• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作蛇とワルツ

竜巳杏二,完全会員制クラブ「PetLovers」の蛇,24歳
仁摩遥英,完全会員制クラブ「PetLovers」のオーナー,34歳

同時収録作品蛇とワルツ

竜巳杏二,完全会員制クラブ「PetLovers」の蛇,24歳
倫也,完全会員制クラブ「PetLovers」の猫/仁摩遥英,完全会員制クラブ「PetLovers」のオーナー,34歳

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

俺はあんたを甘やかす、優しいペットだ。まるで恋人のような」
「Pet Lovers」のオーナーである仁摩遥英は、仕事が恋人というワーカホリックだ。そんな仁摩は、問題児のペットを躾け直すため自宅マンションで預かることに!カテゴリー爬虫類の蛇、竜巳杏二だ。命令しても働かず、呼んでも振り向かない扱いづらい彼に、仁摩はうんざりする。だが、不遜なばかりではない杏二を知るうちに、まるで恋人のように惹かれ初めていくのだが、ある裏切りを知り・・・Pet Lovers至上の恋、登場!(本誌あらすじより)

作品情報

作品名
蛇とワルツ
著者
榎田尤利 
イラスト
志水ゆき 
媒体
小説
出版社
大洋図書
レーベル
SHYノベルス
シリーズ
犬ほど素敵な商売はない
発売日
ISBN
9784813012047
4.1

(116)

(55)

萌々

(28)

(29)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
25
得点
476
評価数
116
平均
4.1 / 5
神率
47.4%

レビュー投稿数25

年下蛇攻め!蛇へのイメージがだいぶ変わりました。

Pet Lovers シリーズ ラストは蛇。

実はPet Loversは、3人のオーナーで仕切られていた!
他のオーナーのペットだった
杏二を躾けなおすことになった
オーナーのひとり、仁摩のお話。

神として崇められたり、悪魔の化身とされたり
イメージが分かれる生き物。
舌は2つに裂けてるわけだから言ってることも
どこまで信用していいのかわからない・・・
哺乳類と違って、喜怒哀楽がわかりづらい蛇。
そんな得たいの知れない蛇と種別された男
杏二は、期待を裏切ることなく蛇でいてくれました。
そして蛇への偏見を解いてくれましたよv
俄然!変温動物の蛇が好きになりましたvvv

Pet Loversそのものを舞台に
今までの登場人物も織り交ぜなかなかにおもしろいドラマ。
たくさんの会員にペットを提供しつづけた
オーナー仁摩のペットは、とびきりの蛇だったわけですv
しなやかに美しく賢く獰猛な毒を持つ
この蛇が、犬、猫、ライオンの特性も全部持ってるんですよねぇ。
オールマイティのペットのような気がしましたよ。
年下蛇攻め!なかなかいいっすね!
蛇へのイメージが大変よくなりましたよ。

6

面白さヘビー級 d(>_・ )ヘビナダケニ…

今作は、PetLoversシリーズ4作品あるうちのラスト。とうとう読み終えましたー。最初1作目を読了後、シリーズものだと知った時には大いに慌てました。何せ金欠病でしたし、心の準備が出来ていなかったもので。けれどもシリーズものであると知った以上、やはり全巻読みたいと思うのが人間心理。

3作目のレビューでもコメントした通り、今作の主人公の一人は3作目の脇役にしてPetLoversのオーナー仁摩です。しかも!仁摩が受け?!って。「えーっ、そうきたかー!」と思わず叫び声。絶対攻めだと思っていました。「あー、なーる。だから3作目の受けとはCPにならなかったのか」と妙に納得しました。それだとフツーすぎますもんね(´ー`)

ですがこの叫び、決してがっかりの叫びではありませんよ。むしろその反対。楽しそう♪ワクワク期待で胸が膨らむ思い。もしかして年下攻めって、私のツボだったのかもしれません。普段あまり意識したことはなかったのですが、そういえば、私の大好きな丸木文華先生の作品では「罪の蜜」がかなり好きでして、これも年下攻めでした。

それはそうと、2作目のレビューで私、一つ一つの作品が独立しているため、どこから読んでも大丈夫!と断言してしまいました。3作目を読み終えるまではホント、そんな感じだったのです。

ところが今回この4作目を読み始めると、3作目のスピンオフであることが分かり、しかも驚いたことにのっけから1作目の主役の登場。轡田です。今作の受けと轡田は親友の間柄だった事が判明。ユキは最初の方では名前だけ出てきます。でも中盤かなり良いタイミングで登場、ユキがとても良い働きをしております。終盤、祝いの会にも出演。二人のラブラブぶりを拝むことが出来、ホントご馳走様な4作目でした。

