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あの日のきみを抱きしめたなら 2

anohi no kimi wo dakishimetanara

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表題作あの日のきみを抱きしめたなら 2

六浦 健吾(編集者・幼馴染)
沢木 秀利(デザイナー・幼馴染)

その他の収録作品

  • あとがき 山本小鉄子
  • ウレシイナヤミ
  • あとがき 崎谷はるひ

あらすじ

想いが通じ合ってからようやく秀利が口にした「好き」という言葉…。回り道して辿りついた幼馴染みのふたりの恋は…。
出版社より

作品情報

作品名
あの日のきみを抱きしめたなら 2
作画
山本小鉄子 
原作
崎谷はるひ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
ルチルコレクション
シリーズ
あの日のきみを抱きしめたなら
発売日
ISBN
9784344816749
4.2

(47)

(24)

萌々

(10)

(12)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
17
得点
197
評価数
47
平均
4.2 / 5
神率
51.1%

レビュー投稿数17

完結編

自分の気持ちがつかめず、しかし幼なじみのことも忘れられず、もだもだ悩む攻め。同僚の男前な女性に相談したりして、少しずつ二人の関係に前向きになります。

一方、ノンケだからこそこちらに引きずり込まないように、とあえて突き放していた節もある受け。しかし、突き放すなら徹底的にやらないといけないと思うが、そうでもなく振られたりひどい彼氏だったりすると攻めを頼ってしまうあたり、こっちももだもだしてますね。

気持ちに完全に目覚めないままHしてしまう二人ですが、なんだかんだで攻めがようやく腹をくくってハッピーエンド。

コミックに説得力があってよかったけど、どっちもうじうじしてどっちつかずの展開はちょっと2巻分が長く感じました。

0

「おまえがうぜえと思っても追いかけてやるから」by 攻め

やっぱり尊かった…

冒頭シーンは完全に1巻からの続きです。
(1巻見た方、どうぞご堪能下さい)

見事、カップルになれたが、
秀利にDVをしていた元彼が、
電話で会いたいと言ってきたり、
健吾の学生時代に付き合っていた彼女との
再開があったりと、
まぁ、よくありそうな流れにはなってくるのですが、
健吾がなんせ、男らしかった!カッコイイ!
秀利を守ろうとする彼の行動、発言が大人!
だけど、秀利の前だけでは、かなりのワンコ。
もはや、どっちがずっと片思いしてたの??
と考えるくらいで…

終電を逃して、二人でビジネスホテルに泊まっちゃうくだり…
朝帰り、二人で始発電車に乗り、健吾が言ったセリフ…
(このレビューのタイトルです)
嗚呼、もう…ごちそうさん。

1

あの日のきみへ

幼馴染同士がすれ違う、切ないラブストーリーの2巻です。今回は、1巻より覚悟が決まってカッコ良くなった健吾にキュンキュンします。1巻より2巻の方が断然面白いです。

やっと結ばれた二人。
健吾はハッキリと恋愛だと自覚してないけど、秀利にはいつも真剣に向き合ってる姿に好感が持てます。また、秀利を不安にさせないように健吾の元カノにハッキリと言うところや、秀利と一緒に里帰りする様子がカッコ良くて萌えます。10年前の秀利を傷つけたことを後悔して、これからは全部取り返すと決意してるのが良かったです。
おまけに、戸惑いながらも喜んでる秀利も可愛いし。
最後は、一緒に暮らすことになった二人の、バカップルぶりに癒されます。
ただ、残念だったのは、スーツ姿の金沢が子供にしか見えず…。
でも、切なくて胸に染みるような、読後感の良い1冊です。

3

この先輩の話は必要だったのかしら?

長い両片思いがしょっぱなから、綺麗にまとまってしまいます。
お、おめでとう!
その後は、秀利が付き合ってたDV男との別れ話や、親にカミングアウトする事、同窓会で出会った同じく旦那にDV受けている昔の健吾の彼女の事などが描かれていました。
特に、昔の彼女!
いるいるこういうタイプ!
これを最近女子力高いやら何やら云ってしまうかと思うと、うんざりします。
しかし、云ってる事は正しいのですが健吾がえらい冷たいですよね(笑)
ノンケとか云ってますが、完全に女に興味ない男なんですけど。
この先輩の話は必要だったのかしらと、私も思ってしまいました。
同じ女子でも、健吾の同僚の三尾さんは好きです。

まあ、色々あったけれど、最後には二人で暮らす事になり、めでたしめでたし。
末永くお幸せに!

