• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作情人

栗原,面倒見のよいヤクザ
アオイ,鉄砲玉を失敗し栗原に飼われる青年

その他の収録作品

  • スノーマン
  • またいつかここで
  • いろ
  • メールとしゃていと栗原と
  • あとがき

あらすじ

ヤクザの栗原を刺す仕事を請け負ったアオイは、栗原の返り討ちに合った上、抱かれることで金をもらう『イロ』にされてしまう。ただの玩具、ただのイロ。けれどいつしか二人の間には新しい感情が芽生えて・・・。
描き下ろしも収録!
(出版社より)

作品情報

作品名
情人
著者
琥狗ハヤテ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
発売日
ISBN
9784862638533
4

(22)

(7)

萌々

(9)

(5)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
11
得点
87
評価数
22
平均
4 / 5
神率
31.8%

レビュー投稿数11

絶妙な可愛さと男前

どのカップルにも萌えました。そして癒されましたvvv

『情人』
栗原の情人になるまでのやり取りはかなり省略されていて、アオイが誰から栗原殺しを言い渡されたのかも、組の抗争についても細かく触れられていません。
それでかえって、二人の関係(=ヤクザ×その情人)と心の動きに終始注目できました。お互い惹かれ合って、だんだん気持ちを自覚し始めているあの距離感に読むほうもドキドキします。
栗原を愛してしまってからは、アオイも切ない表情が増してきてよく涙目になってます。一人で栗原の事務所(?)へ乗り込んだりして健気・・・。ところが、栗原もずっとアオイへの気持ちを抑えているのが窺えて健気・・・。お似合いじゃん、この二人!
心から結ばれてからは幸せそうなアオイ。赤面が可愛い。

あとがきも萌えました!いいな、同じ墓・・・。いいな、結婚式・・・。

『スノーマン』
ユキオがしゃべるだけで全て言葉攻めに感じるのは方言ゆえ?
いつもヒカル君と呼ぶのに、ヒカルが危機にみまわれたら咄嗟に呼び捨てしちゃってなんとも言えない萌え。
「こんなこといけねって解ってるども 君がどうにも可愛(めご)くて・・・っ!」
↑この台詞には男っ子(おのっこ)のヒカルもノックアウトです!私も方言攻めが好きになったかもしれません。

『またいつかここで』
狩人・クマノにおにぎりを供えられ、彼が気になる神様・ネノカミ。姿は見えないはずと思い、クマノの前であれこれしゃべった独り言が実は聞かれていたし姿も見られていた事を知って「わ゛ーーっ」と恥ずかしがるツンデレ神が微笑ましいです。
ネノカミに敬意をはらうクマノにも萌えました。
え、お別れEND!?とヒヤリとしましたが、近いうちに再会できそうな終わり方でホッ。


最後に。
八田さんに幸あれ・・・・・・

6

情人

ついついウッカリな衝動買いだったんですが当り!
どっちかって言うと、本編よりショート的な4コマに萌えたワタシはもしかして邪道!?
■情人(イロ)
微々たる金のために殺そうとした男。
その男に捕まり、いまやその男の情人になっている。
生活金を渡され、身体を繋ぎ飼われる毎日。
身体をつなぐほどに気持ちも繫がれていく。
悪い男だといわれてもその気持ちはあせることなく・・・?!
ということで、ヤクザなオヤジと~なラブエロものですw
のっけの目隠しプレイに始まり~な色事。
なんだかときめきを隠せません(゚∀゚ )はぁはぁ
巻末の4コマ。
やっぱりこっちのが可愛いのです。
受を何気に愛しすぎたゆえに~な攻と、フライパンもらってうれしそう~な受。その受を見てうれしそうな攻。
途中入ってくる男とのやりとり。なんぞこれww
■またいつかここで
神様と~な話。
エロやなんちゃらは置いといて、いい話だったw
幸せエンドがやっぱりいいな~

5

栗は…っ、

栗は嫌って、なんだ?
なんでいきなり栗?
栗ってなんかの隠語?

最近頓に記憶力が低下して、読んでる最中にキャラの名前を覚えていられないことが間々ありまして、、、

冗談はさておいて、琥狗ハヤテさん、初読みでしたが、とっても画力のある劇画の方でした。
メインフィールド水滸伝、伝奇ファンタジー系のお出自らしく、大人の男性がめっさかっこいい。
展開的に、裸の栗原の背中が、結構な頻度で画面に登場するのですが、これが、背中の筋肉と言い、もんもんといい、腰骨といい腿と言い、実に素晴らしい。
絵だけじゃなく、栗原がちゃんと全裸でセックスしているってとこも愛があっていいなぁ。
ストーリーの展開が、一見、早すぎるようにも見えるけど、このキャラの性格なら、この早さは当然の必然でしょう。

おまけのチビキャラ絵の書き下ろしも、絵もお話もとっても可愛くてよかった。


3

4コマはいいなぁvv

本編も好きなお話ですが、最後に4コマでのページがあり
その方がラブラブで好きだなぁvv

●情人●
20万でヤクザの殺しを請負ったのはいいが、
逆に捕まって、そのヤクザの情人にされてしまう。
自分を殺そうとした人物なのに、扱いは酷くなく
逆にお互い意識し始めて…

ヤクザの方も自分の仕事に危険がつき物なのは解ってます。
なので自分の元から離れるチャンスをやったのにもかかわらず
結局は情人の方が別れられなくて元鞘。
途中、面倒見のいい刑事も出てきたり4コマではいい味出してます。


●スノーマン●
孤児院で育った子が、冬の出稼ぎで来ている男性に恋するお話。
田舎から出てきてるので勿論方言。
その台詞とキャラがマッチしてなんだかいい感じ。


●またいつかここで●
お得意のファンタジーものですね。
御山には必ず守り神様がいて、その山の小さな社にすむ神様のお話。
村人からも忘れさられるような、小さな社。
だけど1人(狩人)だけ毎日お供えしてくれる。
その狩人となにやらいい雰囲気になりそうな時、村を襲う地滑りが!!
神様はその地滑りを防ぐ為に力を使い果たしたのか、そのまま姿は消えてしまいました。

それからは村人達は自分達がちゃんと社を奉っていなかったと後悔し
神様が戻ってくるように毎日お供えしてます。
勿論、あの狩人も…
明日、来年、十年後と、神様に会えることを祈って。

9

現代ものが多い1冊

作家買いしている、琥狗ハヤテさん。毎回、ちみっこが楽しみなんです。

『スノーマン』
方言がこんなに萌えるとは!ユキオがヒカルに話しかけるたびにぞくぞくしました(笑)「君がどうにも可愛(めご)くて…」なんて言われたら、もうノックアウトです(笑)

寂しさから解放されたいと、最初から一人でいるヒカル。
娘を故郷に置いて、出稼ぎに来ているユキオ。
一夜だけでも…と身体を重ねる二人。
エッチの後に、お互いが、ユキオの故郷に行こうと考えているのがホノボノとしました。

もちろん、表題作も良かったです。ちみっこマンガも。手下のアドバイスで一生懸命打ったメールに、「具合が悪いのか」と心配された栗原が可笑しかったです。
ファンタジーなお話もあって、いろいろと楽しめました。

5

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP