限定特典と割引が充実!
高校時代の母親の行いの影響で、真剣な恋愛ができなくなってしまった初鹿野。
(幼い娘のことを考えると母親の愚行は許せない!)
高校時代の初鹿野の煌めきに恋して、10年も一途に思い続けていた片喰。
その10年の間に片喰の身に起こっていた幸と不幸。
一穂さんにしては情景描写がさらっとしてるような気がしたけど、それでもいちいち景色が目に浮かぶのはさすがです。
同窓会で再会した同級生と恋愛が始まるまでのお話だけど、なんでこんなにじわっと泣きたくなるような素敵な作品になるんだろう。
穂波さんのイラストがぴったりでした。
今年に入り一穂先生の本を30冊以上読んでます。
既読作品の中では珍しい男前受けでした。
そして「ごめん」言い過ぎの、三角座り似合いすぎる激ヘタレ攻め!⋯好き!
謎の同級生片喰、ストーリーは謎解きのようで解けていくたびに驚きがあり面白かったです。
初鹿野は母の不貞に絶望を、片喰は父の不貞に恋の真実をみている。
初鹿野が現在の母の住まいの「灯」をみることで過去に決着がついて救済があり、安堵しました。
ヘタレすぎる片喰の為に、初鹿野が誘導するのが可愛かったです。
片喰ターンの文章が本当に面白く、
頭のなか「初鹿野やさしい、かっこいい、大好き」だらけww
究極に愛されるとは、がテーマだとも思いました。
読了後「long hello」収録のSS拝読。
雷の日に初鹿野が片喰を心配し、駆けつける場面で胸が詰まりました。こんなにも好きになってるのか、と感動。お互いがかけがいのない存在になっていることを確認し読んでるこちらも「遠赤外線多幸感」です♡
元同級生に酔った弾みでうっかり頂かれてしまうお話。
導入部をこんな風にざっくり言っちゃうと身も蓋もないけどね。
このお話に出てくる片喰、実はかなりきもいストーカーです。
初鹿野にも何度となく「きもっ」って言われちゃうくらい。
片喰の方には、自分の性格的な問題や、お互いの家庭の事情などもあって、ただただ初鹿野を見ていることしかできなかった。
それはよくわかります。
初鹿野の誰に対しても、なんに対しても、公平で素直な心は、そんな片喰の一途な想いをちゃんと受け止めてあげる。
攻めがこんなにヘタレで根暗できもいストーカーなのに、うっかり「いい話やなー」って気持ちよく読んじゃうのって、この、初鹿野の公平なバランス感覚が私の好みに合っているからだと思う。
同級生が片恋を実らすって言う基本設定が好きなのは勿論、オマケ編が結構リバっぽいところもプラス評価です。
キュンキュンしましたー!
ヘタレ×器用なリーマンもの。
ずーーーっと受けの子が好きで一途。受けの子はそれを受け入れる。キュンキュンポイントです。
しかも受けの子が積極的な作品でエロシーンがお気に入りです。恋愛上手だな。怖い怖いと思いながら。受けの子、いろいろ上手なんです。
良いものを読んだ。
読んだ後にほっこりする素敵な作品でした。
一穂先生の田舎の描写が好きなのですけど、今回も景色を想像して楽しめました。
電子で買ってしまったので挿し絵がなかったのだけは失敗しました。
いやぁ、設定というか、こんなうっかりは無いでしょ。と思いつつ読み始めたら、初鹿野の気持ちの動きが自然で、なかなかそんなすぐに好きになれるわけもなく、でも自分をずっと想ってくれていた相手に嫌悪感ではなく情を感じつつあって。
高校の同級生だった初鹿野と片喰は、同窓会で再会し、関係を持つことになってしまった。
普通なら、そこで無かったことにして終わりなのに、初鹿野は何か思うところがあったんでしょうね。片喰のイジイジしつつ、初鹿野への想いだけはきっぱり主張出来る。
なんだか彼らを見ていると、こっちも「片喰、頑張れ」と思っちゃうし、初鹿野には「早いとこ気持ちを認めて楽になれ」とエールを送りたくなるような、そんなお話でした。
しかし…3億稼げるとは凄いな、単行本5巻で?!コミックスだと増版されてるとそういうのもあり得るか〜。でも、続きがないのはツライね。
末永く何とかずっと一緒にいられることを祈りたい二人でした。
