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小説を読んでからのコミカライズ。庭師視点からの進行だからか、澄人さんがただの無口で可愛い人に見える。あとがきにもあったように頭の中ではモダモダ考えてる時もあるのにね。
庭師が溺愛していて幸せで暖かい話でした。
澄人さん、ずっとそのままの貴方でいて欲しい。
ここまで見守れて幸せです。
このシリーズはBLにはまってすぐに買ったのに、冒頭が不穏な感じでなかなかちゃんと読む機会がありませんでした。何年も積んでごめんね。
庭師に恋をして恋人になって、澄人は新しいドアを開けて広い世界へ飛び出しましたね。
知らなかった感情に戸惑い悲しみ涙を流したり傷ついたり。澄人の悲しい顔は見るのが辛かったです。
澄人には他意はないんですよね。
全ての行動原理や感情は庭師で。なのにすれ違ってしまったり怒らせてしまったり。反省したり。
庭師の実家に突撃とか、彼のことしか考えられなくて飽きられてしまうと心配になって一人で過ごしてみたりとか。
なぜかワラワラ人が寄ってきてしまうのは澄人さまですからね。
二人で過ごす初めてのクリスマス。その日は実は特別な日でもあって…。
おそらく初めてのプレゼント選び。彼のための正装。
素敵な日になりましたね。
ずっと二人で一緒に生きていくんだなあと信じられて。
もう澄人を見てるだけで泣けてきそうです。
巻末の小説は飼い犬、秘書、執事と繋がって。
屋敷の誰もが主人の幸せを願っていて優しい世界ですね。
澄人は子供の頃からこんな感じだったんですね。
飼い犬がいつも気を利かせて可愛いです!
エッチの時の庭師の命令口調がちょっと気になってました。
あとがきによると澄人のモノローグは書かないようにしたようなので、小説では澄人がグルグルしてるところが読めるかな?
茅島の可愛さが極まっていました。こんなに純真な人だったんだなぁ、と改めてその世間擦れしてないが故の言動に驚き。庭師の実家帰省にいてもたってもいられなくなって、1人で空港にまで着いてきてしまう突拍子のなさ。恐らく今までの人生でこんな風に行動したことなんてなかったでしょう。庭師には怒られてしまったけれど、それだけ熱烈に庭師を愛しているんだぁとよく分かるシーンでした。
かと思えば、今度は庭師を避け出したり。一体何を思って彼がこんなにも距離を置こうとするのか疑問に思いましたが、庭師の実家にまで着いていってしまったことを反省し、もっと1人でいても大丈夫なように庭師と離れていることに慣れたいという彼。健気な心がけにも程がありますよね。彼の心には庭師以外の邪念が入る隙は1ミリもないのです。贈り物を選んだ理由として、自分の欲求を優先してしまったことを告げる馬鹿正直さにもすごく好感が持てました。この人がガラス細工のように壊れてしまわないように、庭師がずっと傍にいてくれることを願います。
澄人お坊ちゃまは、庭師さんが℡で法事で帰省する会話を耳にして、コッソリついて行ってしまいます。
田舎の両親が、自慢している跡取り息子の庭師さん。
妹の名前は出てきても、庭師さんの名前は相変わらず謎。お兄ちゃん、と呼ばれているだけ。
田舎で、澄人さんの紹介は、雇用主とだけ伝えます。
・・なんか、淋しい。
戻ってきたあと、クリスマスのプレゼントは、
庭師さんはエンゲージリングを用意していました。
澄人坊ちゃんは、ヘリコプター付の歌舞伎の券。
二人はずっと仲良し、を誓い合った聖夜でした。
羨ましいくらい、綺麗な庭園を見せてもらえてうれしいマンガでした。
全部挿絵付の小説と言った方が良いかも、原作に忠実なので、小説を先に読んでおいてよかった。
遠野春日先生の小説のコミカライズ・コミックスの第3巻。
タイトルに「プロポーズ編」ですよ!
内容は…
庭師さんが法事で田舎に帰るのですが、勝手に茅島氏が付いてきちゃうという話。
茅島氏って可〜愛いな〜と思うのですが、庭師さんにしたらどーすんだよ!というところでしょうねぇ。カムアウトもしてないので、家族には「雇い主です」なんて紹介して。
庭師さんの実家で、浴衣を着て軒先で2人で花火。茅島氏は初めての庶民のお盆休みって感じですか?
それはいいけど、実家でイタすのはいかがなものか。
続いて、茅島氏が庭師さんの実家にいきなりお邪魔したことを反省して、1人で行動する練習をしようとして庭師さんとギクシャクするお話。
ちゃんと話をすれば何も行き違わないのに、茅島氏も言葉が足りなすぎるのですね。
ラスト、クリスマス・エピソード。
茅島氏が庭師さんに何かプレゼントしようとしている。
でもそれは「クリスマスプレゼント」ではなくて、庭師さんの「誕生日プレゼント」。
2人きり、正装して。
庭師さんから茅島氏へのクリスマスプレゼントは、指輪です。
翌日、手をつなぎヴァージンスノウの上を歩く2人…
最終巻も、巻末に小説SS「茅島家の執事は銀器磨く」が。こちらは執事・波多野視点です。
波多野がいかに庭師さんに茅島氏をより愛して欲しいと想っているか、が語られます。
コミックスを読んで、また小説も読みたくなりました!
世俗からずれてる茅島氏の可愛らしさ、一途な恋心、そんな茅島氏の心も体も揺さぶり続けるワイルドな庭師さん、茅島氏ワールド、最強!