単行本版(電子限定おまけ付)
そうだよ 俺はそういう目で夏目サンの事見てる
<あらすじ>
田舎の高校に合宿でやってきた柏野すばる(高校2年、攻め、東京在住)は、合宿中、ふとしたきっかけで、ひとつ年上の図書委員・夏目圭(高校3年、受け、田舎在住)に出会う。
一目見た瞬間から、すばるは圭の色素の薄い目や、雨にぬれた肌が気になってしまう。自分より背の高い、同性の年上相手に、不埒な夢を見て動揺するなか、合宿がおわり、圭から
「手紙を欠いてよ」と文通を持ちかけられる。
互いに手紙を送りあうふたりだったが、とあることをきっかけに、すばるは返事を書けなくなり・・・
<感想:ネタばれあり>
梶ヶ谷さんの前作「放課後の不純」を読んで、やわらかい絵柄とお話に惹かれて、本作を買ったのですが、結果・・・・・・・大正解!!
俺こういうの大好きなんすよ!!
受けが携帯を持っていないので、合宿終了後の二人の連絡手段が文通なんですが、そのレトロな感じがお話全体をすごくやわらかくしていて、胸がきゅんきゅんします!!エッチシーンはほぼないですが、だからこそ、二人の文通を通じた穏やかな恋愛模様に、一人萌え死んでおりました。
特に攻めが第1話では164センチで。受けより身長が低いのですが、「成長痛」というタイトル通り、だんだんと背が伸びていき、最終的に176センチのイケメンに成長し、受けより背が高くなります。それに伴い、はじめは可愛い攻めが、どんどん男らしく成長していくんですが、その描写がすごく丁寧で、見ているこっちもどきどきしました笑
個人的に好きなシーンは、書き下ろしで、受けが攻めの大きな制服を着て、「これ大きいよ…」と恥ずかしがっているシーンです!!
か、かわいすぎる・・・
初めての出会いからチャプターごとに身長が記されています。
そっか、成長痛って、背が伸びる時に足が痛くなるんだけどそれの事なんだと、この題名に納得して読み始めたのですが、
それが実は成長する体の痛みと共に心も痛みを覚えて成長していくという、二重の意味の痛みと成長も意味していたんではないかな?って
それを考えた時に、この青春のキュン萌えが一杯つまったお話にとてもとてもふさわしい題名だと何度もうなづいてしまったのです!
そして、彼等は出会ってからのやりとりに電話やメールを一切使っていません。
手紙による文通というこのアナログな交流方法は、声と違って相手に関する期待や想像や、気持ちを高めて行くにはうってつけの手段だと思います。
面倒になってしまえば、それで終わってしまうけど、本物だったら続くはず。
そして次を期待するはず。
そんな確実性も含んだ交流手段だと思うのですよ。
それが、すごく物語に効果的に働いていました!
GW中、高校バスケ部の合宿で田舎の高校に来たすばるは、早朝の図書館でその学校の3年生・圭と出会う。
当番で来ているという彼に翌朝も合えることを期待していると、姿を見ずがっかりするすばるは、翌日雨に濡れた圭の体を見てドキっとし、その晩彼とのいかがわしい夢を見てしまい、気まずさを感じるのだが、東京に帰る朝もう一度圭と会う約束をして、そこで携帯をもっていないと言う圭の提案により、文通しようということになるのです。
便せんを持っていないすばるが、ノートを破って便せん代わりにしたり、きちんとしたのにしなくちゃと、レポート用紙を購入するという、そんな些細な場面に高校一年の男の子を感じてほほえましくなりますv
夏祭りに呼ばれて喜んで圭の家へ出かけるすばるが、そこで自分の知らない圭の学校生活や友人関係を見て、自覚のない嫉妬にかられて焦ってしまう。
そして、その後大学受験の下見に東京に出てきた圭が、すばるにもすばるの友人関係と学校生活があって、すばるは夏休みにきっとこんな気持ちだったんだと、わかる。
このタイムラグ的互いの気持ちの共感で相手の気持ちを知るというシチュは、定番なんだけど、はずさないキュンを呼ぶ一つの要素だな~って思うのです。
しかし、それも連絡手段が手紙であるからこそ!
もし彼等が携帯電話でやりとりしていたら、こんな切なさは襲って来なかったと思うのです。
ラスト、春休みに圭の家に行ったすばると、夜二人で海を見に行くのですが、そこで圭が妹の読んでいる少女漫画みたいだよ、と恥ずかしがるのですが、、、ある意味少女漫画の主人公ですから、あなたたちwwwと思わず突っ込んでしまったwww
しかし、1年を通して遠距離の差がありながらも、育まれる二人の愛情が萌えなのは間違いありません♪
bonus truckで、女性とが制服エッチの話をしてそれに圭で妄想するすばるに性少年を見て、思わずニヤリとするのでありました♪
こうしたゆっくりきちんと育って成長していく気持ちの青春ものって本当に素敵です!
もし、この「成長痛」が好きになったら是非、未読でしたら市川けいさんの「スロースターター」もオススメしたいと思います!キュンな青春が詰まっています。
前作「放課後の不純」から待ちに待った梶ヶ谷ミチルさんの2冊目です。
表紙からも良さそうな感じがぷんぷんしてましたが・・・
今回も文句なしのオススメです!
今時、文通って!!って思ったけどそれがいい感じになってます。
すばるの身長が伸びると共に2人の関係が進んでいくのが良かったなぁ。
梶ヶ谷さんって絵は決して上手いというわけではないのでしょうが
表情とか目線がいいんですよね。
書き下ろしは思わずクスッとしてしまいます。
東京からある田舎の学校に合宿に来ていたすばる(攻)は何気なく立ち寄った図書室で2つ年上の圭(受)と出会う。少し会話しただけでなんとなく気になったすばるは、それ以降合宿が終わるまで圭と顔を合わせる度自分の想いが“恋心”だということに気付きます。すばるが東京に帰ってからも2人は“文通”という手段で交流していったり、互いの家を行き来したり。。。そのなかでも高校生らしい子供じみた嫉妬やすれ違いが丁寧に描かれており、また梶ヶ谷さんのやわらかなタッチと相俟って読み手の中にしみじみと浸透していく切なさが堪らなかったです。
なんと言ってもすばるの成長過程が一番の見所ですね。「夏目さんよりでかくなりたい」「もっと大人になりたい」というすばるの葛藤が読み手にじわじわと伝わってくるんですよ。
時を重ね、想いを重ねるたびに少しずつ身長も大きくなって、そして言動や思考も大人になっていく。実は1つ1つのエピソードごとに攻の顔つきも男らしく変貌していくところも見どころです。
あとは文通とかもツボッたな。確かに私も遠くにいる友人との文通は毎日待ち遠しくてタイムログを楽しんでたなぁと。こういうのも青春ですよね。
とにかくお勧めです。久しぶりにこんなに優しくて心がほっこりなれる作品読みました。この作品買って本当に良かったです。
なぜか胸がきゅーんっとなりました!
出会いからいきなり相手のことが気になるなんて
そんなそんな( ´△`)と前半思いましたが、
絵がきれいなんですよね…読みやすかった
二人のやりとりが文通っていうのも、微笑ましかったです!
あと攻めが背が伸びて、後半女の子にもててるのに
受けにしか興味がない姿勢がとてもNiceでしたw
