龍と竜

ryu toryu

龍と竜
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神10
  • 萌×217
  • 萌8
  • 中立3
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
13
得点
145
評価数
40
平均
3.8 / 5
神率
25%
著者
綺月陣 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
亜樹良のりかず 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
発売日
価格
¥562(税抜)  
ISBN
9784877245320

あらすじ

「いきがるな。もっと俺に甘えろよ」両親を亡くし、幼い弟と二人暮らしの乙部竜城は生活のために掛け持ちでバイトをしている。
昼のバイト先・カフェで知り合った常連客が市ノ瀬組幹部・石神龍一郎と知ったのは、夜のバイト先のホストクラブ。
トラブルに巻き込まれ怪我をした竜城を自宅まで送ってくれたのがきっかけで、石神は何かと理由をつけてはアパートにやってきた。
人に頼るまいと肩肘を張っていたはずの竜城だがその優しい一面に心を奪われて…。


表題作龍と竜

石神龍一郎(36),市ノ瀬組幹部
乙部竜城(20),カフェバイト店員

レビュー投稿数13

甘辛mixにハマる

未読のまま2年ほど積んでいたこの本。何か甘辛いものが読みたいと思い取り出しまして、ハマりました。綺月先生の作品は昨年に「獣」シリーズは読んでいて(神評価で大好きです)、これも相当ハードなのだろうかと思いましたが、甘辛mixのとても面白いものでした。
続きの「白露」まで二冊持ってましたが、ラストまで一気にポチってしまいましたよ。
えーと、有名シリーズなのでご存知の方も多いでしょうが、ヤクザと一般青年のお話です。
ヤクザは石神龍一郎、迫力満点ですが環境に配慮してマイカップ持参でコーヒーを買いに来るエコヤクザ。青年は二十歳で、龍の行きつけのセミセルフカフェのバイトをしている、乙部竜城。4歳の弟を一人で育てている、心映えのまっすぐな勤労美青年です。
エコヤクザの龍との関係は、より多くの稼ぎを求めて飛び込んだホストクラブ、シャーク・アイランドでのバイトからぐっと前進していきます。
竜城の弟の颯太がまた可愛いくて、ヤクザモノに「嫁」モノが加わる展開ですかね。
ホスト稼業の描写も面白く、読み応えがありました。
悪役として、奨と鉄というホスト二人が出てきますが、ラスト間際に明らかになる奨の本性はすごかった、短くてもインパクトがある場面です。
綺月先生は文章がとにかくしっかりしているので、間違いはないな、と。ぐいぐい読ませてくれて、一気にハマりました。ヤクザモノと家族モノの、一冊で二度おいしい的なお得感もあります☆

3

1巻 文章力、表現力がスバラシくて、泣けます

作者の文章力が高くて、読みやすいことに吃驚しました。スイスイ滞らず読み進めます。
子供の描写が上手で、読みながら、颯太の仕草や台詞に何度も涙してしまいました。

色々感じたことを書きたいのですが、読んでもらえばわかるかな、ということで終り。良い作品でした。愛人の子に産まれた二人兄弟が懸命に生きる様子をこの巻では描いています。それに、恋人の龍一郎が関わって、運命が変わっていく。
今回は、龍と竜のシリーズ購入は、大成功。面白くて飽きません。
神評価。

「たっちゃんのカレー、美味しいよ」と、石神に「また来て」と言えなくて、3才の颯太が袖をつかんで伝える切ない場面。子供の描写が上手い・・ブログを見たらお弁当タグがありました。著者はお母さんなんですね。納得。

---シリーズ相関について:2020/9月現在の状況

「背徳のマリア・上下巻」→「龍と竜①〜⑤」→「獣①〜③」→「東西①〜④」

▶「背徳のマリア・上下巻」小説イマージュクラブ投稿作
龍と竜に登場するDr.黒崎(闇医者)、兄は精神病院に幽閉。弟は闇医者、
ライフワークが試験管ベビー育成。

▶龍と竜 ガッシュ文庫 ※関連作として「背徳のマリア」 
龍と竜 小説 2006年
龍と竜~白露~小説2007年
龍と竜~銀の鱗~小説2009年
龍と竜 ~虹の鱗~小説:2011年
龍と竜~啓蟄~小説2012年
龍と竜~清明~小説2019年
龍と竜~蜜月~2020年

▶獣シリーズ 小説ピアス誌掲載
①獣ーケダモノー 2016年4月28日
②獣・壊滅 2016年5月28日
③獣・煉獄 2016年6月28日
④獣・夜叉 2019年4月27日
⑤獣・下僕 2020年8月7日



