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グイグイ迫りまくるオオカミ後輩と本気で怖がる先輩の攻防戦て感じのお話。
吉武くんは、ちょっとしたことでポッと頬を赤らめて照れたり喜んだり、喜怒哀楽が激しくて、たぶんすごく愛でたくなるタイプの子だと思います。なんですけど…先輩の怖がりっぷりが本気なので、そっちに同情して可哀想になってくるんです。
コメディっぽく明るく笑えるようには描かれてますが、夜中に突然襲ってくるのはやっぱり怖い!で、暗い中で目だけが光ってる絵が…怖いっ!先輩はこれでよく絆されたよ…Hシーンも無理矢理にしか見えなかったのに、次のお話ではラブラブになっててあれぇ…?っていう。
もう少し先輩の怖がりっぷりがソフトだと心配せずに楽しく読めたかもなあと思います。でも先輩は先輩で吉武にしか扱えなさそうなところもあるので、ぴったりのカップルなんだろうな。
後輩×先輩
ありきたりな設定に見えて、腰乃さんの作品は登場人物の心情が分かりやすく、違和感というものが一切ない。自分は腐男子だが、自分がもしBLをするんならたしかにこう思うだろうなという共感がすごい。ぜひとも読んでみてほしい。
◾︎吉武(バスケ部後輩,料理上手)×守屋(先輩)
「俺は頼り方がわかりません」完結記念でここから読み返してます。大好きでCDもよく聞きました。読み返すとその声のまま脳内再生待ったなし。
もともとガラケー向け連載漫画だったんですっけ?4時限目までコマ割りが独特でちょっと見づらいですね。あと時系列も季節もごちゃごちゃで彼らが幾つなのかよく分からなくなってくる。1限(一話)毎がテンポ良く面白いので細かいことはいいんですけど!
腰乃先生お得意の男前流され受けちゃん、簡単に胃袋を掴まれるの巻。吉武はうまいことやったよな。押し切り勝ちです。天然でやってるように見えてバチバチに計算してそうなのが怖い。守屋は流され続けた結果自分から手出してますから恐ろしい話である。
5限目で「あと1年しかない」などと慌ててる守屋を見ると、「俺は〜」を知ってる身としては指を刺して笑ってしまうよ。そして牧野が部長という名の雑用係ではあれど、2人と距離おいてるのを見て「俺は〜」が楽しみになってきますね。君も当事者になるんだぞ。
萌2に近い萌。腰乃先生らしいハイテンションな青春劇、とっても楽しめました。途中まですべて4コマになっていて、それもすごく読みやすかったです。吉武の一方的に迫るワンコ感は、面白いと感じる時もあれば、守屋目線になって訳が分からない、話が通じなくて怖い、自分に都合が良過ぎる…と引く時もあり(笑)。そこが萌2と萌評価の間で揺れた理由の1つです。
守屋に関しても、絆されを通り越して、自分から安易に吉武を引き寄せるような言動をとることも多く、そこをちょろくて可愛いと思う時もあれば、無防備過ぎるでしょとツッコみたくなる時もあり。それが理由の2つ目です。ただ、終始テンポも良く、がっつりではないけれど濡れ場もあって、読者の萌えポイントはしっかり抑えられていたので、十分満足感は得られました。