神とペン

kami to pen

神とペン
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×27
  • 萌7
  • 中立1
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
7
得点
65
評価数
19
平均
3.5 / 5
神率
15.8%
著者
柳沢ゆきお 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

作画
柳沢ゆきお 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
ブライト出版
レーベル
F-Book Comics
発売日
ISBN
9784861234743

あらすじ

自他共に認めるダメ人間・岸幹雄。雨から雪に変わる直前のある夜、幹雄はセーラー服を着た謎の男を拾う。「天国から来た」と言い張る男を不審に思いながらも、男の無防備で危うい魅力に惹かれてゆく。いつか来るであろう別れを知りながらもーー
他、地方の山奥に住む兄弟の陰鬱で不可思議な絆を描くダークモダン。コンプレックスを抱く学生達の愛と友情とその他モロモロの物語、など。描き下ろしを含め、柳沢ゆきおワールドがミラクル全開パワーの初コミックス!! 個性派作家、ついにデビュー!!
(出版社より)

表題作神とペン

岸幹雄,マンガ家,43才
神,拾われた女装男 

同時収録作品まつりのあと

大吾,兄,28才
悠真,弟

同時収録作品せめて美しい言葉を

志朗,恋人

同時収録作品さすらうよるのながくへラララ

同時収録作品プリーズタッチヒアトゥオープン

吉徳,タレント,34才/武田真人,中学3年生
日向春樹,真人の担任教師,26才

同時収録作品四次元ラバーズ

岡田悟,大学1年生
イ・ソルジュ(李雪州),韓国からの留学生

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数7

パンチはないけどじわじわ萌える

◆神とペン(表題作)
 セーラー服を着た綺麗な男を拾ったら、神らしい、という王道なようなそうでもないような展開から始まる物語。主人公の岸は、神と大分打ち解けたところでやはり、いつか天界に帰らなければならないということを明かされるわけですが、そこからシリアスな空気になるかと思いきや、なんだかんだ最後までのほほんとした雰囲気を貫いてくれました。短編なので、ちょっとパンチが足りなかったかも。

◆プリーズタッチヒアトゥオープン
 父親と息子とその教師と。ちょっと背徳的な三角関係が面白く、印象に残りました。父親の普段の底抜けに明るい感じと、実は息子のことを深く想っているギャップも素敵。そして、父子両方を惑わしてしまう先生も。息子の言動を冷静に受け止めて整理させる先生に痺れました。

0

1話/5話/6話

万年筆で描く独特な線描、鋭いと言うか荒いタッチの劇画調が特徴の柳沢さんの作品。
この作品は、以前より柔らかい線になっていて、美少年が美少年らしい表情に書かれています。でも、著者は鼻水を書くのが好きで、泣き顔に必ず鼻水が・・。
著者の作品のストーリーは、ちょっと社会風刺な皮肉が入っていて、「僕が君を殺すまで」が最近完結したのですけれど、あの終わり方はないでしょう?・・と泣いてしまった。柳沢作品は、非力な一般人の不条理を感じる終わり方が多いです。
耽美風が著者の好みなんでしょう。(要注意!私はハピエンが好き。)

▶「神とペン」は、rentaの分冊版で、平和そうなtitleの1と5と6話のみ購入。
「神とペン」表題作。 
美少年神様とアラフォーの漫画家。ゴミ捨て場のゴミ袋の間で眠るセーラー服の美少年。
家に連れ帰り、漫画家が何処からきた?と聞くと上を指さす。二階か?空から・・といった、ボケの突っ込み合い。美少年は自称神様。
暫く暮らして、漫画家が神様に名前を付けようと言うと、神様は漫画家に告げる
「幹夫、お前 願いとかある? 最後に一つだけかなえてやるよ」
・・・「名前を付ける」が、フラグだったのかな?
とても良い願い事を漫画家が出して、神様は幹夫の命が消えるまで囚われの身ということに。

▶神とペン~プリーズタッチヒアトゥオープン~【分冊版第05巻】
血のつながりのない父と息子。担任に息子が三者面談を拒む理由は「父は変態です」
・・父はゲイ。女性としたことが無いのに、息子が居る・・これが、この話の鍵。
父子で、可愛らしい担任教師を奪い合う物語。平和なお話。

▶神とペン~四次元ラバーズ~【分冊版第06巻】
アニメマニアの韓国人留学生、美少年の雪が好きなタイプは、機動戦士ガンダム』のランパ・ラル。
★6話に1話の続きが納まっています。美少年神様の名前「神さん」になってた!

こういう温かみを感じるストーリー、好きです。柳沢さんの作品にしては、ストレートですんなり納まる展開でした。

0

皆まで言わないのがいい

初読み作家さんです。
絵柄も作風も好きでした。
全部で6つの短編が収録されていますが、『プリーズタッチヒアトゥオープン』と『四次元ラバーズ』はリンクしています。
ほのぼのとしたお話からシリアスな作品、ファンタジーなものまであって、色々な設定や雰囲気の作品が楽しめました。

一番好きだったのは表題作で、ちょっと不思議なファンタジーなのですが、受け様が幼い子供みたいで可愛かったです。
ほのぼのとした中にも切ない雰囲気もあって印象的でした。

『さすらうよるのながくへラララ』もちょっとファンタジーを含んでいるのかな…。
余りに語られていない部分が多くて想像するしかないのですが、とてもとても切ないお話なのではないかと思います。
はっきりとBLとは言い切れない所もあるのですが、収録作品中では一番想像力を掻き立てられました。
こういう作風は好きなので、この作家さんのお名前を覚えておこうと思います。

0

神様に

最後のお願い、1つだけ叶えてもらえるなら、

「帰るなよ、おねがいだから・・・」

表題作は、ゴミ捨て場で拾ったセーラー服を着た神様と暮らすホモのエロマンガ家のお話。
終始一貫して饒舌な位に描き込まれた絵、
神様が天国を指さす上を「2階?」って返すギャグのセンス、
悪くない。
エチのシーンも、顔にかかった精液とかなかなかエロいし、体つきも好み。
でも、全体に、劇画風の目の小さいリアルな顔立ちとか、細部までリアルな背景とかが微妙な感じで好みじゃない。
この、微妙に好みじゃないっていうのが、感想書くのには一番厄介なのよね。

2

「人間臭さとはこのことを」


鬱。
というわけではないのですが人によっては見ていると何か胸の真ん中がギュンギュンと痛みだしてしまうかも知れません。
一度読んだだけでは分からない。二度も三度も読み返すうちにやっと内容が分かってきます。そしてようやく登場人物や物語と向き合えます。


非常に現実的であり、かつ忠実にその臭い人間模様を描き出しています。

これはBLの中の単なる『物語』では終わらない自分の側で擦れ違っているのではないかという錯覚を起こす作品です。


大人な方にお勧めいたします。

2

確かに味わい深い

正直、評価については迷いました。
読む人によっては迷わず「しゅみじゃない」と
断ずるのでは無いかとも愚考します。
例えば評者が表題作を評するとしたら
こうなります。

『JUNEの振りをしたガロの末裔』

斯様に評価に苦しみます。

しかし、読み進めて行くと気付かされるの
です。
不条理コメディの振りをした語り口の中に
含まれる鋭い氷の破片に。
コメディが幕を閉じても氷が溶けたか
どうかは明言されません。
ただ余韻と波紋が残っているだけです。

大JUNEの復刊があり得るなら、是非に
執筆して戴きたいと思う次第です。

3

派手さはないが、味わい深いのでじっくりと味わいたい

表紙デザインとカラーがすごく目を惹いて断然期待させる単行本。
OnBLUEの雑誌上ではバレエダンサーの話を連載されていて、正直あれは余り好きじゃなかったんですが、これはどれも日本の普通の人々の日常が描かれており、親近感がある。
そして何より、繰り返して読むよほどに味わいが深くなるという、手放せなくなる作品な感じがする。

表題はたまたまゴミ捨て場にセーラー服姿の男子が落ちているのを拾ったマンガ家の岸が、助けてあげたお礼だからいいよねーと言いながらその男子にエロを仕掛けていただいてしまう、、、という始まり。
ところが、この男子自分は天からやってきた神様だという。
何かできるわけでもなく、人間界の事を全て知っているわけでもなく、万能のイメージなのに全然そうでない神。
別に神である必要もないのだけど、彼等にいつの間にか育った離れがたい気持ちというのが、不思議とあったかい。

『まつりのあと』では兄弟が。
『せめて美しい言葉』では元ノンケの恋人に嫉妬するちょっと卑屈なゲイの恋人
『さすらう夜のラララ』では元同級生との再会なのだが、これは実は!な事があり涙が・・・

この本の中で表題と共に印象に残ったのが、『プリーズタッチヒアトぅオープン』
血の繋がりのない父親に遠慮して(?)三者面談をかたくなに拒む中学三年の武田の父親は実はゲイでタレントだ。
武田の担任の日向先生を通して、この父と息子の姿を描くお話は、ラストのオチが最大に生きていて実に面白い。
実はこの武田が大学生になって登場する『四次元ラバース』で父親のキャラ弁と先生の真っ黒なお弁当、そして先生ラブの武田の姿が登場して思わずwwwと思ってしまうのだが、描き下ろしを読むに、先生はひょっとしてこの二人を手玉にとっているのだろうか?とその関係が知りたくて仕方ないのですww
また、その『四次元~』ではゲイであることを隠そうともしない天然キャラの岡田が、韓国人上級生の雪ちゃんに一目ぼれして猛烈アタックをする話なのであるが、この雪ちゃんはオタクであると言う設定。
彼がラストで岡田に「サチャウォン」と囁くのだが、これは韓国でおかしな人を「四次元」と呼ぶのだそうで、それの事ですねww
いわゆる、、、宇宙人とか妖精さんとか??(爆!)
周囲から蔑まれようが、一途な岡田が痛いんだけど好感が持てます。

ぱっと見、激しい萌えをもよおすシチュとか目を惹く派手さはないんだけど、じわじわ~と寝食してくるような味わいは最近の流れの青年誌に近いマンガの作風かもしれません。
受けちゃんが、ボーイッシュな女子みたいな描かれ方をしているので解りやすいのですが、どの作品も何だか皆キャラの髪型が似ているというのはわかりづらいかも。
体の描写、イチモツ描写は注目です!

1

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う