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表題作地獄めぐり 上

閻魔
二代目閻魔
緒野瀧群
地獄で働いて1年になる人間

その他の収録作品

  • 想い出めぐり
  • 烏枢沙摩明王さまのプチ講座!

あらすじ

役所に勤めて三年目の緒野は、上司の退職に伴い地獄での職務を任され、閻魔の手伝いをしていた。しかし緒野は閻魔に口説かれ…!?
出版社より

作品情報

作品名
地獄めぐり 上
著者
九重シャム 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス リンクスコレクション
シリーズ
地獄めぐり
発売日
ISBN
9784344816961
3.7

(39)

(15)

萌々

(5)

(16)

中立

(1)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
13
得点
144
評価数
39
平均
3.7 / 5
神率
38.5%

レビュー投稿数13

地獄物

不思議な味わいのある九重さんらしいお話ですね。
絵がとても綺麗です。すっきりとしていてこの頃の絵が好きです。

元人だった閻魔と地獄係?の人間の緒野。毎回くどかれてもかわしていた緒野がどうして閻魔の相手を?

お互い似たところがあって寂しそうで手を差しのべたくなって。

失った大切な想いを抱えながら何を思って抱き合うのか。寂しさを埋めてあげたいのかな?

地獄物ですが残酷な描写はあまりなく、役所の地獄係?の緒野が地獄では人気者でほのぼのしてます。

0

まさかの設定

(水)(木)(金)の3日間3時~地獄での業務担当がある役所…まさかの設定です!
何課に当たるんだろ?

罰に針の原10往復とかいう無茶ぶりした割には庇うんですよねー閻魔さま。
自分の行動で違う人間が傷付くのって堪えそうです…。
閻魔様だからすぐ治るとはいえ…。

ってか閻魔さまが絶倫すぎて付き合い切れないと思った時の瀧群の行動が…w
まさかの、接合部付近握りつぶさんばかりのお手伝い。
流石の閻魔さまも悲鳴をあげていらっしゃいます。
対する瀧群はしれ~っと「イクのに手を貸してやったんだ。貴様のセックスはしつこい。」ですかんね!
ちょっと楽しい←

瀧群は学生時代に奥様のいる教授と肉体関係にあったんですが、教授が亡くなりまして地獄で沙汰を受ける話があるんですが…閻魔の前で教授のついた嘘が悲しい…。
瀧群との関係を後悔していない、でも奥様への償いのために何があっても真実を口にしない。
裁かれると分かっていて…敢えて罰を受けるためについた嘘。
閻魔さまもそれがわざとだと分かっているのに…。

ところで、教授の行く地獄はやっぱ衆合地獄ですかね?
某一般地獄漫画を読んでいるからか、そのあたりに気が行きました←


牛頭と馬頭の2人が可愛いキャラしてます。
和む~!
癒しキャラです。

0

とてもレアな題材

初めて九重シャムさんをこの作品で知りました。
表紙の繊細な色遣いとそのファンタジックなタイトルに惹かれたのですが、この作品で一気に九重さんの世界に引き込まれました。

地獄というタイトルで怖いイメージを持つかもしれませんが、そんなことはありません。
出てくる登場人物たちは鬼だったり、神だったりするのですが、どこか人間っぽい所も併せ持っていて、罪人には厳しいのですが、人間界から地獄へ手伝いに来ている受け様には優しくて気を遣ったりもしています。
攻め様は元は人間なのですが、今は地獄で閻魔王になっていて、罪人には恐ろしい存在ですが、受け様のことは気になっていて言い寄ったりしています。
受け様は内向的で、感情を内に秘めるタイプ。人を傷つけるよりは自分が傷ついた方がいいと考える人です。
2人はあることがきっかけで体の関係を持つことになるのですが、特にお互いをどう思っているのか伝えることなく体の関係だけを続けています。
でも、特に閻魔の瀧群を抱く様子はとても丁寧で、しつこくて、とても執着が強いように見えます。
瀧群も閻魔のことは憎からず思っているようだけど、表面上は冷静さを保っているように見える。
傍から見たら恋人同士の睦みあいのようなんだけど、2人とも想いを言葉にしないのがちょっと切ない。
この巻では受け様の昔の恋も語られるのですが、それも結構切ないです。
閻魔の過去やそれを知っている登場人物もいて、まだまだ謎が隠されていそう、というところでこの巻は終わっています。

ところで、閻魔の周辺のキャラたちも魅力的で、特に吽傍と阿傍は、ほのぼのキャラで癒されます。^^
評価はあえて萌x2にしてますが、これは下巻で大波がくるので、差をつけるためにそうしています。


2

どんな引き継ぎをしたのでしょうか?

役所に努めて3年弱で舞い込む地獄でのお仕事。
水・木・金の3時から。
主な仕事は閻魔の部屋の片付け、そして書類の整理等。

毎回口説かれるも概ね環境の良い職場で、魔が差した事から身体の関係をもってしまう。

お互い惹かれ始めているものの口に出せないまま、滝群が昔愛した恩師の死を知り地獄に来ているのか確認してしまう。
それをきっかけに、元人の子という閻魔が人の感情を懐かしみ落ち着かない感情に振り回され始め、それぞれの心の所在を見つめていく。

初読みは少し難解で何度も読み直す事で深い底に辿り着ける感じです。
残念ながら読み方(見せ方?)が悪いのか、それとも割とリアルな鬼の形相でかわいい会話に意識が向き過ぎたせいか、大切なシーンをそれとわからないまま度々素通りしてしまう事もありました。

3

ドキッ!イケメンだらけの地獄良いとこ一度はおいで!!

和風ファンタジー・地獄ものです。
地獄極楽和風ファンタジー系が好きなので手に取りました。
地獄の長・閻魔と、現世の人間・役所務めの緒野瀧群の逢瀬のお話。
ガチガチに和風でもなく、スーツ姿の阿・吽がいたり、
どちらかと言うとパラレルよりな雰囲気です。
シリアスめのお話ではあるのですが、
どこか優しかったりほのぼのしています。
地獄の色んなキャラクターが出てくるのも魅力的です。

見ての通り、閻魔(攻め)と瀧群(受け)の体格差がすごいです。
受け、攻めの見た目がはっきりとしているのが特徴的です。
閻魔のムッキムキの体がたまりません(にやにや
そして閻魔様は絶倫です(`・ω・´)キリッ
一日一回はヤらないと発狂するそうです。
瀧群もすぐに閻魔様にお手つきにされてしまいますア~レ~

ひょんなことから地獄で働くことになった瀧群ですが、
地獄の閻魔様はガタイのいいイケメンでしたww
そんなイケメン閻魔さま、瀧群を口説き落としてエッチしまくります。
体は許した瀧群ですが、なかなか閻魔に心を寄せてくれません。
どうやら瀧群には昔、好きだった人がいたようです。
そしてその瀧群の好きだった人が死に、地獄で再会します。
閻魔は瀧群がその昔好きだった人に会うために、
閻魔である自分を利用したのではないかと、嫉妬し、腹を立てます。

そして閻魔は昔人間だったらしいのですが、果たしてどんな過去があったのでしょうか。
次巻、閻魔の過去が明らかに。

1

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