• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作こめかみひょうひょう

クールな高校生・芳野憲二
臆病な高校生・橘高照佳

同時収録作品光る男

同時収録作品見えてるのかな

同時収録作品カドをとられた方が負け

同時収録作品めあたらしい日々

名前不明:サラリーマン
名前不明:学生

同時収録作品VS 幼馴じみ

同時収録作品スローライフスローブギー

同時収録作品本日はお疲れの御様子

西岡・地元の二つ下の後輩
塚原・サラリーマン

その他の収録作品

  • POSTSCRIPT

あらすじ

高校生の橘高照佳は、クラスメイトの芳野憲二に密かに想いを寄せていた。この気持ちはだれにも内緒……のはずだったのに、芳野本人にばれていた!?
大人も、高校生も、おじさんも恋をすれば誰もが自意識過剰になっていく!?
雁須磨子が綴るたったひとつの恋の作品集。

作品情報

作品名
こめかみひょうひょう
著者
雁須磨子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
ミリオンコミックス HertZ Series
発売日
ISBN
9784813052401
4.1

(87)

(45)

萌々

(15)

(24)

中立

(1)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
20
得点
358
評価数
87
平均
4.1 / 5
神率
51.7%

レビュー投稿数20

短編集

雁先生作品にハマって8冊目です。うち2冊だけ個人的な好みと少しずれていまして本作もそうでした。高評価が多い中、大変書き辛いのですが、読んだBLは率直な感想を述べさせてもらおうと思っているので、すみませんが書かせて頂きます。

表題作
橘高はトラウマがあるからネガティブになっちゃうんですよね。
自分の思いは叶うはずないと思っているから盗撮する。
片思いの相手が自分を好きだと言ってくれてつき合うことになり、しあわせなはずなのにずっと浮かない顔なのも、初体験でうれしいのに悲しくて大号泣しちゃうのもトラウマがあるからなんですよね。
私はどうもこの心理が理解できませんで。
感受性、想像力がダメダメでお恥ずかしい。
つき合うようになってからも許可なく写真を撮ったりして。
全部ひっくるめて芳野は嫌じゃないのかな(嫌じゃないから一緒にいるんだろうけど)なんて考えてしまいました。そういうところもかわいいと思えるんですかね。

「よじのぼったりしたい」は私も思ったことあるので、わかる!!とめっちゃ共感できました。
芳野の言動はだいたい理解も共感できて好きでした。

理解や共感できないことでも物語としての良さをもっと感じられるようになりたいです。精進します。

0

必読の書?バイブル?とにかく良い!

どれもこれも好きな作品ばかりの作品集。

【こめかみひょうひょう】(3話) 神
中学時代、同級生男子を好きなことがバレたことで不登校→一家で引っ越しというつらい経験をした橘高。
高校2年生になった彼は、同じクラスの芳野に片思いをしていて…、という始まり。
橘高が可愛くて、思考回路が面白いので笑えて萌えます。
「欲しくても手に入らないもの」を手に入れたつもりになるという写真のエピソードが好き。
過去のことがあって、ついネガティブになってしまう橘高を、芳野が引き上げてくれる関係が素敵です。
芳野がほんとにイイ男で、落ち着いてるけど高校生らしさもあるときめきキャラ。
「うれしいの後に悲しいが来る」と言う橘高に、そこはまだ「うれしい」のてっぺんじゃないと示してくれる男らしさも良かった。
芳野のおかげで橘高も変わっていくのが見えて、これからも何かあっても絶対に別れてほしくない!と願掛けするほど好きなCP。

【光る男】 萌2
ファッションセンス抜群の欽ちゃんと、ボーボー眉毛を整えてもらってからどんどんイケメンになった栗りん。
そんな栗りんの存在が最近ちょっと疎ましい、という始まり。
疎ましい、傷付けばいい、泣かされればいい、という欽ちゃんの気持ちの正体が分かっていく流れの見せ方がほんっとうに素晴らしい!

【見えてるのかな】 萌2
3ページの小品ながら、眼鏡をかけないと見えない彼と、その眼鏡かけると見えなくなる自分という、「見えている世界の違い」みたいな絶妙な感じがうまく表現されてるのがいい。

【カドを取られた方の負け】(2話) 萌2
幼馴染の久と竜信。オセロに腕ずもう、勉強でも何でも久に勝てない竜信。
「参りました」という台詞を頑なに言わない竜信が「参った」と言った日の出来事や、最終的に「参りました」なのはどっち?という結末にときめきます。

【めあたらしい日々】 萌2
出会い方がどうであれ、好きになったら相手のことを知りたいと思うのが恋心。
出会い系で出会ったリーマンとDK。立場も年齢も違う。興味のあることは全然合わなそう。だけど、どうにか共通の話題が欲しくてがんばるDKも、リーマンのオチも可愛い。

