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表題作 龍と竜

石神龍一郎 → 中村悠一

乙部竜城 → 小野大輔

その他キャラ
高科次郎[安元洋貴]/ 奨[羽多野渉]/ 繁[遠藤大輔]/ 沙耶子[細野雅世]/ ノブ[原田晃]/ 鉄[小笠原敦]

あらすじ

「いきがるな。もっとオレに甘えろよ」
両親を亡くし、幼い弟と二人暮らしの乙部竜城は生活のために掛け持ちでバイトをしている。昼のバイト先・カフェで知り合った常連客が市ノ瀬組幹部・石神龍一郎と知ったのは、夜のバイト先のホストクラブ。トラブルに巻き込まれ怪我をした竜城を自宅まで送ってくれたのがきっかけで、石神はなにかと理由をつけてはアパートにやってきた。人に頼るまいと肩肘を張っていたはずの竜城だがその優しい一面に心を奪われて……。(メーカーより)

作品情報

作品名
龍と竜
著者
綺月陣 
イラスト
亜樹良のりかず 
媒体
CD
オリジナル媒体
小説
メーカー
フィフスアベニュー
シリーズ
龍と竜
収録時間
79 分
枚数
1 枚
ふろく
通販特典座談会CD(中村、小野、安元、羽多野)
発売日
JANコード
4580166730189
4

(18)

(6)

萌々

(7)

(4)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
71
評価数
18
平均
4 / 5
神率
33.3%

レビュー投稿数7

まさかのハートフルストーリー

私の思う中村さんの一番かっこいい声、小野さんの甘い声、
ではないトーン。
中村さんが低音というよりデブ声に近い。
やはり無理があるのか、だんだん元に戻るし、そのほうがいい。
小野さんはナチュラルかな。

ヤクザ×ホストなのだが、昼職の喫茶店の常連が攻め。
「エコやくざ」とのこと。なのでほのぼの。
受けは種違いの弟を育てるやさしいおかん。
36歳ヤクザ×不憫なハタチ。この36歳が良識的で本当に聡い人。
兄弟のやり取りも、攻受のやり取りも、温か。
まさかのハートフルストーリーだった。
トラック3の家族団欒は夫婦と養子。

気持ちを確かめる場面で、
「本音では俺を許している」
「お前が女だったらとっくに俺のもんにしてるぞ」
「甘えろよ。そうしてほしいからだ、俺が」の口説き文句が…♡
これは落ちる。
でも意地っ張りなんだな、受けちゃんが。
「取らせろよ、な」が甘い。中村さんの良さがある。

「俺の愛情に酔ったか」
「ばか」
「開けてみなよ、ダーリン」
「婚姻届だったらお断りですよ」
急激にデレ。
トラックが飛んだかと思うほど。びっくり。

「キスしてもいいか」「どうしてですか」
確かに。いつ恋愛感情に?

か弱い声で「大丈夫なんかじゃ…ない」と零す小野さんが幼気◎
「お前と颯太のもんだ」と兄弟を受け止める攻めさんは大人で男前。
「そばにいて」「惚れた相手の涙には」で両想い成立。
キスが甘い。「大事にする」宣言もいいね♡

事件を挟んで、話し合って、
やっと受けちゃんも素直に♡

「惚れた相手がたまたま極道だったんだ」は
「好きになった人がたまたま男だったんだ」並みの理論だが。

絡みは最後に一度。
小野さんの受けは気持ちよさそうじゃないから苦手だけど、
これは比較的聴けるほう。
でも何をしているかわからないし短い。

巻末コメント。和やかに。
みんなで小野さんをいじる。
出番が多かったので、女性声優もコメントにいる。

ドラマCDとしての注意点は、
子供が喋る場面は相当多いし、泣き声もある。
不快な人物像ではないが、耳障りのいいものでもない。

1

良かった!

声優様の演技すごく良かったです!
中村さんの低く優しくエロチックな低音ボイスと、小野さんの決して高い声ではないけど低くもなく、甘く優しい声の相性が抜群でした!!
エロシーンはあるにはあるのですが、あんまりエロくはないですw
全体的に、甘々??な感じの、穏やか〜なストーリーかと!
原作は読んだことがないのですが、是非買いたい!と思わされる、素晴らしいCDでした!
そして、受けである竜城の弟、颯太が堪らなく可愛いのです〜!!
ちょっとシリアスな所もありますが、最終的にはハッピーエンドです!
竜城の事を「たっちゃん!」・龍一郎の事を「龍!」って、読んでいて、その度に可愛いな〜って癒されました〜

4

中村さんの低音にびっくりした!

いやーー、やはりこの作品の一番のインパクトは中村さんの低音でした。
しかもヤクザ役で攻で低音!!
こんな声も出されるのね~~とびっくりしつつ聴きました。
ちなみに普通に低音で格好良かったです。

昼はカフェ、夜はホストでまだ幼い弟の颯太を育てている竜城〔受〕(小野さん)
そのカフェに連日現れるマイカップ持参のエコヤクザ、龍一郎〔攻〕(中村さん)
竜城がホストの内部で嫌がらせをされるシーンがあまりにそのまんまというか…もちっと陰湿ないじめでも良かった気がします。
ちょっといじめが安直に感じてしまったかな。

弟役の颯太が可愛いです、癒される~~。
なんだかんだ書いてますが、結構好きですこの作品。

3

原作で気になっていた場面が・・・

原作既読です。
原作で一番気になっていた(というかちょっと嫌だな、と思ってたところ)が、変更されてました!
原作のネタバレになりますけど、颯太が拉致されたあと竜城のアパートが火事になるところと、石神が奨に話を付けに行った時、颯太の居場所を聞き出すために奨を抱くのですが、その濡れ場を竜城に見られる、という場面です。
この2つのシーンは原作を読んだ時、う~ん、と思ってたところなので、ドラマCDで変更されて、私は大歓迎です(笑)。

声優さんに関しては、私は主演のお二人は特に違和感なく聞けました。
悪役ですが、奨や鉄もかっこいいお声でした。

3

龍と竜を背負う男

原作未読。小野さん目当てだったけど、設定からしてBLテンプレ匂が半端なかったにもかかわらず、思った以上に楽しめた。

小野さんは、凛とした美人さんな声。台詞やキャラクターの性格に女々しい部分はあまりないけど、美人だなーという印象を受ける。ぶっきら棒な男前キャラも嫌いじゃないけど、小野さんはこういう役が本当に上手い。
中村さんに関しては若干謎キャスティング。耳を疑うほどの低さ。他の低音系の声優さんを起用すればよかったのではと思ったけど、逆にそれが新鮮だったのかもしれない。
ストーリーは冒頭で言った通り、BLのテンプレをそのままなぞったような、特別目新しさのない無難なもの。だけど予想外に面白いと思わされたのは、声優さんの演技は勿論だけど、石神と竜城のキャラクターが作り込まれていて、場面場面における言動に矛盾点がなく、しっかりしていたからだと思う。
こういうCDで脇に登場する受や攻の子供は大概邪魔に思えることも多いけど、この作品の颯太はいいアクセントになっていたと思う。颯太自身本当に可愛いくて聞いていて和むし、颯太の子供という立場や台詞が、石神と竜城のキャラを引き立てている。
本編中、石神の持つ信念や、ヤクザにおけるスタンス、そういうものが強く伝わってきた。そんな石神に、惹かれるけど惹かれてはいけない、という気持ちを抱えて揺れる竜城の演技がいい。
絡みシーンの小野さんが凄く素敵でした。ここでタイトルの意味合いが分かって、気持ち的にも盛り上がった。

原作を読んでいたらここまで楽しめなかっただろうと思うので、原作は読まないで聞いた方がいいかもしれない。
設定に食われすぎず、キャラが立ちすぎず、上手くバランスの取れた良作。あらすじや設定で避けている人がいるなら、是非聞いてみることをおすすめする。良い意味で裏切られるCD。

3

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