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表題作セロ・メロウ

真幌。音大生、チェロ弾き
宗介、ジャズバーの息子

同時収録作品荷台の彼女

同時収録作品兄弟ごっこ

同時収録作品放課後のイチゴ味

同時収録作品FINGER

その他の収録作品

  • よつば
  • あとがき

あらすじ

かっこいいけどダメな男・真幌。でもチェロを弾く姿は色っぽく、宗介は真幌が気になるが!? 田倉トヲル、デビューコミック!
(出版社より)

作品情報

作品名
セロ・メロウ
著者
田倉トヲル 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
ルチルコレクション
発売日
ISBN
9784344819542
3.9

(66)

(21)

萌々

(22)

(20)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
20
得点
255
評価数
66
平均
3.9 / 5
神率
31.8%

レビュー投稿数20

甘酸っぱさと切なさと

田倉トヲル先生のデビュー作です。
もう12年も前の作品なのですが、全く古さは感じませんでした。
ファンタジーとかdom/subとかは別として、BLの甘酸っぱいストーリーって案外流行と無関係ななのかもしれませんね。

短編集なんですが、それぞれ胸に秘めた想いとか「好きです」っていう告白とか、両片思いとか、もう青春BLの良いとこどりでキュンとしちゃいますよ〜。
表題作「セロ・メロウ」だけほんのちょっとエッチです。
「女の子みたいに鳴かせたい」って思いながらチェロを弾く攻め…良き♡

ただ、人物の描き分けがあまり出来てない時期だったのかなぁ、と言う点だけ残念でしたかね。
先生の「のみ×しば」も大好きで読ませてもらってるんですが、そちらではそれぞれのキャラを描き分けておられるので、努力されたんだなぁと思いました。

1

詩や散文のような短編集

「拝啓、兄さん様」を読んで、感動したので、一連の作品を読んでます。

この作品も、綺麗な内容の短編集。せろ・メロウ以外はキスすら無いものもある。
絵も内容も、詩のようなリズムがある。

数冊作品を読んで感じたのは、
濡れ場シーンを描かなくても、心情の揺れ描写からエロスを感じさせる技術を持ってる作家。

恋する気持ちを、濡れ場無しで描ける人。
そして、二人はきっとこれからもっと幸せになっていくんじゃないのかなー、という未来を予感させる終わり方。

エロい絡み無しで恋情を描ける作家なので、この著者の作品なら、BL嫌いでも楽しめるのじゃないのかな。と、思いました。



0

きゅんきゅんくる短編集

絵がきれいですね!
特に背景、構図が好きです。
空の抜け感が気持ちいい。

デビュー作なんですね。
私も先生の作品初読みです。

淡いほやほやのLがいっぱい。
「ですます」調の独白が雰囲気あっていい感じです。

どのお話も、好きになる瞬間、募っていく気持ち、溢れそうになる思い、伝えると決めた覚悟…どれもきゅんきゅんきます。

かわいいお話の中に、ドキッとする展開もあり。

チャリは青春。
チェロはセクシーですね。

人気作の、のみ×しばもいずれ読みたいです。

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これは神!!

表題作のセロ・メロウは、かっこいいけどダメな男・真幌くん×下宿先のジャズバーの息子・宗介くんのカップリングです。
年上×年下っていいですよね。年下×年上ももちろん好きなのですが、年下の受けが肉体的にも精神的にも大人な攻めに翻弄されたり、攻めは攻めで、無自覚に煽ってくる受けにモヤモヤしていたり、、。
真幌くんのチェロを弾く姿は色っぽくて、エロいこと、、!楽器って書くの難しいですよね。ちゃんとエローく見えるのが本当に最高でした。
同時収録作品の、荷台の彼女、兄弟ごっこ、放課後のイチゴ味、FINGER、よつばも、どれも本当に面白くて抱きしめて寝たい!それくらいの素晴らしいお話の数々でした。

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キラキラした宝石箱のような短編集

田倉トヲル先生の初コミックスです。
個人的には『こいものがたり』『拝啓、兄さん様』に続いて3作品目になります。
こちらの作品も絵柄が綺麗で繊細な描写です。

タイトルの『セロ・メロウ』の他に
『荷台の彼女』
『兄弟ごっこ』
『放課後のイチゴ味』
『FINGER』
『よつば』
が、同時収録されています。

どの作品も短編なので、ストーリーに粗削りな部分はありますが、せつなさとトキメキが見事に表現されていますし、キャラクターは爽やかさとエロさが混在していて、他にはない独特の世界観を感じます。
設定もわかりやすく、ストーリーが重くないので、BL初心者の方におすすめの1冊です。

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