0

幸せより切ない

やっと健吾が腹をくくり踏み出しました
今まで何してたんだよと、
思ってしまいましたが、
それ位の時間が必要だったのかもしれないですね

健吾が好きでたまらないのに
受け止めてはもらえない、寂しさと辛さから違う人を求めてしまう

暴力は絶対よくないですが
金沢さんの気持ちもわからなくはなかったという印象にかわりました

秀利の長年の辛さを考えると単純に良かった幸せにねとは
言えないですが

あの日あの時抱きしめていたらと気がつけた健吾に
がんがん甘えてもらいたい

1

俺得は夕奈さんだけ(笑)

私は『あしたのきみは~』の方が好きだったなぁ(´・ω・`)

何かスルスルーっと話が終わった気がする……

『あしたのきみは~』でもレビューしたんですが、崎谷さんにはシリアスよりあまあまラブラブカップルを書いていただきたい(>_<)

なので、2人のいちゃいちゃシーンは可愛くて好きでした(*´∇`*)

しかもノンケ×真性淫乱とかただの私の好物です(笑)

それにしても……こんな美しい28歳がいてもいいんでしょうか?
まじ美人だわーhshs

0

1巻と同時購入

山本小鉄子先生のファンなので、1巻と同時に購入しました。

1巻のレビューでも書かせていただきましたが、やはり私には合わなかったです。

前巻では健吾を思い遣るあまり腹を決めきれていなかった秀利が、健吾と生きていく決意を決めて見事ハッピーエンドになったことと、ふたりのバカップルぶりが微笑ましかったので、「萌」評価にしました。

前巻同様、小鉄子先生の作品特有の可愛らしい雰囲気はあまりありません。
崎谷はるひ先生の作品が好きな方の方が楽しめるのではないかと思います。

0

やっぱり女性キャラが…

やっぱり女性キャラの描き方が苦手でした。
なんか「男に媚びるイヤミ女」として描かれるだけで終わってる渋谷先輩が、ちょっと可哀想になっちゃったな。
DV男の金沢にすらきちんと救済を与える優しい視線はあるのに、なぜ渋谷先輩には救済を与えないんだろう。
なんていうか、男性キャラについては「そうしてしまう理由」を根っこから考えてあげるのに、女性キャラには冷ややかな視線を浴びせるだけって感じで。
受けが色んな男と寝る理由、金沢が殴る理由、攻めが長く自分の気持ちと向きあえなかった理由、繊細な部分まで描かれている。そこはすごいなと思う。
対する女性キャラのほうは、否定的な分析で話が終わってしまう。見た目に可愛くて男にモテる女の本質はこんなもんなんだぜ(ドヤ)、みたいな冷たさ。
で、肯定的に描かれる女性キャラというのが、主役カップルを全肯定し、ズケズケ踏み込むセリフも厳しい言葉もすべて愛ある友情ゆえという絵に描いたようなサバサバ系…紋切り型に必ずなる。
いっそ崎谷はるひさん、女性キャラを登場させないで欲しいなァと思いました。
主役や主役のまわりにいるキャラについての心理描写が細かくて優しいだけに、余計にそう思います。

主役カップルの恋の話はとても良かったです。
とくに攻めがカッコよかったです。

1

続編

こちらも前編同様、丸ごと1冊全部がひとつのストーリー。

この続編は、せつない・つらい、という感じだった1巻よりも
穏やか~な印象です^^
1巻とは2人の表情の変化が大きくて、楽しいです。
それに、お互いを理解してからの
小さな小さな嫉妬やつぶやきがオモシロイ!!

1度読んだ後に、そういう部分にも注目しながら
もう一度・二度・・・と何度も読みました~。

1巻・2巻と、2冊合わせて何度も何度も読み返して
何度もドキドキキュンキュン楽しめた作品です♪

0

ほわn

完結ww
前回カップル成立で、その後~の清算踏まえな一冊でしたね。
もちろんラブHもはさんでまさにハァハァな展開*:.。☆..。.(´∀`人)
DV男との清算とか、同窓会~とか
なにより家族との和解とか。
その後のホノボノエピソードがなんともココロホッコリさせてくださいました。

また
この後輩君のキャラクターがなんとも可愛いのであります。
デレデレだったり、ワンコだったり、
エロ~だったりwwこういう子好きです。
末永くおしあわせにw

0

美しい描写

崎谷はるひさんのsex描写というのは、ねっとり濃厚が特徴だと思っていましたが、この作品のsex描写は綺麗でした。山本小鉄子さんの描く線が美しいからだと思いますが。

1巻と2巻では二人のラブ度が全く違います。シャワー室で身体を洗い合いじゃれあう二人。健吾のものを手で宥める秀利が色っぽいです。どうしても滲む秀利の「慣れ」に健吾は苦さを噛み締めます。

ベッドでも、秀利の身体の良さに健吾はクラクラ。「好きだ」と囁くと秀利の中が締まって、健吾を翻弄。こんな身体にされやがって、と嫉妬を露にする健吾が男臭くてよかったです。


秀利も元カレと決別し、健吾の元カノ(既婚者)の問題も解決。二人はようやく落ち着いたようです。秀利を手に入れた健吾は、箍が外れたように秀利の身体を求めます。
まだ秀利はパソコンで仕事中だというのに、我慢できずに秀利の肌をさぐり始める健吾。獣のように立ちバックで腰を振る健吾に秀利は泣きっぱなし。ガクガク震える秀利がかわいい…


二人には幸せになってほしいと願わずにはいられません(・v・)

1

あの日のきみを抱きしめたなら 2レビュー。

受の可愛さは異常と名高い山本小鉄子さん。確かに設定といい、ふと見せる表情といい、凄く可愛かった…!

マイナス思考で、やさぐれで、ツンデレというよりツンの部分しか無かった受が、やっとデレの部分を見せやがるからもう…!甘い、可愛い、お幸せに!ってキュンキュンした。
しかしそこは根っからのネガティブ思考。ラブラブ両想いのハズで、10年越しの恋がやっと実ったのになんだかシリアスな雰囲気。大好きな人、それもノンケを好きだって理由でこっちの世界に引き込みたくないと相手を想ったり。それでもやっぱり自分の事は好きになって欲しいと悶々としたり。

沢木の年上の葛藤が、凄くいじらしくて可愛かった。

沢木が元彼のDV男と話し合ってケジメをつけるトコにハラハラしながらも好感が持てました。
六浦の高校時代の元カノも登場するけど…。ヘタレワンコだった六浦は悩みを相談する元カノに、思わせ振りな態度をする女性にも非があると厳しく冷たい態度で接します。らしくない六浦の様子に沢木は驚きますが、六浦は今現在貴方という恋人が自分にはいるのだから、元カノに優しくしてこれ以上貴方を不安がらせる様な態度はとらないと男らしくなっていて…。
惚れてまうやろー!

ハッピーエンドで良かった。スレ違いで10年かかった恋だけど、六浦の部屋で親に隠れてこっそりキスをして抱き合う2人が本当に幸せそうで涙腺が…っ。

描き下ろしは本編の切ないシリアスな展開と逆でバカップル話で和みました。良かったね、本当に良かったね。
そういう、愛され過ぎて悩むという幸せな悩みで悩める様になって。もう沢木が、痛い悩みで悩まないんだろうなぁと感じてほのぼのしました。

1

二人の未来がずっと続けばいいと思った。

遠回りしすぎた恋というより長い間お互いが遠回りしたからこそ実った恋なのかな、と思った。
二人の関係が恋人に変わっても不安な事は無くなったりしない。
お互いが感じる距離感というのが少しずつ幼馴染から恋人へ変わる関係と共に変化して近くなっていく、そんな恋愛。
切なさもアップした2巻は、読み応えバッチリでした。
漫画だけど、小説を読んで分かる小さな態度まで綺麗に書かれていたと思います。
その態度が後々生きてきたりしてよかった。

1

幼馴染のじれったい恋愛もこれにて完結

前巻で、とりあえず思いが通じあった二人。
大好きな健吾をこっち側の世界に引きずりこんだことを後悔し、恐れているけど、
それでも健吾に自分のことを好きだと言ってほしい、そんな秀利がめちゃくちゃいじらしかった。
「そばにいたい」という健吾に対し、向けた秀利の表情が!!最っっ高でした。
そしてそのまま身も心も結ばれちゃう二人。
…小鉄子先生、最近エロに気合入ってます(笑)
まぁ原作が崎谷はるひさんなんでね!!そう考えるとライトなほうか?
あれだけグルグルグルグルしていた健吾だけど、自分の気持ちに気付いてからはかなり強引。
そのうえかなり舞い上がってます。
両想いHの翌朝なんかはずっと秀利と、Hのことばっかり考えてます(笑)
前巻ではかなりアンニュイな雰囲気漂わせてたくせに…今はどっちかっていうと俺様なのではと思うくらい強引。
それだけ秀利のことが大事で、また秀利の気持ちを健吾自身が知ってるせいかもしれないけど。
でも、ウジウジネガティブな秀利には健吾くらい強引で、溺愛してくれる人くらいのほうがいいんでしょうね。

秀利の元カレの問題も解決し、健吾は元カノと再会しても秀利のことしか見えてなかったし、
二人で実家に帰ることもできたし、
二人が結ばれることによって、これでもかというほど幸せになれた二人なのでした。
案外健吾が自分の気持ちにきづいて、秀利に思いを伝えて安心させて、そうしたらすべてが丸く収まる話だったんですね。

幼馴染ものは大好きなんですけど、ここまでウダウダグジグジとやってたのは珍しいですね。
1巻はどちらかというとしっとり大人~な雰囲気でしたが、
2巻は健吾がすごく子供みたいなんで、だいぶ雰囲気が変わってると思います。
断然2巻のほうが二人とも幸せそうなんですけどね!
秀利の笑顔が無事見られてよかったです

3

今日も明日も抱きしめればいい

本当に良かった、と素直に思える素敵な話でした。…なんて、工夫のない感想しか浮かばないのですが。
健吾の想いを信じ始め、ようやく少しずつ『デレ』を見せる秀利が可愛くていじらしくて(実は手を繋ぐのがかなり好きっぽいのがまた…!)、評価:萌えと迷うくらいだったのですが、複数の場面で胸にじんと来て、「やり直し」の切ないラストシーンで特に胸を打たれたため、こちらの評価とさせて頂きます。

『あしたのきみは~』のように、できればこれも崎谷先生にノベライズして頂きたいですね。特に金沢さんにバレてしまった辺りのエピソードの補完がほしいです…。

幼馴染みでレンアイになってしまったら…?をシリアスに時に甘く、終始誠実に描かれており、心に印象強く残る作品となりました。

1

ほのぼのな描き下ろしが嬉しい!

1巻を読んでから続きがどうしても気になって、普段はコミックス化してから読むので雑誌はあまり購入しないのですが、健吾と秀利の二人をルチル本誌で追いかけてしまいました。待望のコミックスo(>▽<)o
描き下ろしの「ウレシイナヤミ」もめっちゃ笑えましたwとりあえず三尾さんお疲れ様でした(笑)これからも二人を見守ってあげてくださいm(_ _)mv
コミックス表紙、裏表紙の幸せそうな穏やかな表情の二人を見れて嬉しかったです。
話の内容を知っていてもコミックスを買うからにはストーリー性ももちろんですが、こうした描き下ろしやカラー表紙やあとがきも嬉しい特典ですよねvv

『ノンケは最終的に女を選べる』と言われ、健吾の愛情を「同情じゃないよな・・・?」と不安になってしまう秀利ですが、再会した渋谷に対しての冷静で大人な対応の健吾を見ていささか安心でき、やっと「好き」と言えたのではないでしょうか。
哀愁漂う秀利の表情も素敵ですが、笑顔の秀利もかわいいっv

崎谷先生の文章でも読みたいです。

2

ハッピーエンド

1巻で耐え忍んだ分のご褒美かのように、二人のラブエロがあってニマニマしました。
一体いつまで肌色シーンが続くのかと、ページ数まで数えてしまいました(笑)
ノンケの健吾とゲイの秀利、鈍いタイプの健吾と繊細なタイプの秀利。
それを感じる度に、じわりと内側を傷つける秀利。
ぼーっとしているようで、秀利の不安を解消するように健吾がしっかり決めてくれる所が好きでした。

すっかり発情ワンコになってしまった健吾が、可愛すぎでした。
ふっ切ったワンコは、猪突猛進で強いという感じでしょうかね。
いままでなにを悩んでいたの?と聞きたい位、迷いなしです。
きっと、大事にすると決めたものが出来た男の強さでしょうね。
そして、恋人になってからなのか、元からなのか、健吾の男前スキルがぐぐっと上がっていて、これが成長というものなんだろうかと、びっくりしました。
秀利にとっては、年下で感情の機微に鈍いヤツみたいなイメージがまだあったと思うので、それ以上の驚きだったんじゃないかな。
念願かなっての秀利の幸せがたっぷりと伝わってくるラブラブな2巻でした。

1巻と2巻の表紙を並べると、二人の幸せの変遷がよく出ています。
1巻の表紙はブルーで、切なさが全開に出ていて、二人の表情もシリアスで暗めでした。
2巻の表紙はピンクで、2人の間に幸せオーラが漂っていて、秀利の方からぎゅっと健吾の腕を掴んでいるのが微笑ましかったです♪
待ってた甲斐があった続きで、ワンコ攻め好きにもお勧めです。

崎谷はるひさんの手で、今回の作品もノベライズして欲しいです。
二人の後日談や、小説ならではの表現でも読んでみたいです。

4

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