【vs 幼馴染】 萌2
恋人の幼馴染に紹介されたリーマン。
心理戦が楽しい。
うっかり最初に読み違えて、「マーチン(幼馴染)もゆう君を好きだったのでは!?」と思ってしまったけど、蓋を開けたら、口は悪くても、何があっても変わらずに大事に思ってくれる幼馴染っていいねという話でした。

【スローライフスローブギー】 萌
1年前の告白が巡りめぐって…という話。
めっきり勃たないおじさんと、そんなおじさんをずっと好きで諦められなかった若者。
スローペースにも程があるというか、おじさんが言い出せるまでの1年の心理状態を読んでみたいと思わせる展開。

【本日はお疲れの御様子】(2話) 萌2
昔、告白されて盛大にフった後輩と4年越しの再会。
先輩の後悔をやり直せてよかった!
後輩が一途でよかった!

心理描写も、表情で魅せる表現もいいけれど、構成に痺れる作品ばかり。
超絶おすすめの1冊です。

2

臆病な気持ちを克服した先に

◆こめかみひょうひょう(表題作)
 やっぱりこれが一番お気に入り。好きな男子・芳野のことの写真をこっそり撮り溜めしている橘高ということで、いずれはバレて不穏な展開になるんだろうなぁと思っていました。実際、芳野にはバレるんです。橘高もすごく焦って思わず泣いてしまうのだけど、なんと芳野はいっぱい写真を撮られていたのが嬉しくて、自分もだんだん好きになっていたと明かしてくれる。微笑ましくて、すごく温かい気持ちになりました。同性に想われたら気持ち悪いと感じる人ばかりじゃない、好意を嬉しいと思う人もいるんだ、と。付き合い始めてからも、芳野の方が積極的だったりするのが萌えました。

◆カドをとられた方が負け
 幼馴染もの。何でも勝負する久と竜信。ほぼ竜信の負けなのですが、彼は絶対に参りましたと言わない。プライドじゃないんです。彼には降参という概念がないんです。好きな久には何度でも挑みたいんでしょうね。結局、相手のことが好きなら勝ち負けなんてどうでもいい。そんな2人が可愛かったです。

◆本日はお疲れのご様子
 先輩後輩の再会もの。振られたけど忘れられなかった先輩・塚原を追って、東京にまで出てきた西岡の一途過ぎるところがたまらなかったです。強引に塚原に近づいたりはしないので、ストーカーっぽさも感じさせません。それでも家に呼ばれた時は、お酒の力も借りて強引に。塚原と読者にいろいろインパクトを残してくれた、純情な後輩っぷりでした。

0

抱きしめたりよじのぼったり

◾︎表題
半分で終わっちゃったよ〜〜もっと見たいよ〜〜〜
後半の畳み掛ける短編たちも良いけれど!
初っ端の「誰かを抱きしめたりよじのぼったりしたい!」ってセリフにつかまれました。よじのぼったりしたいってすっごく分かるけど、漫画ではすっと出てこない気がするんです。雁須磨子先生はそういう、気取ってない生のセリフが多い。
幸せすぎて、先を考えて怖くなってしまう受けも大好きです。橘高は特に中学時代の沈み方が強かったせいか、より怯えていますね。そんな受けに対して攻めがどう動くかもBL読んでて楽しみなところの一つです。芳野は非常に良い!カッコつけたり綺麗な言葉を使うわけではなく、行動で受けを安心させにくる攻めって本当に良い!!
橘高目線ですすむので、橘高が芳野に惚れたストーリーのように見えますが、しっかり芳野が橘高に惚れているのがたまりません。

◾︎光る男
リバってくれ(心の叫び)

◾︎カドを取られた方が負け
攻め(竜信)が負けがちっていうのがたまらん。なんだかんだ最後の一文に尽きる。久は竜信になんでも勝てるけど、勝てたためしはない。

◾︎めあたらしい日々
表題作が純な高校生で、こういった作品も同時収録されているのが嬉しい。雁須磨子先生の幅広さ。

1

その臆病さ、不器用さが愛おしい

17歳の若さで「一生ひとりで 生きてくなんて そんなことだって もしかしたらあるかも」とふと思ってしまう高校生。
初めてできた彼氏と一緒に過ごせて、ラッキーでしあわせで、てっぺんにいる気分で嬉しいけどこれ以上のてっぺんはないんだな、と思うとかなしいと言う。

飲まなくちゃ家に行けないからと言って、わざわざ酔っ払って好きな相手の家へ行く。
一度は振られた相手を追うため地元を出たのに、二年間同じ路線を使いながらもただ陰から見ているだけだった男。

そんな彼らの臆病さ、不器用さが愛おしくて、何だか彼らを抱きしめたくなってしまう。
もちろん私なんかじゃなくて、彼らにはしっかりと受け止めて引き上げてくれる相手がいます。
男同士の恋愛を描いているけど、ああ人と人が付き合うっていいことだなぁってなんだかしみじみ思いました。
自分だけでは辿り着けないその先へと引き上げてくれる、これは男だろうが女だろうが、相手がいてくれてこそだなぁって。特に表題作のカップルはいい。

