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サディスト大佐×犯された捕虜
設定やら軍服やらサイッコーに好みなんですが!アービングさんがヤマモトに堕ちるのが早すぎて、、もっと●兵たちにアレコレされるヤマモトさんが見たかったです、、_(:3 」∠)_
こういう時は捕獲した側優位が好きか、今回のように捕獲された側優位が好きか、分かれるところですね・・・!
ただ、その後の展開は、たまりません。自己利益優先なイメージの強い●兵のアービングが自らの危険を顧みずにヤマモトを危機一髪?で救い出す・・・アツい、アツすぎる・・・!
戦後の二人のアレコレももっとあってもよかったのでは?と思います。
※時代考証はうすめ
とにかく、丸っと一冊この物語を読みたかったに尽きます!
ただ、同時収録作も、それはそれで面白かった・・・!軍人はイイ・・・_(:3 」∠)_
2009年発表の水上シン先生による濃厚ハードBLの傑作。
「虜囚麗人」
時は20XX年、連合国軍と極東のヤマト帝国との交戦中…という設定。
そして、連合国軍の捕虜になったヤマトの若き指揮官・ヤマモトは、無惨に性的拷問を受ける…!
軍服、陵辱、敵に何もかも見られ奪われる屈辱とそれでも保ち続ける尊厳。
敵国の残酷な大佐・アービングは、死も屈辱も恐れぬ神秘の黒い瞳に魅入られて。
ヤマモトの方もアービングの本気を感じ取り、敵でなかったら彼の愛を拒めるだろうか、と自問する。
連合国軍の好色な将校たちからヤマモトを守るため、国を裏切るアービング。
…と続いていき、緊迫の逃避劇へ。
戦争とそれに伴う残酷、許されない愛、極限状態での肉欲と快楽…それらが水上シン先生の濃ゆい絵柄で耽美に華麗にじっくり描かれています。
アービングの隻眼と麗しい軍服のマント、ヤマモトの凛々しさと色気。
絶対一度読んだら忘れられない作品間違いなし。
「ジェネラル・ダンディ」
また敵国もの。
連邦国軍将校・ヴォイツキーはD国軍のヘルマン中隊長を拷問している。
拷問は途中から性的陵辱になっていき…
ヘルマン中隊長は幼馴染で恋人のヨーゼフとの事をしゃべらされるが。
…コレね。面白いの。最後まで読んで!としか言えないんだけど、そうだったの!というかそうなんだ…というか。
2人とも鍛えられた軍人なんで、筋肉同士の軍服半脱ぎHは少々ゲイちっく。
「夏日〜親愛なる軍曹へ〜」
ヤマト国で暮らすアービングのその後。クスッと笑えるSS。
ブライト軍曹の元にアービングからエアメールが届く。
ヤマトの国の夏は湿気と暑さが最悪だ、と。
(だが裏庭ではヤマモトが一緒に行水しようと全裸で…)
だからこの国の夏は最高にすばらしい、と。
読む方はハテナしかないよね。
「愛玩少年番外編 白昼夢の面影」
あの後藤、登場。
後藤が荒れ果てた清瀬の実家の屋敷に勝手に立ち入る。するとそこには清瀬に瓜二つの少年が!
キャラメルを一つ手渡して去る後藤…そう。あの思い出のキャラメル。
後藤の切なさが胸に迫りますね。
敵の男に抱かれ溺れる禁断の情欲!!ということで、一冊のうち1作品以外は全て敵同士の許されざる恋でした。
軍人×軍人がこんなにも詰まった商業blは初めて読みました。
20××年、戦争に染まった世界で、ヤマト帝国軍の美しき中尉・ヤマモトさんは、連合国軍の捕虜となってしまいます。
敵将であるアービング大佐に凌辱という名の拷問を受けるうちに、心とはうらはらに体が甘く蕩かされてゆきます。
しかし、アービング大佐がヤマモトさんに行なっている特別待遇が上の人にバレてしまい、ヤマモトさんは敵軍の軍人たちに犯されそうになってしまいます。
そんな中、ヤマモトさんを助け出そうとアービング大佐はヤマト軍のヤマモトさんの部下に大事な鍵を渡します。反乱を起こしてでも、ヤマモトさんを守ろうとしたのです。
2年間の服役のその後、アービング大佐はヤマト帝国に渡ります。ヤマモトさんと2人で、余生を幸せに過ごすのです。
性的な拷問描写が好きな方にはおすすめの一品となっています。
また、同時収録作品である、ジェネラル・ダンディ、白昼夢の面影も最高でした。
表紙を見てかなりヘビーな凌辱モノと想像してたのですが、いい意味で裏切られて萌えました。
軍隊と架空の国(だけど古い時代の日本?みたいな)が舞台なので、軍服と和服が好きな方にはお薦めです。
主人公達は敵軍同士なので、もちろん凌辱シーンはあるのですが、攻め様が男前な所を見せてくれて、思っていたほど酷いものではありませんでした。
攻め様が徐々に受け様にのめり込んでいく様子や、のめり込んだ後も心を開かない受け様との関係が切ないですね。
俺様・鬼畜な攻め様が見せる受け様に対する執着や独占欲はいつ見ても萌えます(笑)。
同時収録にはこれも軍人モノの「ジェネラル・ダンディ」、表題作の番外編「夏日~親愛なる軍曹へ~」と単行本「愛玩少年」の番外編「白昼夢の面影」が収録されています。
「ジェネラル・ダンディ」も主人公達は敵同士、「白昼夢の面影」はちょっと切ないお話ですが、本編の「愛玩少年」を読んでないとちょっと分かりにくいかもしれません。
『愛玩少年』で水上軍服にハマった私には、どんぴしゃな耽美でシリアスな水上作品。登録情報をみると、どんな鬼畜な作品かと思うけれど、全体を通してみると「痛い」とか「せつない」よりも「あまあま」が印象に残るお話でした。
ショタ受けが多い水上作品ですが、こちらの受けのヤマモト中尉は美しい大人の男で、敵将のアービング大佐と比べるとかなり小柄ながら、引き締まった体と精悍な顔、そしてアービングが惑わされることになる夜の闇のような瞳がとても魅力的です。
大柄で片目に眼帯という強面な容姿のアービングが、ヤマモトに骨抜きにされて「おまえを国に連れて帰る」とまるでプロポーズみたいに大真面目に言ったり、ヤマモトを慕う部下のタカムラの前で彼を犯し「ヤマモトは私のものだ」と執着する様が、なんて言うか…わんこです!めっちゃ可愛いの。超大型の狂犬が実は可愛いわんこなんですよ!
ヤマモトは最初は拷問としてアービングに凌辱されるわけですが、彼に想いを寄せたのは決して快楽からじゃないところも良い。気持ちの熱が体を通して伝わるんです。アービングがプレゼントした襦袢のヤマモトがとても色っぽいですが、私は仕事中のアービングの妄想の中のヤマモトの扇情的な姿が頭に焼き付いています。めちゃくちゃソソリマス(//∇//)
戦時中の雰囲気たっぷりなのに物語は20XX年だったり、どう見ても昔なのにカードキーとか、つっこみどころも満載なので、シリアスなのにシリアスになりきっていないところが残念ではありますが、その分楽しく読める作品です。
・『ジェネラル・ダンディ』
こちらも軍服モノです。捕虜を縛りつけて凌辱する敵国の参謀将校。男を知っている体に「恋人の名前を言え」と命じるが…。何のことはない参謀将校がその恋人です(笑)所謂、恋人同士の凌辱プレイです。どちらも屈強な男で、エッチが濃厚です。「次は俺が攻める番だから」とリバが示唆出来るので、いつか是非!!
・『白昼夢の面影』
『愛玩少年』に出てきた後藤中尉のお話です。戦後、かつて愛した少年兵の清瀬の実家を訪ねた後藤が、そこで出会った少年は…。
タイトルのそのまま、夢のような幻のような出来事。後藤は私が知っている水上作品で一番切ないキャラです。