▶『東西シリーズ』 ガッシュ文庫
※[龍竜シリーズ/関東]と[獣シリーズ/関西]コラボ小説
東の清廉、西の逆賊  2018年10月26日
東の満月、西の新月:  2018年4月28日
東の爽碧、西の緋炎 : 2017年4月28日
東の双龍、西の唐獅子 2016年7月28日



---「龍と竜」にはレシピのヒントが沢山出てきます。これはとても美味しそう。
★ジャガイモ抜きのカレー

2

碧雲

追記:
★新しい本が出ていました。ダイジェスト版で良いなら、この本一冊でOKだと思います。
https://bit.ly/30kVOkw

【龍と竜・獣・東西シリーズ~過去ノベルティ再録本~】
「龍と竜」「獣―ケダモノ―」「東の双龍、西の唐獅子」シリーズの番外編


 収録内容 
・「龍と竜~石神龍一郎の憂鬱~」
(「GUSH Premim short stories part.2」2012年4月) 
・「龍と竜シリーズ完結記念プレミアム小冊子」(2013年3月) 
・「龍と竜」(「ガッシュ文庫ときめきwinterフェアSS付きイラストカード」2013年11月) 
・「愛の結晶」(「ガッシュ文庫9周年記念アニバーサリーBOOK」2014年1月) 
・「綺月陣先生デビュー20周年記念小冊子」(2016年12月) 
・「東の純情、西の劣情」(「ガッシュ文庫12周年記念フェアinコミコミスタジオ 小冊子rose」2017年4月) 
・「GBBは竜城が苦手」(書き下ろし) 
・綺月 陣「あとがき」(書き下ろし) 
・亜樹良のりかず「あとがき」(描き下ろし)

碧雲

こんばんわ。コメントありがとうございます。
お役に立てたようで嬉しいです。

このシリーズを連載されているとき、著者は編集者と色々あって筆を折ろか考えながら連載していたようです。
あとがきに、作家と編集者の意見のすれ違いが起きていた件が書かれていました。
シリーズを追って読む新規読者は増えない・・と悲観されて、巻号付けする読者サービスをされなかったのなら、残念です。

堅いtitleですけれど、家族愛と兄弟愛を描いたホームドラマ要素にBL要素のエロスを加味した、面白い作品だと思います。
ではまたどこかで。(^^)/

ほし35

初めまして。このシリーズ、獣の途中まで読んでます。順番教えて頂いてとても嬉しいです。
龍と竜、何度でもリピートできますね。もっと好きな方が増えるといいな。

甘さが漂うハードボイルド

仁義ってこのヤクザにこそ当てはまるんじゃ・・と思わされるほど、包容力のある男前なヤクザ・龍一郎×生きることに一生懸命な美人・竜城の二人のお話です。

ヤクザものっていうのはBL界隈でも一つのジャンルとして確立してますよね。
ヤクザ攻めスキーとしては色々読んできたつもりなんですが、ここまでヤクザの雰囲気を上手く表現出来る作者さんってBL界広といえど、中々いなんじゃなかろうか・・・と思います。

龍一郎がヤクザの顔を出しているとき以外でも「あぁ・・この人はヤクザなんだなぁ」と思っちゃうんですよねぇ。
流石です、綺月先生!

二人の恋に立ちはだかる悪役ですが、まぁみごとな下衆な男達でして。
顔と奇麗事をペラペラ話せるってだけが取り柄の男たちですw
うーん・・三流な男たちだなぁと思ったりしましたが、まだ二人が想い合ったばっかりだったからこの程度の敵で済んだのかな~、とまるで傍観者のように思ったりしましたw
ハマりすぎww

う~ん・・でも龍一郎自身がカナリお偉いさんのヤクザだと骨身に染みてる割には敵がなめすぎなような・・・気がしないでもないですね。


補足ですが、竜城の弟くんもとっても大事な登場人物として出てきます。
4歳の男の子ですw

まるで二人の子供のように扱われるのでBLなのにファミリーが読めるという美味しさもありますよw
美人のシングルマザーに惚れたヤクザの図か・・・と思ってしまい、ニヤリとすることが度々ございました 笑

2

子供と受けと地球に優しいBLヤクザ

綺月先生は甘いお話のイメージがないのだが、これはあったかくて優しい気持ちになれる作品で、とても好みだった!