読んでいると心がこまかく揺れてふるふるしてしまう。
泣くほどの派手さはないと思ったのだけど、読んでいて泣いてしまいました。
(ちなみに泣けたのは【本日はお疲れの御様子で】「西岡」と呼びかけて「はい 先輩」と正座して涙浮かべて返事したところです。この返事にきました。)

良質の短編集という一言では片付けてはいけない気がするほどみっちり詰まっていて、最初読み終えた後、この本って少しぶ厚めの250ページくらいあるのかなぁ?とわざわざページ数を確認したほどです。
(電子書籍なので、本の厚さでページ数を推測できない)

私がトピ立てした「ちるちるのランキング圏外だけど、心の琴線に触れた作品を教えてください」
http://www.chil-chil.net/answerList/question_id/4967/#IndexNews

で教えていただいたのがこちらの一冊。
初読みの作家さんだったので最初は48時間の限定で読んだのですが、読後すぐに無期限に変更しました。
一度読んで終わり、ではなく何度も読みたい再読に耐えうる本だと思いました。
教えてくださり本当にありがとうございました。

4

ネガティブは治らないけれど

過去の体験から多くを望まない、望めない人になった橘高君。
クラスメイトの芳野君に強く強く惹かれながらも動き出すことはできない。携帯で芳野君を盗撮する、という大胆なのに消極的な行動でしか愛情を昇華させられない、ちょっと悲しいところから物語はスタート。

全編を通じて橘高君には辛い体験がつきまとい、もどかしいくらいネガティブ。
それなのに物語全体が明るさを失わないのは、殻にこもろうとする橘高君を引っ張って離さない芳野君や、姪っこのキャラクターが魅力に溢れていること。特に印象に残っているのは最後、橘高君の思う幸せの上限のさらに上の扉から彼を上へと引き上げていく芳野君。
言葉でだらだら語らずに、ネガティブさすら持っていってくれる、そしてエロでごまかさない(笑)攻め!BLでは珍しい漢です…!

受の橘高くん同様に、我こそはネガティブここに極まれりという人
ぜひ読んでください。そしてにやにやしてください!笑

1

なんかもう好き

かなり好き。繰り返し何度もって訳じゃなく、ほんと定期的に読みたくなる。
主人公と一緒にじわじわと幸せになっていくまんがです。じわじわと。
おすすめです。

作者さん漫画家歴がかなり長いので安心して読める上、自分にしか出せないテンポ、世界観みたいなものがあって、はまったらどつぼです。
過去作品からBLじゃない作品まで買い漁ってしまいました。9割外れなしでしたありがとうございました。

絵が好みじゃない人も、話が好みじゃない人も、まあとりあえず一回この人の世界観に触れといて損はないんじゃないか?というイチオシ本です。

あと男子高校生好きの方も是非ね。買ってくださいね。

2

面白かったです

読めてよかったです

0

“禍福は糾える縄の如し”

これはもう神つけたって良い短編集です。
元々私は神評価が多いので皆さんと温度差があるかもしれませんが;

このコミックスに関して「ここがいいんですよ!!!」って述べたら
たぶん読めたもんじゃないので(いつも以上に長すぎ&くどすぎ)
我慢します。本当に。でもやっぱり言いたい事は山ほどあります(泣)

こちらの短編集、雁須磨子さんの魅力がこれでもかと凝縮されています!
なんで?なにが?って思う方にはそりゃもう読んでいただくしか!!!

恋をして切なくて嬉しい気持ち、想いが通じたあとの不安と幸せ、
相反する感情が常に行き交い
それでも愛する心は誰にも止められない。
ささいな日常と出来事を
ここまで描ける漫画家さんはそうそういらっしゃらないかと!
ユーモアもあり、オチは「ぶふっ」とか「くすっ」とか出来ます。

あ!!しかもこの短編集ではラスト、リーマン同士が読めますよ!
(高校時代の後輩と先輩です)
雁須磨子さんのリーマンは貴重!!!
でもリーマンがどうとか言うよりも、雁須磨子さんのBL作品っていうだけで
ぐわっとくるものがあるんですけどね☆

『見えてるのかな』はたったの3P!!(3人のプレイじゃないですよ!w)
これで「わぁ♪」と思えたら、もう雁須磨子ワールドへまっしぐらです!!






7

切なさが胸にクルんだよ~

メインタイトルの「こめかみひょうひょう」読んでると胸がなんだかジーンとして
切なくなってくるんですよね。
思春期の残酷さと切なさと、苦しみと嬉しさと、戸惑いと膨れ上がる熱い思い
そんな様々な思いがこの1冊に込められているような奥深い作品でした。

イラストは・・・好みじゃないのですが、内容が実にいいのです。
不器用だけど精一杯に恋してる感じが伝わって来て胸がジ~ンとしちゃいます。
ドラマチックな作られた感は全然ないんだけど、自然な感じでだから余計
リアルに感じてしまう、そんな作品でした。

同時収録されている作品もかなり味のある作品でじっくり読んで心に一拍留めて
かみしめて欲しい作品ばかりです。
派手な展開も何もない作品ばかりなんですが何故か心を動かすストーリです。

2

もう、雁須磨子さん天才

くううっ…ってなるシーンの連続でした。
本気に、ほんっとーに、ただの日常なんです。雁須磨子作品ってそうなんです。“キメッ”がない。キメシーンにキメゼリフ、「ここで萌えてくれ!」みたいな場面がないんですよ。
淡々と日常描写が続く。すべてをまとめるとすごくセンスがいいいんだけど、ひとつひとつはごくごく普通の会話があって、モノローグがあって。それが繋がって萌えになる。
たまらーーーーん!!

『こめかみひょうひょう』
“自意識過剰”というのは、たぶん自分自身に向けてずっとずっと投げかけていた言葉で、だからこそ焦りまくったあの場面、とっさに相手に投げかけてしまったんだろうなと思いました。
とりあえず結子GJだったぞ!

『めあたらしい日々』
表題作の次に萌えたのがこれでした。
そうそう、実際には年の差カップルってこの世代ギャップがツライんだよね。
BLではピカピカの大人攻めが登場して年下受けに大人の世界を教えてくれる…みたいな展開になるお話が多いけどさ。
相手の世界に近づきたくて背伸びしたり若ぶったりする行為は、ときに痛いんだけど、でも同時にものすごくステキなことなんだなって思いました。
ラストの萌えをどうしてくれよう。

『本日はお疲れの御様子』
恋って「痛い人間」を作ってしまう。
でもその痛さって、上手く描いてくれたら萌えになるし、とてつもなくキュンキュンできるものになる。
アホやなァって微笑ましい気持ちで苦笑してさ。
そういう作品でした。
そして雁須磨子さんは、その痛さを極上のカタチで表現することのできる稀有な漫画家さんなのです。

4

恋がしたい

「恋がしたい 17歳の 今の この俺だって
誰かを 抱きしめたり よじのぼったり したい!」
本文抜粋

上記のセリフにグッと心を押された一作です。
ここで「よじのぼる」って言葉を使うセンスが流石だと思います、雁先生。
そりゃー誰だって好きな人にはよじのぼりたいですよ。心情すごくわかります。

ひとつひとつのセリフがキラキラと輝いている本作。
実は1読目は世間の評判についていけず「うーん?」状態だったのですが、雁先生の作品は読めば読むほどのスルメ漫画でした。
恋、というか、「しあわせ」を描写するのが物凄くうまいなと思います。幸せに対して臆病になる表題作の受君のセリフひとつひとつが個人的にすごく共感出来る。
幸せの絶頂にいるとき、ふと「ああもう上限は無いからこれからは落ちていく一方なんだな」って、(最近はそうでもないけど)学生時代はよく考えてました。

好きな相手のことなら、どんな下らないことでも良いから、少しでも良いから知りたいと思う、小さなことに必死になる恋愛のむず痒さが本作に凝縮されています。
そして最後には最大最高の幸せが待っている。最高の幸せを手に入れたなら、終わらない次のステップへ。恋愛の、そして人生の醍醐味ですね。
男性が果たしてこんな繊細な乙女心を持っているのかは謎ですが(笑)、少女(BL)漫画の感情機微の表現としては一級品だと思います。

表題作も好きなのですが、短編の「めあたらしい日々」も大好き。
きっかけは出会い系。歳が離れていることもあって、ラブラブ甘々とはとても言い難い雰囲気なか、ある日年上の彼が何気なく歌っていた歌が気になって...という話。
これも読んでいて「あるある」と思ってしまう!好きなら、なんでも良いから相手との接点探しちゃうよね...。

雁先生の作品は総評するとロマンチックなのに、ロマンチックな描き方はせず、あくまで日常的で素朴な描写で描き切ってるところが非常に魅力的なんです。
読むと「あーー彼氏欲しいわーーー(床を殴りながら)」ってなるので辛い(笑)
幸せになりたい人へ読んで欲しい一冊。

4

独特の雰囲気

帯『恋が、したくてたまらない』

こめかみひょうひょうって四文字熟語かと思ってたんですが造語だったんですね。にしてはこうぴたっと来る言葉だなー。

表題作は学園同級生モノ。
雁須さんは独特の雰囲気と空気感を持った作家さんで、不器用な受のじれったい恋愛を一歩先で手を差し出して隣へと引っ張ってくれて並んで歩いていくそんな可愛いカップル。
好きな相手を密かに何枚も写メを取り溜めて行くだけの恋、その携帯を重い人の芳野[攻]が拾ってしまうのですが幸い偶然彼の写メデータは移行して携帯には無かったので即バレは真逃れます。
残っていた朝顔の成長写真に興味を示し家に見に来るという芳野。
本当は隠れて写真を撮られていたのは何となく知っていたのだけれど、自分も相手が好きなので何も言わなかったのですね。
出てくるへちまの唐突感がとぼけていて妙な味わいを出してます。

他短編も作者さんらしい味の出ている作品ばかり。
ホントいい味出してる作家さんだなあ、こういう雰囲気大好きです。

1

ぅわーやっぱりすごぃ人だ!Σ(- -ノ)ノ

最初に謝ります スミマセン スミマセンm(。_。;))m
絵でちょっとこの方の漫画はずっと避けてました。w
しかし 今回読んでみて
うわ~~~と思いました。
やっぱり上手い人なんですねー。話が!
しかも 絵も結構好きってか もぅこの話には
この絵でないとダメってのがわかりました。
漫画の表現の仕方がかなり上手いので
するするよめて、なおかつ世界に入り込めるので
ってか 普段のBLって感じで展開するので
すごく楽しく読めました。
いつでも 雁様の漫画は評価が高いので
気にはなっていたのですが
やっぱりすごぃ人ですね。
表紙のヘチマがなんか笑いを誘いますし、
そこここにいろいろなしかけがあるので
オオーw(*゜o゜*)wと思う事しきりな
漫画でした。
やはり表題のと「本日はお疲れの御様子」
がお気に入りです。
これ以前の漫画も集めたいと思います。(*´ェ`*)ムフ

2

細かい描写がなくても伝わる空気感が素敵v

なんででしょう?かわいくて胸キュンなのに笑っちゃうんです。
別にコメディとかギャグとかなんじゃない。
ただ実際になくもなさそうな会話とか空気感に癒されるんです。
それが雁須磨子節なのか、その雰囲気は全編にわたって共通しています。
でも一番好きなのは表題作。
高校生の等身大の心情、って感じがしました。

「いつか大人になって本当にわかりあえる誰かを見つけて・・・

・・・なんだそりゃ死んだらどうする」

っていうコマ、なんか気持ちがよぉーくわかってしまうだけに
逆に爆笑だったんですよね;
そりゃそうだ。恋したいよね☆

とりあえず、結子グッジョブ(*≧∇≦)b

この表題作は主人公カプ二人の周りの人物に対しても、さらっとだけどちゃんとスポットを当てて、心情とかわかるようにしているところがすごいな、と思います。
橘高のお姉さんは橘高のことを心配して、それでも理解しているんだ、っていうのが、おおっぴらにではなくさらっとした描写で表現されているのが納得でした。
橘高のトラウマの原因になった中学の同級生も、たった一言のセリフだけどずっと悩んでいたんじゃないかな、と思わせるシーンが印象的でした。
「声とかかけてごめんな」
この同級生もひどいことをした、という自覚があり、自分もずっと謝りたかった、ということを言いたかったんだろうと思う。
でもそれが自分の罪悪感を薄めるためだけの謝罪にしかならない、と気づいたのではないでしょうか。
だからこそのこのセリフだったんじゃないかな、と思います。
彼は昔は周りに流されてしまったけど、今ならきちんと相手に向き合って、自分の気持ちを言える人に成長しているんじゃないかな。

2

何度も読んでしまう!

表題作「こめかみひょうひょう」
1話目は、2度見必至です。

主人公の橘高照佳は、ゲイでトラウマを抱えているため、恋に臆病。
密かな楽しみは、思いを寄せるクラスメイトの芳野を盗撮すること。
(盗撮とかいうと、あれですが、写メで隠し撮り程度です。)
そんな自分に「キモ」とか突っ込み、知られたくないけど、
茅野をあきらめたくない。恋もしたい。
序盤は橘高の悶々悶々が、切ないです。

橘高が思いを寄せる芳野憲二は、クールで無表情。
まさしく、ひょうひょうとしていて、何考えているのかよくわかりません。
橘高視点で進む1話は、橘高同様、茅野に翻弄されまくりです。
でも!1話の終盤(後ろ3ページ)の展開に、私はまた最初から読む羽目に…!一粒で二度おいしい、この展開。萌えさせていただきました。

二話、三話は、まあ、この茅野!押せ押せの甘甘で(いい意味で)橘高と同様、またまた翻弄させられました。
ただ!!
「え!?これで終わりなの!?」「もっと、続きが読みたい!!」
と、思うことも必至です…。

2

お宝本がまた一冊仲間入り!!

なんて言っていいものやら言葉に困るんですが、とにかく素晴らしかったです!!
最初から最後まで胸をきゅんきゅんさせられっ放しで、動機息切れが半端なく…っ。もう!!ホントに!!キュン死にしそうなほどの勢いでしたっ!!

今回は様々なタイプのお話が収録された短編集。どのストーリーも基本的にほのぼのとした雰囲気なのですが、それぞれにまた違った萌えが存在し読み終えた後の満足感は迷うことなく文句なしの百点満点でございました!!
その中でも私が特に萌えた作品を…

□こめかみひょうひょう□
芳野の事が大好きなのに過去のトラウマから恋に臆病になっている橘高と、飄々と見えつつも内心ではなんとか橘高の気を引こうと必死だった芳野の不器用な恋の物語。
このお話、最初に読んだ時と2回目以降の印象がだいぶ違ってくるんですよね(笑
基本的に橘高視点で話が進むため初めはあまり感情を表に出さない芳野が何を考えてるのかよく分かんなくて橘高同様彼の言動に振り回されたんですが、2回目から…芳野の橘高に対する気持ちを知ってからは理解出来なかった彼の行動の謎が解けて色んなシーンでキュンキュンでした。
何でもない素振りを装いながら実は内心ではイロイロ必死だったんだよな~って思うと芳野が愛おしくてたまんない(笑
付き合うようになってからの2人はどれだけお互いを大切に想ってるのかが読むごとに深く伝わってきて何度も読み返してしまいました!!
芳野のおかげでようやく過去のトラウマを受け入れた橘高。このまま2人の幸せが一生続いていく事を願わずにはいられない、そんな素敵なお話でした^^

□カドをとられた方が負け□
勝負事において負けても「参りました」と絶対言わない攻めにどうしてもこの言葉を言わせたい受け。ついに最強のネタを持って勝負に挑んだ訳だけど…。結局は勝負など関係なく、好きな相手にはどうあっても適わないという(笑
初めてでもないのにHのたび勝負の手順をふむ2人の関係が微笑ましかったです^^

□本日はお疲れのご様子□
ここの攻め、とにかくよく泣く(笑
受けが悩んでグルグルするお話はよくありますが、それでいくとこちらの話は真逆になるのかな?
後ろ向きな攻めと前向きな受け。攻めがヘタレの場合、こうゆう男前な性格の受けが好きです^^
もし続きがあるなら読んでみたかった作品

今回胸きゅん好きな私にとって本当にドストライクな一冊でした。
読んで絶対損はナシですよ!!

3

ともふみ

はじめまして&こんばんはsenmegさん

>最初から最後まで胸をきゅんきゅんさせられっ放しで、動機息切れが半端なく…っ。もう!!ホントに!!キュン死にしそうなほどの勢いでしたっ!!

ホントに!!
わたしもキュン死しそうでしたよ~恐ろしい子!
むっつり男前芳野くんと、乙女テンパり橘高くんのやり取りが最高にかわいくて、同じく何度も何度も読み返してますv

>お互いを大切に想ってるのかが読むごとに深く伝わってきて

ホントに!!(2度目)
ちょこちょこ後ろ向きになる橘高を、芳野がさりげなく(でも多分必死 笑)気遣ってたり、読んでいて優しい気持ちになれました。
しかも表題作だけじゃなく、どのカップルにも恐ろしく胸キュンできる、ハズレのない短編集でしたよねvv
>読んで絶対損はナシですよ!!
に一票!…いや、十票だ!!笑

するめイカか昆布のような噛めば噛むほど味のある。

何度も読み返してしまいました!
本当、読むほどに味のある、その味わい深さが胸をキュンキュンさせてやみません。

叶うはずがないから、また以前みたいになってはいけないからと、手に入れられないものは、写真の中だけに自分のものとしてとどめておこうとした橘高の切ない恋心。
恋愛したい気持ちはとめられなくて、でも怖くて、、
そんな橘高の心が痛いほど胸に染みいってくるのです。
しかし、その想いは芳野に通じていたんだってその時の橘高の泣き顔がイイ!
そして何より、橘高のお姉さんが理解があって嬉しかった。
辛い体験を家族でしてしまったのに、普通に接してくれるんですもん。
気持ちが通じたら次は体ですよね。
その気持ちが二人とも同じなのですが、触れあうことで自分だけのものだって実感できて、それを閉じ込めておきたいと思う橘高にたいして芳野は「往来でひきたおしてむしゃぶりたおしたりしたい・・・かな・・・」なんてダイレクトに発言してくれて、また嬉しい!
ドン引きするような発言だけど、二人の気持ちが根っこは一緒だっていうのがそんな表現だっていうのが、若者らしくて性春だよね♪
過去の事があるからそれがトラウマで、幸せと哀しみが隣り合わせで存在するっていう考え方をしてしまう橘高のネガも、まるごと受け止めて引きあげる芳野の優しさが本当に心地よいのです。

『光る男』の自分がイイ男にした相手がモテ始めたことへの嫉妬具合。
何より、その後の3コマでの受け攻め攻防戦が楽しくて、二人とも受けって・・・

『カドをとられたほうが負け』ではオセロは勝つけど、彼には負けちゃうって、甘い話だし。

『めあたらしい日々』年の差に相手の事をしりたいって思うことが好きになり始めた証だよっていう優しさ。

『vs幼なじみ』題名の通り!

『スローライフスローブギー』お・おじさん!!好きって言われて答えがわかるまで一年もかかるって!?しかもイン●で!?(爆)

『本日はお疲れのご様子』怖いストーカーの話かと思うほどの、あまりにも控えめな恋慕。やっぱり臆病なんだよね、、でもそこがカワイイ。

短編も味わい深いですが、やはり表題が一番きますね。
何と言っても登場人物達の目の表情が注目です。
目はすべてを語る・・・その位気持ちを映しだした瞳・目線が印象的な作品でした。

1

なんなんでしょうかこの胸キュン力は

萌萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い)
読んでる間中、もう口許がゆるんでしょーがなかった短編集。
ふんわりしたトーンで綴られる、素朴で純な恋模様にノックアウトです。完全降服です。
発売初日にして既に3回読んでしまいました。笑

こぼれたり、しまいにはあふれたりする甘い恋心。
でも時々酸っぱい。
そんな風に、一人一人が羨ましいくらいに恋のまっただ中で、「みんなみんな 恋をしている」という帯のコピーが心底ぴったりな作品たちばかりでした。
これそ雁さん!な魅力が搭載の大満足の1冊。

「こめかみひょうひょう」
好きなクラスメイト(男子)を、携帯にこっそり撮り貯めしている高校生の表題作。
無表情な顔で微妙なモーションをかけくる想い人(クラスメイト)の言動に、ぐるぐるアワアワしている乙女&びびりな主人公。
少し悲しい過去と、好きすぎる気持ちが相まって、しょっちゅう緊急事態に陥ってる主人公のテンパり具合がめちゃくちゃ愛おしい。
対照的に、何事にも動じてないような無表情クラスメイト君。
一見、主人公の一人相撲に見えるんですが、クラスメイト君だって実は必死なんだ!っていう図がたまりません。
ラストの話での注連縄の表紙が??だったんですが、表裏一体の禍福理論に大納得。
禍いが福の糧になったり、はたまた幸が禍いに転じたり。縄のように縒りあいながら一つになる。なるほどなあ…。
優しい余韻が心に残りました。

「光る男」
お洒落上手なお髭主人公と、彼に尻尾を振って懐きまくるイケメンワンコ(元同級生)。
自分だけが知っていた筈のワンコの魅力。
磨いた原石(ワンコ)が光だした途端に、わらわらと群がりだした周囲と、認めれだしたワンコにイライラする主人公の、微妙な気持ちが絶妙でした。
焦れ焦れニヤニヤ萌え萌えですよ。
そして、おまけの受け攻め決定ミニミニ漫画があまりにもらぶりーすぎ。

「見えてるのかな」
初同衾後のひとときを描いた、脅威の3ページ萌え漫画。たった3枚で萌えさせるのがすごすぎる…。

「カドをとられた方が負け」
幼馴染みに「参りました」を言わせたい主人公。
でも、どんな勝負ごとに負けても絶対その台詞を言わない幼馴染み、という意地っ張り同士の二人。
これもページ数が少ないのに、反比例するかのような萌え力を発揮してます。
(オセロの)カドを取ってるのはどっち?本当に参ってたのは果たしてどっち??
………お互いさま!!
っていう二人が可愛いすぎです。バカップルめ。……もっと描いて。

「めあたらしい日々」
出会い系で知り合った、高校生と年が倍以上も上のオヤジリーマンの、3ヶ月目のお付き合い。
雁さんのオヤジ攻めってとっても新鮮。
しかも出会い系ってことにびっくりしたんですが、やっぱり純情モードなのは流石の雁さん節で、最高にほっこりできるお二人さんでした。
あまりの年の差に距離を図りかねてる高校生の戸惑いもいいんですが、オヤジの焦った赤面顔が、恐ろしく可愛い1作。おっさん萌え。
相手との接点を探そうとする気持ちって大事だし、恋心が成せるわざですよね。

「vs幼馴じみ」
年下の恋人の幼馴じみを紹介してもらう主人公リーマン。
無愛想な強面幼馴じみの幼馴じみとしての気持ちと、緊張と涙をニコニコ顔で隠す恋人の覚悟、そして二人の思いをちゃんと受け止められる主人公。
三者三様の思いが優しくて、読み返すとじんわりできる良い話でした。

「スローライフスローブギー」
伊達に年はとってませんよ、なインポオヤジの手腕がニクイ。
老練技に若者が勝てるわけがありません。
オヤジの手のひらで、見事に転がされてる若者がちょっと哀れで可愛い。

「本日はお疲れの御様子」
泣きながら好きだと言ってきた後輩を、4年経っても忘れられない主人公のリーマン。
遅れて気付いた自分の気持ち。ずれてしまった恋のタイミングを合わせるのって難しい……でも不可能じゃない。
リーマン同士なのに、青春を引きずったような甘酸っぱい恋に、キュンときました。

