抱かれた経験ないわりに、イイ顔してたぞ

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表題作その男、ロクデナシ

男鹿雄吾・(大手広告代理店エリート)
東野章緒(デザイナー)

その他の収録作品

  • その男、ロクデナシ 後日談
  • あとがき

あらすじ

デザイン会社を立ち上げたばかりの章緒の元に、大手広告代理店のエリート・男鹿から突然、仕事依頼のメールが届く。驚きながらも打ち合わせに向かうと、男鹿は傲岸不遜でロクデナシな男! 悔しいけど仕事は完璧でかなりデキる。対抗心を燃やして仕事を請けた章緒だったが、ある日男鹿に「仕事を取ってきてやった借りを返してもらうぞ」とエロいことをされてしまう。このままで済むと思うなよ…っ!
出版社より

作品情報

作品名
その男、ロクデナシ
著者
梶本潤 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
シリーズ
その男、ロクデナシ
発売日
ISBN
9784877241315
3.2

(17)

(1)

萌々

(6)

(8)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
9
得点
54
評価数
17
平均
3.2 / 5
神率
5.9%

レビュー投稿数9

大人のオトコにはタチも落ちる

梶本潤流「お仕事BL」です。
舞台は、独立したばかりの小さなデザイン会社。
そこに超大手広告代理店の営業部次長からの大きなプロジェクトの依頼があり……
この次長・男鹿はスーパー攻め様系。デザイン会社の章緒もタチなんだけど、タチxタチのカップリングながら、いわゆる「攻めx攻め攻防」にはなってない。
大きな仕事を請け負う側の章緒が、ことごとく依頼主の男鹿にたてつくのは現実的にどうなの?という疑問もありつつ、こうやって反発してくる章緒だからこそちょっかいの出し甲斐があるのかも、と思わせます。デキる男にはただ何でも受け入れるだけの相手では物足りないのでしょうね。
自分でも高いプライドがある章緒は男鹿に反発して反発して、でも彼のデキる男の磁力にホントはヤられてる。自分の実力を本気で買ってくれて推していく男鹿に惚れて、捧げてしまう章緒!
初めて受ける章緒の描写、思わずにじむ涙など、萌えます!
何ていうのかな。タチが受けになるわけだけど、どうしても屈服感はありつつも恋の甘さも感じられ、何より男鹿の大人の包容力がありますからね。章緒も負けるが勝ち…って感じで良しとすればいいんじゃないかな。本来恋に勝ち負けなんて無いんだしね!

「後日談 後編」
いつも余裕綽々の男鹿だけど、実は章緒を10年来想ってた…!章緒、良かったね〜のハッピーエンドです。

1

雄々しいのが好むのは、元気でまっすぐな負けず嫌い(笑)

そんでツンデレで流されやすいやつ(笑)


お決まりのCP!だがそれがいい!!←


独立して自分たちの手でなんとか頑張って仕事を繋げている若者デザイナー。
自分たちのしたいことを、作りたいものを作る。
そこに大きな仕事が一つ舞い込んだ。

どうしてこの男ーロクデナシーは自分たちにかけるのか。

いいようにほだされて、意識させられて。。。
なのになんか憎めない!

そんな仕事のできる男のガテン系?BL!

梶本先生の専売特許ですな!や、萌えましたよ!
見事に最後、攻めの弱みを見ることができて、さらに「こいつう」と思ってしまった(笑)

攻めのロクデナシはね、昔から受けのデザイナーに一目置いていたんですね・・・
というか身もココロも奪われた。そのデザイナーとしての才に。
10年という長い年月、そいつと仕事をするために、デザイナーではなく
デザイナー相手に仕事をする広告代理店を選んだ。

なんかそんなこと聞いちゃうとロクデナシなんて呼べないですね(笑)

まあそこまで深すぎる内容もないですし、ちょっと終わりの展開が早い気もしますが
充分楽しめました♪

攻め×攻め気質ありそうな受け☆
なかなか御馳走様でした^^

0

最初は攻×攻

帯『抱かれた経験ないわりに、イイ顔してたぞ』

広告代理店社員の男鹿[攻]とデザイナー東野[受]のデザイン業界モノでしっかりがっつりお仕事してます。
2人で立ち上げた新規デザイン事務所にある日、大手広告代理店の男鹿から依頼のメールが入りそこで彼等は出会いお互いにゲイ同士だと気付くのですが、初っぱなから男鹿にからかわれて東野は喧嘩越し。
以来、仕事での関係は続きますが男鹿の事を東野は気に入らないのですねー。
東野はゲイのタチで男鹿もタチなので最初は攻×攻っぽく始まります。
意地っ張りな東野は健気な所もあってなんか可愛い。
強引で自信家を思っていた男鹿が最後の方で10年愛と判明したりと彼は彼でなんか可愛い。
梶本さんの独特の癖(首太ッ!とか)がたまに目に付きますがそこは慣れかな~エロシーンの密度がページ数の割に濃いです。
余談ですが最近には珍しく作者の生年月日がそのまま書かれててちとびっくりしました。
今回脇の一ツ木と加賀谷は「運命なのに最悪な教師 1巻」にスピンオフがありますですよ。

1

このロクデナシ

好きな子ほどいじめたくなる的な攻と、ケツだけは死守しているゲイ受なお話。
攻×攻とありますが、妙に受である章緒ちゃんは攻くさくないのですな~。なんでだろ。
ただ、キャラクター的にはツボが多い。
攻と受は顔を合わせれば喧々囂々。口が悪いというかなんというかw
攻は受のケツを狙っている。恩着せがましくせっついてくるくせに仕事はバンバンくれると。
で、ある大口の仕事も無理やり押し付けてきて「そんなこともできないのか?ああん?」なノリだったのに、実は相手先に頭を下げてまで受のほうに廻してくれてたり。
実は10年~の片想いをしてたとか。以外に健気な部分も見え隠れする。
しかも最終的には尻にしかれるという((´∀`))ケラケラ
受も受で、ゲイだけど尻だけは誰にも許したことは無い。これからも許す気はない。
それなのに、ほだされていっちゃう具合が良いです。
濡れ場については、数とページは少ないものの、相変わらず表現がナマっぽい。
久しぶりにエロ度80パーセント以上の梶本作品が読みたくなりました。
最近ドエロス方面は描かれてないのかしら。古い作品のがエロくて好きだな~。
もちろん今のもなしじゃないんですが。
梶本先生といえばエロス!エロス!限りないエロス表現がウマです。
全体的にはまずまず。かな
あ。もうひとつ。
全体的に風潮として攻×攻になると
「攻めるのは俺だ!!」がなんとなくあるイメージなんですが、今回みたいなのは嫌いじゃない。嫌いじゃないです

0

オヤジだったのか……

 攻めと受けは、そう歳が離れていないと思ってたのですが、あとがき読んで攻めがオヤジ設定だったのねと、びっくりしました。それならもっとくたびれた感じか、フェロモン出てぎとぎとした感じか、にして欲しかったな~とあとがきを読みつつ思いました。
 いえ、普通に楽しめますよ。

 この方の作品は、受けの健気さがいいですね。ツンデレじゃなくて、ツンと健気? 男らしい外見で、健気なのは萌えます。
 ただ、どうしても漫画だと仕事の部分があまり具体的じゃなくて、残念な感じ。仕事の部分がリアルだと、他の部分も引き立つのになーと思うのですが、それを漫画に求めるのはきついのかな。(小説だと仕事内容がしっかり書かれている作品は多いのですが)

0

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