とにかくキャラがいい。受けの竜城は幼い弟を育てるため、昼はカフェで、夜はホストで働いているが、殴られたり脅されてもへこたれないところが、女々しくなくていい。
一方、石神はヤクザの幹部。見た目は怖いけど、子供好きで、弟の颯太と過ごす時間は本当のお父さんみたいに接している。
小さい子と屈強な男が団欒している場面は、本当にほのぼのする。石神がなぜ颯太を可愛がるのか、ちゃんと理由があるので、ヤクザと子供、という一見ミスマッチな取り合わせも、違和感を覚えない。竜城とも、一切エロい展開なしで、自然と心が通い合うのがよかった。

終盤はちょっとバイオレンスな展開になって、めちゃくちゃハラハラした~。子供が危険な目に遭う、というのはフィクションと言えど本当に心臓に悪い…。取り乱した竜城が石神を思わず殴ってしまう気持ちも理解できるし、石神が、二人を守る、という言葉の通り、行動で愛情を示して見せるのもカッコいい…!

ナンバーワンホストで石神と肉体関係もあった奨がまた、実に強烈な人。ただのライバルキャラ以上の個性を感じ、印象に残りました。ナンバー2の鉄と言い、一筋縄ではいかない脇役の描きかたも秀逸で、途中、読んでいて本気でイライラした(笑)
それだけに、ラストはホッとしたし、スッキリ。続編もたくさん出ているので読むのが楽しみ。

2

昔の時代のヤクザさんみたいでした。

それこそ、仁義を重んじ弱きを助けるやくざ者、江戸時代を舞台にした清水の次郎長や森の石松の映画みたいな(って分かってくれる人はどの位いるんだろう?)。
人情と任侠がいいバランスでミックスされていると思いました。
ただ、悪者がちょっと小者かなという気はしなくもありませんでしたが。しかも、暴走しすぎ。しっかりしたバックもいないのに、石神相手を敵に回して拉致とか・・・。
あと終盤でちょっと痛い場面があります(ここは好みが分かれそう)。
私はここはあまり好きじゃなかったんですが、作品全体を見るとやっぱり萌えるところが多かった印象なので、萌x2の評価です。

亜樹良さんの挿絵もとってもかっこいいです^-^。

1

家族もの+ヤクザ→アットホーム

綺月作品というと痛いと思ってましたが、これは温かいお話でした。こういうお話もちゃんと面白くて、痛いお話が得意と言ってもそれしかないわけじゃないんだと思いました。
描写に過不足がなく、作者の思い入れが暴走しないから読みやすかったです。

子連れ物は苦手なんですが、弟ということもありこれは平気でした。颯太が健気でいい子だったからかも。家族団らんしているシーンはほほえましかったですし、恋よりも颯太を優先してやれる龍の懐の大きさや父性に、いい男だなぁと。

三人でお風呂に入った時に、するっと尻を触る龍にはまいりました。まだ気持ちも確認していないのに、さらっと一瞬触るなんて!口説き方も惚れ惚れするほどいい男で、すごくかっこよかった。大人の男、って感じでした。

敵役の奨にはがっかりでした。きっと鉄が言うようにいろいろあったんだろうけど、だからと言ってやり方が汚すぎて同情できませんでした。でもなんか気になる子で、いつか幸せになってほしいとも思います。

甘さも控えめでエロも控えめなのに、なぜかスラスラ読めて面白かったです。

1

人情ヤクザ

それぞれに必要なものをお互いに求めて満たされて。  ヤクザものということで勿論すんなりといくわけもなくカタギの竜からすれば、やっぱりヤクザのせいでという事件も起きて感情が爆発します。 でもそれを最終的に包み込んでしまえるくらい懐の大きな人間の龍一郎です(そしてその組の人間も)。 昔気質と言うか義理人情のヤクザって感じで、最近よく読む見た目もカッコ良くてスマートな雰囲気のヤクザとはまた一味違い惹かれるキャラですね。 そしてこの本には4歳の竜の弟・颯太の存在も大きくて最終的には家族愛的な? 不覚にも泣いてしまった(笑)

1

ハードボイルド風味

攻・市ノ瀬組幹部 石神龍一郎(36)
受・カフェバイト店員 乙部竜城(20)

マイカップを持参して毎日のようにやってきては、キャラメルラテ・ミルク多めをオーダーする男、石神龍一郎。
龍一郎は竜城の笑顔の接客に癒されに通ってました。

竜城は強面のお兄さん達を連れた龍一郎のことは、もしかしたら(やくざ?)…と思いながらも、カフェでの言動を見る限りでは怖いとも不快だとも思っていない。
むしろ迫力のあるおじさんが「ミルク多め」なオーダーをするさまを、ほんわかした気持ちですすんで接客していました。

竜城には4歳の父親違いの弟がいます。
誰からも援助を受けていないので、バイトの掛け持ちをすることに。
雑誌で見たホスト募集広告の高額報酬につられて面接を受け、見習いとしてホストクラブに勤め始めます。

接客業のアルバイト経験の豊富な竜城は、クラブ内でも気を利かせて立ち回ります。
それを支配人に認められ、他の見習いよりも早くにフロアで働くように言われました。
が、それを気に入らなかった誰か(NO.2ホスト)の差し金で、店を出るなりやくざに殴られてしまいます。

翌日、傷を負ったままカフェで仕事をしていたところ、龍一郎に見咎められて「市ノ瀬組のやくざにやられた」と言ってしまいます。
竜城の一言から彼が働いているホストクラブを突き止め、客として現われた龍一郎は、NO.1とNO.2の2人に、竜城の面倒を見ろと命じます。

しばらくはホストクラブの仕事も目立ったトラブルも無く(仕事用スーツにタバコの焼け穴が出来ていたりとかはありますが)勤めていたが、竜城の住むアパートが火事になり、弟の颯太がさらわれます。
龍一郎が組の方でトラブルを抱えていたため、竜城は「龍一郎がやくざだから、そのせいで自分達がひどい目にあうのだ」と責めてしまいます。

颯太を拉致したのは竜城に嫉妬したNO.1とNO.2ホストでした。


攻がやくざの場合でも、BLではドロドロとした任侠道や血生臭さを感じさせることってあまりないよに思います。
権力も金もあるけど、妙にスタイリッシュでかっこいい攻はよく見かけますが。

龍一郎は男臭くて本物っぽい匂いがします。

そのホンモノな龍一郎の、カフェで見る顔と、やくざの幹部の顔と。
そのギャップに惹かれ、実は愛情深い龍一郎を好きになりますが、大嫌いなやくざ家業…その為に災難に巻き込まれるのは嫌です。
でも颯太と三人でいるときの龍一郎は優しくて愛しい。
ずっとこんな穏やかな生活が続けばいいのに、と思ってしまう。

やくざ家業に関しては冷酷非情、精神的肉体的に強靭、妥協しない龍一郎でしたが、竜城に関することには少々甘いようです。
結局は、竜城の覚悟一つにかかってくるわけです、このカップル。

2

エコヤクザ

ヤクザ物ですが、結構アットホームで明るいです。
親を亡くし、幼稚園児の弟を養うために必死で働いている竜城と、竜城の勤務先のコーヒーショップの常連のヤクザ・石神。
バイトを増やそうと探すうちにたどりついたホストクラブで働く事になったが、トラブルに巻き込まれヤクザに殴られてしまう。
それを助けてくれた石神を家に招きいれた事により距離が縮まる。
弟に懐かれた石神はちょくちょく竜城の家に来るようになるが…という話。
大人の顔色を伺ってばかりだった弟が石神の出現で子どもらしく変わっていってました。
石神が大人の余裕で竜城と弟の家庭に馴染んで行く様が本当に家族みたいで微笑ましいです。
全体的にテンポが良くてスラスラ読めました。

2

龍がいいですね!

龍がいいですね!とても魅力的です。エコヤクザだし。
颯太も可愛くていじらしくてたまりません。

極道ものですがその部分はそんなに強調されていません。
必死に働いて颯太を育てる竜城とバイト先のカフェ の常連客でさらにもうひとつのバイト先のホストクラブの経営母体の暴力団幹部の龍が必然に出会います。
家族のようなほのぼのした時間はこちらにとってもとても癒しでした。三人とも幸せそうで温かい気持ちになります。
だけど竜城よ、なぜホストクラブを選んだ。そんなおいしいわけないよー。それに夜間颯太を一人きりにするなんて危ないよ。
ホストクラブ内での男同士の嫉妬や足の引っ張りあいや鉄からの嫌がらせや借金を負わされるシステムなど読んでいて辛かったです。なぜホストに!大人だと何度も宣言しても危険なバイトに飛び込んでいって。
でも根性があるので折れたりしません。最後も辞めないって宣言します。

最後の濡れ場の表現で初めて舌が喉まで及ぶ激しいキスを読みました。そんなことできるんだ!
がっつかれましたね。
とても苦しそうでしたが竜城は根性を見せ最後までやりとげます。
そして極道に嫁ぐ覚悟も決めます。嫁扱いか!

龍は初めから竜城にひかれていたんですね。
どんどん距離が縮まって。家庭の暖かさも感じて。颯太も龍になついてお父さんお母さんですね。
極道を部屋に入れたお前が悪いって。確かに関わる覚悟が必要だったのかも。でもまさかあんな目に合うなんて思いもしませんよね。

シリーズが続くようなのできっと危険な場面も出てくるでしょう。あんまり危ない目にあわないといいけど。

2

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