決して洗練されたきらびやかな絵柄ではないんですが、たっぷりと空気を含んだような、素朴な優しさがあります。
この野暮ったいのに繊細な絵と、秀逸なモノローグのタッグは最強。
純な気持ちをどうしてこんなにも素敵に描けるのか…。
大好きです雁須磨子漫画。

そして涙がほんとに綺麗で、印象的でした。

3

ともふみ

こんばんは~senmegさん

>読んで損はナシと書きましたが、読まないと損するとも私は声を大にして言いたい!!この気持ち
同じ気持ちなのでv再度しつこくコメ返し。(迷惑)
胸きゅんハンターよ、集え~!って100デシベルくらいで言いたひ。です。

そしてもう一つ。
>初H後の橘高の大号泣が私的に激萌えでした^^こうゆう発想って雁さんならではだと思います(笑
っていうのに激しく同意します。
布団に籠っておいおい泣く橘高に、芳野がぽんぽんする図にズキュン☆ほんと、雁さんならではの発想ですよね。
あと、風邪っぴきのどてら芳野が、会いたいコールによろよろしながら駆け付けるところもかなり好きでした。代替機だから残せないじゃんって悔しがるって…もうっ!と枕をばんばん叩いて悶える自分…。
あー、こうやって書いてるだけで萌えてきました。笑
本当、沢山の人に愛されてほしいと思います。
あちゃあ~また長くなってきたのでこのへんで自己強制終了。
ではでは!お邪魔しましたー

不器用な駆け引き、でも純愛。

大好きな雁須磨子さん、2冊同時発売です。
個人的にはこちらの作品のほうがお気に入り。
不器用な駆け引きを交わしながら紡いでいく、純愛劇場です。

◆こめかみひょうひょう
ゲイの橘高はクラスメイトの芳野が好き。
彼に内緒で写メをたくさん撮っていたのだが、本人にバレた…?!
噛みあっているようで噛み合っていない二人の会話。
それはお互いに駆け引きをしているから。
すれ違うものの、二人を取り持ってくれたのは、小さな女の子なのでした。
二人の不器用さがたまりません!!
ひょうひょうとしつつも、ただ橘高が大好きな芳野。
そして過去の体験からゲイであることや、恋をすることにおびえている橘高。
不器用ながらにちょっとずつステップアップしていく彼らに萌え萌えです!
怖がりな橘高を支えつつも時折暴走しがちな芳野がカッコ可愛い。
二人で恋をすることで、橘高の過去の記憶も和らいでいくとといいですね。
めちゃくちゃ爽やかでキュンキュンする恋物語でした。

◆光る男
かつて自分がプロデュースしてブサメンからイケメンへと変化した栗田。
自分が彼を変えておきながら、変わってしまった栗田へヤキモキする欽ちゃん。
傷つけたい。傷つけたいけど、そのあと慰めたい。
複雑な感情が欽ちゃんを覆って…?!
二人の攻受に関する考えに萌えました。あーもう、どうしてこんなに可愛いのかな!!
ゴロゴロゴロゴロゴロ…(萌えローリング)

◆見えてるのかな
3Pなのにこの破壊力はなんでしょうか!!
眼鏡スキーの方には是非是非オススメしたい一作。
「眼鏡は体の一部」「…エッチだな」
萌えーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!ハァハァハァハァ

◆カドをとられた方が負け
九州弁…かな、方言萌えです~
幼馴染みの恋の駆け引きはオセロ。
その1は幼馴染→恋人へのステップアップ
その2は恋人設定です。
いつまでもオセロで攻防している素直じゃない二人が可愛いww
ツンデレ受けの強烈なデレがすさまじい威力です・・・!!

◆めあたらしい日々
不器用オヤジ×クール学生
体の関係はあるくせに、そこから踏み込めない二人。
お互いよく知りたいのにそれが出来ない。
知ってしまったらさらに愛しくなってしまう。
恋の始まりの話です。不器用オヤジがめちゃくちゃ愛しい!!

◆VS幼馴染み
幼馴染みってめちゃくちゃ微妙な関係だなー
だからこそ、萌えるんだけど。

◆スローライフスローブギー
ひょうひょう策士オヤジ、最強!!
そんなオヤジに堕ちてしまった若者も、うん…。不憫だけど、頑張れ!!
ラストのオヤジがワクワクしてて可愛すぎた…!

◆本日はお疲れの御様子
これもまたお互い噛み合っているようで噛みあっていない…
このすれ違いこそが雁須磨子作品の醍醐味でしょうか。
よくある話だと思ったら、思った以上に練り込まれていました。
自意識過剰が崩れ落ちた瞬間の切なさ、そしてそこから繋がる希望。
二人が出会えた奇跡に感謝!

雁須磨子さんの魅力がギッシリ詰まった一作でした。
もう見てるだけで可愛くてキュンキュンしっぱなしです♪
甘酸っぱい青春恋物語、是非ご覧あれ!

2

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP