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原作未読ですが、エスシリーズのCDは聴取済です。
ハードボイルドな世界観、濃いキャラクターたちが魅力な作品です。
エスシリーズを聴取済でも、原作未読だと少しわかりにくい、理解が難しく感じます。重厚、という言葉では足りないほど、重くて複雑で深いお話です。
登場人物が多く、事件も多く、人の関係もかなり複雑です。
わからないまま、わからないことを楽しみつつ、各キャラクターを演じる声優陣の素晴らしい声と演技、深みのある台詞、言葉遣いを味わえます。
男たちの過去と因縁、どれもかっこよくてゾクゾクさせられます。
ただ今作だけだとわからないことが多すぎて、聴取後に頭を抱えることになります。
続編の「デコイ 迷鳥」の聴取も必須です。
冒頭の記憶喪失&拳銃のコンボは何とか耐えたが、
子安→近藤の「眠り姫はやっとお目覚めか?」で吹いた。
安定のヤクザものでキザな男たち。欧米か。
前野さんが張りのある美声でビックリ。
このトーンはイイですね!
エスと同じ役で小西さんと三木さんも出てくる。
なんだか得をした気分。
ラブ要素は極少、事件を追うストーリーは面白い。
犯人と被害者、バディもの、刑事とヤクザ。
英田サキ鉄板の内容。
各2枚組ですが、完全に続く内容で物凄いところで終わるので、
2も用意してから聴いたほうがいい。
フリトで近藤さんがアニメとドラマCDの演技の違いに触れたら、
子安さんが「ドラマCDは二次元の中で三次元の芝居をする」と言った。
そうなんですよね…!!
ドラマCDは声だけの媒体ですが、三次元を作るんですよ!!
よく言う「距離感」の正体はこれですね。
距離感がないと臨場感も出ない。
BLって所詮は男と男のラブコメだよね、話が薄くてつまんない。
何かシリアスで引き込まれるような面白い話ないかなぁ~。
↑と思っている方には、超お勧め!!
CDは『囮鳥』と『迷鳥』の2枚組で、両方あって初めて完成する。
『囮鳥』の方は、火野(子安)×安見(近藤)がメインで、
サブで、加賀谷(三宅)×那岐(鳥海)。
話はヤクザ物で、第一印象はダークでミステリアス。
いや、ヤクザの話というより、一般人と殺し屋の話??
主人公である安見が記憶喪失で、影のある謎の美形、火野に拾われるところから始まる。
↑もうこの時点でドラマに引き込まれる。
さらに、最近は2.5~3枚目役が多い子安さんが、90年代によくやっていたようなダークな美形悪役を演じています。コヤピファンは聴くべき。
近藤さんは、ごく普通の男の役なんですけれど、難しい役どころですね。
子安さん役が強烈なだけによく迫力負けしなかったな……どちらもすごい。
声は、地声系だけれど、決して高音だったり可愛かったりではなく、ごく自然な男の声。
記憶喪失になった時の危うさや繊細さがよく表現できていると思います。
鳥海さんは、一見よくある倦怠系キャラなんですが、どこか影がある辺り、いつもとやや違いますね。
三宅さんは相変わらずの低音で、受けをただ待ち続ける無骨な男の包容力を表現した感じ。
とにかく原作を後で買って読むほどすごく面白いんですが、評価が星4つなのは、
子安×近藤の絡みがほぼ無いに等しい…。
いや、あるんだけれど、近藤さんのモノローグがかぶってよく聞こえない。
濃ゆい絡みがあれば120点あげるところだったのにぃ~~~。(涙)
でもさすが子安さん、喋るだけでエロスが漂う。
インターさんなくなっちゃったから、このCDはもう通常の店では買えないけれど、もし興味があって、どこかで見つけたら聞いてみるべき。
ダークで耽美な香りが漂う話が好きな人には超おすすめ。
疲れた・・・。
頭も身体もフル回転で聴きました。
全身筋肉痛ですよっ!!
身体に力を入れて聴いている為 筋肉がガチガチになります。
心して聴かないと大変な事になるわよおおおおお!!
魂ごと奪われちゃうわよおおおおお!!
考えすぎて 頭が爆発してるわよっ。
ストーリーが難解すぎて ついて行くのに必死です。
でも 面白い!!
止まりませんよ。最後まで聴いてしまう破壊力の凄さ!!
声優達が 各々の役にズバリ嵌まっていました。
素晴らしかった・・・。疲れるけど・・・。
原作未読。
ワタクシ、英田サキ先生のドラマCD化作品は原作未読の状態で聞くことにしているんですが。
英田先生といえば、「デッドロック」「エス」「ダブル・バインド」シリーズと、ハードボイルド路線の緻密なプロットに沿った作品が多いですな。
また、人間心理のひずみや精神疾患についての言及も本格的です。
これ、「エス」ともリンクしているわけですが、エスよりも一層、複雑である種難解な展開をしていきます。
ストーリーのドラマティックな展開よりは、4人それぞれの胸のうちがひっそりと語られていき、それがパズルのようにリンクしていく状態。
完全に大人のドラマだと言えましょう。
火野と安見のやり取りはかなり緊張感あります。記憶喪失というモチーフを上手に使って、果たして記憶喪失になる前はどのような関係だったのか、いやがおうにも好奇心をかきたてられる。
絡みらしい絡みはほとんど出てきません。
ゆえになおさら気になる!
さて、そうした緊張感が高い中、那岐の存在にほっとしてしまったり、「エス」でも出てきた宗近のリラックスした様子に安心してしまったり…。こういう構成のうまさはスバラシイ。
できれば、「エス」シリーズから通してお聴きになることを強く推奨。
FTで各出演者がむずかしかった、と語っていますがそれも納得。
それでは、このまま「デコイ~迷鳥」へとすすめていきたいと思います。
