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表題作と短編が2つ収録されています。
深読みしようとするとどこまでも深読みできるので、いろんな角度から深読みし過ぎた結果、頭がパンクしました。
【それでも君は笑うといった】(3話) 萌
適性によって天使と悪魔を選出する学校、「旺婁」(オウル)。
そこにいる生徒はみな人間だった頃の記憶を失くしているのに、たったひとり、蝣暮(ゆうぐれ)だけはその記憶を持っていて…。
そんな蝣暮に興味を持って近づいて来る白弥の真っ直ぐな思いに対して、過去の記憶から逃れるために気持ちのないセックスを繰り返す自分の黒さに苦悩する蝣暮のモノローグがただただ息苦しい。夜の海で溺れているかのような心境になります。
白弥の温かく誠実なこころが蝣暮の闇を照らし、出口のない苦しみから明るい外へ導いていくような心理描写がなかなか良かったです。
ただ萌えるか萌えないかで言ったら、恋より魂の救済の方に重きが置かれていたので、きゅんとくる要素は少なめでした。
【甘い蜜】中立
「ヤリまくっている」という噂がある弓道部の先輩・井吹に目を奪われる海鷹。
挑発して来る井吹のせいで、夜も眠れなくなった海鷹は…。
うーむ。これは…。
結局身代わりってことですよね?好きだった相手に体格が似てるからってことですよね?海鷹が都合よく解釈しただけですよね?んん?
【七匹のひつじ×育成日記!】中立
「七匹のひつじ育成日記!」に収録されている第1話でした。
描き下ろしは表題作の転生後?
天使か悪魔になるんじゃなかった?というツッコミを入れてもよろしいでしょうか。
天使育成学校のお話は、正直あまりよくわかりませんでした。設定が大きくてファンタジーなのかな?と読み始めたけど、最終的にはこの設定って必要だったのかな?と思ってしまいました。むしろ、その後の番外編の方が設定としては好みです。
そして、この表題作より、『甘い蜜』の方が好きかもしれません。弓道部好きなので、この格好だけでも萌えなのですがビッチな先輩が実は一途に海鷹くんを想っていたと言うのが可愛かったです。でも、リップは、やめて。
そして、何よりも緋辻家に出会えたのが嬉しかったです❤ヨシがリュウ兄ちゃんを好きかも!と勘違いするお話。ダメ大人のリュウ兄ちゃんがみんながさんざん悩んでたことをいともあっさり解決してくれるシーンには、拍手ものでしたね。大神先生もちょびっと登場したし、お得な巻でした。
天使、来世、死後の世界。
そしてタイトル。
とってもそそられて購入したのですが、読む前の勝手な自分のテンションが高かった事がよりマイナス要因だったのかもしれませんが
え?これで終わり?ってな
がっかりした物足りない気分で読み終えました。
人間だった頃の記憶があることはまず珍しい。
それゆえ物珍しがられる。
苦しみから逃れたかったのに死んでもなお、記憶が苦しい。
天使と悪魔を選出する学校。
そこのお話。
導入はめちゃ良かったんです。
が。結局なぜ人間の記憶があるままなのか、それは何を意味しているのか、今度どうなっていくのか、天使と悪魔は何が違うのか
何をするのか。
どうやって生きて行くのか。
など、全然わかりませんでした。
まっすくな愛情を向けられ
幸せな記憶にない塗り替えられたとしても、天使と悪魔の学校で学ぶこと。死後の世界。
それぞれの人。それとの世界観はどうなんだろう。
何が言いたいのだろう。
期待しすぎたのかなぁ。
残念でした。
すみません。
いさか作品、お久しぶりでした。
あんまり積み本が多いんで外して来てたのですが
ウッカリウッカリ。ちょっと他のも読みたくなっちゃうじゃないのよ
(人´▽`*)ジュルリw
初コミックの辺では読ませていただいてまして、もともとは好き系の作家さんだと思っていたのですが、久しぶりに読むとまたいいじゃないww
絵柄も上手くなってるな~という印象だったのですが、今作に関しては
ストーリーがイイ。悩み多きワタクシとしてはなんだか少し考えてしまうお話でした。
物語は、人間が死んだあとの天の世界。
悪魔と天使を排出する学校。地上での記憶は一切なく、卒業してからの進路を決定するのが通例なのだが、主人公である受は、地上で生きていた時の記憶を残したまま。
記憶の無いものたちは、過去の苦悩など忘れているので前向きに生きているのだが、過去に縛られた受は悩み苦しみ、決して楽しいばかりでなかった過去に苦しめられている。
そんな彼の目の前に現れたのは純真無垢な男。
ただ「好き」だと好意だけを向けてくれる男に~なお話。
ま、なにが言いたいかと言いますと
もっと前向きに楽しくいきなきゃなと。。。ワタシ自信が思ったというのが結論です。
過去に囚われ続けてきた受が~な変わっていく様子も可愛く
求められれば開いてきた身体を~なくだりも良かった。
付き合い始めて~の巻末もホッコリ気分で良い作品でした
間に挟まっている短編2本。
先輩の可愛さ炸裂!
兄弟ほのぼのw
この作家さんでもう少し長編も読んでみたいなと思ってみたり
この作品の受けの子、
この子、いい!!
淫乱ちゃんのフリして襲い受けなんだけど、
実は・・・
と見せかけて、やっぱりガッツリ、エロに貪欲。
リップクリームを、これでいいやって、自分で「面倒だ直接塗ろう」
このがさつなところに、うっかり萌萌だ。
他には、
ひつじ七兄弟の長男さんの肝の据わり具合や、三男もいい味出してる。
多分、この作者さんの作品、この本が初読みだと思うけど、ギャグセンス的には、私の感覚に合うんだと思う。
表題作も、カバー下のうそすじ位突き抜けたファンタジーなら、もっと楽しめたような気がする。