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表題作中華飯店に潜入せよ

魚住鉄馬
38歳,中華飯店「太平楼」の店主
西沖廉
21歳,使い走りのチンピラ

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

下町の商店街で青年が行き倒れ!? 中華飯店の店主・魚住(うおずみ)に介抱され、そのまま居候になったワケありの青年・廉(れん)。その正体は地上げを目論むヤクザに、敵情視察で送られたスパイだった!! 任務のためなら色仕掛けも辞さない──逞しい腕で軽々と鉄鍋を扱う魚住と働くうち、ある夜ついに「俺のもんになれ」と裸に剥かれて抱かれてしまう!! 計画通りのはずなのに、なぜか廉は罪悪感に苛まれ!?

作品情報

作品名
中華飯店に潜入せよ
著者
中原一也 
イラスト
相葉キョウコ 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
発売日
ISBN
9784199006517
3.8

(26)

(6)

萌々

(12)

(6)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
9
得点
97
評価数
26
平均
3.8 / 5
神率
23.1%

レビュー投稿数9

元気が貰える1冊

環境とは...
読了後すごく考えさせられました。
テンポが良くてあっという間に読み終わってしまいました。楽しかったです(⁎˃ᴗ˂⁎)

環境が悪く粗雑に生きてきた受け様が環境は悪いけど良い人たちに囲まれて絆されていくお話です。

環境は人によって変わる、そんな大事なことを忘れていた気がします。
人間関係に疲れたらこの1冊を読めば色々な意味で悩みを解決出来そう♡

下町任侠、元気が欲しい方におすすめな1冊です♡♡♡

0

中原さんの作品を読んだ!という充実感に浸れる一冊!

かっこいい無精髭オヤジと、
スレてるけど悪い奴ではない受け。
そして周りを囲む街の仲間たち!
ヤクザとの対決!

中原味の濃い一冊です!
まるでちょっとした映画を観ているような、
もしくは面白い二時間ドラマとでも申しましょうか!
とにかく手を休める暇もなく、
あっという間に夢中で一冊読んでしまいました。

この辺は私と中原さんの本の相性の良さもあるのでしょうが、
とにかく読み始めたら止まらないのですよね。

今回もテンポのいいストーリ運びと、
可愛い(?)濂くんの葛藤にはらはらしつつ、
どきどきも混じってあっという間に読破。

相変わらず、
主役の二人を囲む仲間達がいい味出してます。
なんかこう役者さんの顔が浮かぶ感じで、
やはり映画化しても違和感ない気がします!

これはきっと、
タイトルも作者も知らずに読んでも、
これ中原さんでしょう!と解ると思いますv

人情、愛情、バイオレンス、
そしてラブとエロスと、
全てのバランスが上手くまとまっていて、
中原さんらしい一冊でありました!
評価は「萌✕2」で!

1

中原作品の王道でしょうか

中原作品の王道でしょうか。
実は数年前に挫折して再挑戦しやっと読み終えました。

今回は元格闘家の中華飯店店主魚住とヤクザの下っぱの廉とご近所の常連さんたち。

魚住が相変わらずオヤジで無精髭で美しい肉体美で。廉は子供の頃から恵まれない育ちで、美貌で細身のせいか男に襲われたり。

年齢差は17歳かな?廉は魚住や常連さんたちからしたら子供扱いなんですが、いつの間にか皆の仲間として認められ魚住も廉を好きになって廉も。
初めてのエッチで優しく感じさせてくれて。今までの男たちとは違って。
魚住も廉の可愛さにメロメロで浮かれちゃって。

あらすじにもありますが廉はスパイなんですよね。
でも魚住に面倒みてもらったり常連さんたちに可愛がられていくうちに葛藤が芽生え。

今回もハラハラしました。
しかし様式美というか王道の安定感?きっと助けに来るって予想ついちゃうんですよね。
仲間が団結して攻めが窮地を救う。それでも面白かったです。諸岡がやっかいでしたね。

新しい土地で新しいお店。でも箱が変わっただけでまた同じ仲間と同じように集まって。
廉も魚住と一緒に生きていけ、働く楽しさを味わい新しい人生が始まります。
大団円ですね。

1

お腹がすいてきます(笑)

中原さんも相葉さんも裏社会モノのストーリーも好きなので迷わず読んでみることにしました。
ストーリーは…タイトルそのままです(笑)。
ネタバレになるのでストーリーについては一切書きませんが、舞台が中華料理店で料理しているシーンがしょっちゅう登場します。
魚住さんが作る料理がとても美味しそうで、食欲を大いにそそられました。
魚住さんは38歳のおじさんですが、体格は素晴らしく男性の色気一杯で素敵でした。性格も申し分なく男前です。
お話は西沖君視点で進むのですが、丁寧に心情が描かれていて物語にも入っていきやすかったです。
裏社会モノということでハラハラするところもあって良かったと思います。

1

中原さんの攻めは35歳以上がいい

いい、いいと言われていますが、やはりいいです。中原さんのオヤジ攻めは。そんな攻めのお相手は薄幸で体は汚れていても心は純粋な美青年が良い。このお話もまさにそのパターンでした。ベタなセクハラ発言も中原さん描くオヤジなら許せちゃう。なぜなら性格が男前だから。スペックが高いから!受けは完全に料理で攻めに落とされちゃってます。スパイ先のオヤジに惚れちゃうのが切なくて可愛いです。

中原さんのこのパターンのお話で「愛と爆弾シリーズ」と(あっちの受けのトラウマの方が酷い)とシャレードのドヤ街の「愛」シリーズも大好きです。(今月完結編が出るので絶対買います)どのオヤジも素晴らしいです。

4

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