2作目の主人公たちは直接オーナーと関わらなかったこともあり、本当にホンの少しお印に登場する程度でした。暴力シーン満載なため、苦手な方は2作目を抜かして読んでも何の支障もないでしょう。その為1作目を読まれた方、あるいは3作目を読まれた方は、今作もご覧になると楽しさが倍増すること請け合いです。もちろん、今作のみでも十分楽しめますがね。

さて、今作の攻めは蛇です。最初は「蛇かー、爬虫類は苦手だなー」と引き気味でした。でも、攻めが「さみしいヘビのニョロリ」という絵本を受けのために読んでくれるシーンがあり、その内容に触れたとき、ヘビ良い!と思うようになりました。

その絵本、ホントにあるのかな?と検索してみましたがヒットしませんでした。榎田先生の創作によるものです。とっても心に響く可愛い物語でしたので、榎田先生、BLだけじゃなく、児童書いけるじゃないですか、と思ってしまいました。

途中、受けが攻めを疑うシーンがあり、私は心の中で「えー、止めて、止めて。疑ったりしたらダメだよー」と悲しくなりました。でも攻めは本当に二重スパイだったのですね。疑ったりしたため、受けが攻めから愛想をつかされるシーンは見たくない、と思っていただけに、この展開は自分的にはグッドでした(σゝω・)b

それに攻めが、どんどん受けを好きになっていく様子が見てとれたので、二重スパイと知った後も、私は攻めを責める気にはなれませんでした。ちゃんと二重スパイを止めていますしね。

最後はお決まりのハッピーエンド♪とっても良かった&楽しかった&どの作品も皆好き。それぞれ甲乙つけがたく、それぞれの作品ごとに良いところが沢山あって♪シリーズものアッパレですね♪☆.。.*・゚☆長々と有難うございました☆゚・*.。.☆

6

読み終わりたくないほどよかった

 ああー全シリーズ読み終わってしまった。シリーズを通して、どのカップルモエロくて綺麗だった。

 最終巻の主人公は、「ペットラバーズ」のオーナー仁摩さん。おー、「猫」で雨宮さんのことを気にかけてくれていた人だ。轡田さんとユキも登場。まさに集大成って感じだ。

 杏二がヘビ属性。ヘビ・・・シリーズ史上、一番よくわからない属性だ。変温動物だから、主人に応じて機嫌が変わりますよって感じかな。
 後半、尽くす男に変貌する杏二がすごい良かった。今回、仁摩さんも杏二もガタイがいいから、いったいどっちが受けなんだろう?って戸惑ったところもあったんだけど、やはりテクで勝る杏二が、強引にコトに及ぶことになるんですねえ。年下攻め。好きだ。

 杏二に裏切られたと知ったときの仁摩さんのショックの受けようは、読んでいて痛かったけれど、ちゃんとピンチの時には杏二が助けに来てくれたし、よかったよかった。
 御多分にもれず、暗い過去を持つ仁摩さん。母親に愛されず、恋人に捨てられた過去を持つ仁摩さんだけど、その分杏二におもっきり愛されて、いっぱいエッチなことをしてほしいです。
 みなさん、お幸せに。

2

シリーズ最終巻らしい最終巻

シリーズ最終巻です。(私は1作目読めてません)

最後はオーナーの仁摩さんのお話。
仁摩さんは出来る仕事男でした。でもセレブなのにカップラーメンの事でケンカするって案外面白い可愛い人でした(笑)
杏二は蛇なんですが私の中の蛇というとあんまりイメージがわかなくてなんとなく読んでました。そんな中杏二が蛇の気持ちが書かれた?絵本を仁摩に読んでくれます。蛇の事というか杏二のことがちょっとだけ分かった気がしました。

サスペンスとかを読んでる方は途中で気づくかもしれませんが、どんでん返しがあったり、何よりシリーズをとおして出てきたキャラがちょっとだけですが出てきたりと最終巻らしい最終巻だったので神評価をしたいと思います☆

1

トラウマ持ちの受けが幸せになるまで

最高でした!
PET LOVERSシリーズは全て好きですが、その中でも1番の
お気に入りです。

過去のトラウマから、恋愛に対してクールな仁摩さんが、
無愛想ながらも優しい杏二に徐々に惹かれていく様子がよかったです。

穏やかで幸せそうなふたりだったのに、だんだんと杏二に対する疑惑が
持ち上がり、苦悩する仁摩さんが切なかったです…
私も入り込みすぎて、号泣してしまいました。
最後にはちゃんと結ばれてよかったです( ^ω^ )

仁摩さんにトラウマを植え付けた元彼が出てきますが、ふたりの仲を引き裂く程の邪魔もしていなかったので、当て馬としては存在感が薄かったかなと…
ただし、杏二の嫉妬心は存分に煽ってくれました!

1

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP