私だけじゃないはずです。
フィクションだと思えない…。

本当、読めて幸せ!!

1

魚住くんたちへの喪の儀式

魚住くんたちのその後が知りたくて購入しました。

遠距離恋愛を選んだ魚住くんたちに、らしいと思いましたが、やっぱりファンとしては幸せな姿が見たくて。離れても、近くにいた時と変わらない距離感のメールにじんとしました。
魚住の久留米あてのメールがよかったです。
ヒューストンに旅立った魚住と仲間たちのメールのやりとり、カラーコミック、山田ユギさんや宮本佳野さんの寄稿、Q&A、イラスト入りダイジェストなどでした。

山田ユギさんも宮本佳野さんも大好きなので、お二人の絵で魚住&久留米が見れてうれしかったです。どちらもすごく雰囲気が合ってて素敵でした。

あとがきにもQ&Aにも、もう魚住君たちを書くことはないだろうと書いてあって、それはさみしいけれど仕方ないのかな、とゆっくり納得していきました。
注文してから手元に届くまでの時間も含めて、これをめくりながらゆっくりと私の中での魚住くんたちが思い出になっていく感覚に、まるで「喪の儀式」をしているようだと思いました。
これがあってはじめて、私の中で魚住くんシリーズは完全に完結しました。
本編と3冊合わせて、大事にします。

1

シリーズのファンにはありがたい

私は運よく、ネット通販で定価販売しているときに購入する事ができました。が、たぶん雨でふやけてしまい残念な状態。。

この作品に出合ったのは高校三年生でした。茶屋町さんのイラストに惹かれて購入した文庫本だったのに、読むと文章の虜になり榎田さんのファンになったのです。

メモリアルブックには、文庫本の表紙イラストや、挿絵がふんだんに盛り込まれており、描き下ろしのショートコミックもあって楽しい。あと、時系列やキャラが答える人生相談。魚住基礎用語とか色々あり、魚住君シリーズが好きな方にはとても美味しい1冊です。

0

これはすごいっ!

メモリアル、というだけあって盛りだくさんです。
A5サイズ P157 でも絶版…。
ファンブックとか解説本という感じがします。

最初に茶屋町さんのカラー漫画が4ページ、カラーイラスト6ページ。

アメリカにいる魚住とEメールで交信している内容から始まります。
魚住が誰にどんなメールを送ったのかが読めます。
マリちゃんやサリームともメールしてますが、やはり久留米に出してるメールに愛を感じますねぇ。
久留米は「メールは苦手」と言ってるだけあり、とてもそっけない文章なのですが、かえってそれが久留米っぽくて面白いです。
あ、あと会社のPCなのか「中央商事 営業推進チーム係長 久留米」なんて署名が入っていて、その場面を想像したら楽しくなっちゃいます。

人物紹介にストーリーダイジェストには、文庫本には載っていないイラストがたくさん載っていて(たぶん雑誌掲載時に乗っていたイラストだと思う)、雑誌掲載を見ていない私には嬉しい限りです。

年表では魚住の時間経過が細かく記載されていて、「久留米、魚住を合コンに誘う」なんてのも書かれています。
どこまでマニアックに作っているんだ~、と噴出してしまうくらい細かくて楽しい。

登場人物に聞く人生相談、なんてのも…。
答えているのはマリちゃんだったりサリームだったり濱田先生だったり…。
みんな好き勝手に答えてます!

キャラクター診断、作者へ101の質問、お料理レシピなどなど…。
高橋悠さん、宮本佳野さん、山田ユギさんがイラスト入りメッセージを贈られいます。

もう魚住くんシリーズファンにはもってこいの1冊!
こんなにマニアックでいいのかっ、いや、いいのよ!

5

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