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本当にちょっとしか表情が変わらない。マネキンくんこと那智。
それが、たまらなく可愛いです。感情覚えたてのアンドロイドみたい。ご主人様は梓だけのような感じ。
中学の回想時に藍沢という可愛い女の子が出てきます。
那智が読んでいた本をきっかけに那智と友達なる。
藍沢と梓はライバル関係に。
藍沢が那智に告白したあと、梓が藍沢にキスをし目撃した那智が泣いてました。
那智が「藍沢が好きなのか?」と聞いて梓が「うん」と答えます。
そして、また那智が泣くわけです。梓の「うん」もちろん本心じゃない。
那智の涙は梓が自分より藍沢を選んだからなんじゃないかなって思いました。
友達として手を繋ぐ二人が可愛い。
4コマでも先生に「なんた、その手は!付き合ってるのか!」ってビックリされてるけど、二人の「ともだち」という言葉に先生は「おっ……おう……」という反応。
若葉と聞けば、思い浮かぶのは「萌ゆる若葉」なんですがこの若葉も良かったです。
北畠あけ乃先生のイラストが好きだ。
胸の鼓動が止まらなかったです.. 純粋過ぎる想いに
主人公の那智ことなっちゃんは人に無関心でした
しかし、ふっとした切っ掛けで同級生で人気者の真里谷が気になり友達になりたいと思います
そして出てきた言葉がタイトルの『どうしたら友達になれる?』
『誰と?』
『真里谷と、休みの間ずーと考えたけどわからなかった..』
少しいや、かなりずれてるなっちゃん
でも、突き刺さる程真っ直ぐな言葉を持つなっちゃん
そんな、なっちゃんと真里谷の距離は急接近
2人で下校する事がお約束のように
でも、真里谷の他の友人が『今日は俺と帰れ〜』とじゃれていた所に、なっちゃん登場
そして一言『だめだ』
真里谷『俺にはなっちゃん以外にも友達いるんだよ』
なっちゃん『僕は真里谷だけだ』
そんな、なっちゃんの気持ちが嬉しい真里谷
でも、それを認めるには幼過ぎて
なっちゃんを傷つける事で自分を正当化しようとします
でも、そんな真里谷の想いをものともしない真っ直ぐなっちゃん
絆され素直に向き合う真里谷
そんな2人の中に割って入った同級生
なっちゃんにこちらも真っ直ぐな想いを寄せます
嫉妬に苦しむ真里谷
ここで初めて自分がなっちゃんに惹かれていることを認めます
『ずれている 君が初めから好きだった』と。
真っ直ぐななっちゃん
プライド高くてやや不器用な真里谷
この純情に胸が締め付けられました
恋に変わる前の若葉の段階
こんなにももどかしいものなのですね
大人になって建前を知った今ではこんなに真っ直ぐ人に向き合うことは無いでしょう
この、世界でだけでも彼らの想いに浸っていたい
そう思わせてくれる名作です
大好きです
舞台は高校、無口でマイペース、でも実はなんでも出来る那智と、人気者のイケメン真里谷。
他人から見ると、一見接点のない対照的な二人は、
不思議な親密さを漂わせて執着しあっている。
二人の関係は……?中学時代からの親密な「ともだち」。
時は中学時代の出会いとその後のエピソードへと遡る…
うわ〜!なんだこれ!
久しぶりに漫画を読んで、ザワッとするようなショックを受けてしまった。
淡々とゆっくりと、キスシーンすらないもどかしい程の展開なんだけれど、
内包された感情に揺れ動かされる。
時折表面に現れるそれに、キュンキュンさせられて悶えそう!
かの人気作「セブンデイズ」の原作でも有名な橘紅緒さんの原作。
私は「セブンデイズ」は残念ながらイマイチだったのだが、
先日橘さんの小説を初めて読んでみたら(「つまさきにくちづけを」)すごく良かったので、
今回こちらも読んでみたのだが、うわ〜っ!この雰囲気、好きだっ〜!
続巻がとても楽しみです。
丸ごと一冊すべてひとつのストーリー。
始まりは高校生。みんなの関係性が
始まってすぐの回顧シーンで明らかになってきます。
全体にこのストーリーには、
この回顧シーンでの解明(と言うとおおげさですが(^^; )
という作りがとても合っている気がしました。
この作りゆえ、かなりゆるやかなストーリーなのに、退屈さや
じれったさのような物は感じさせられなかったように思います!
このあとの続編が「若葉のー恋篇ー」となると
最後に描かれていましたが、とても楽しみです♪
地味で大人しい那智と、クラスで男女問わず人気がある真里谷がなぜ一緒にいるのか、ともかく不思議でした。読んでいて、この二人、どこにも接点が見つけられないのです。どうやって出会って、なぜ今も一緒にいるのか、ずっと気になりながら読んでいると、ふたりの中学生時代の回想が入ります。
麻美という女子は、真里谷と付き合えれば今付き合っている小野と別れてもいいというのです。女友達よりも友情を選んだ真里谷は、その後那智に話しかけます
素直すぎる那智に対する真里谷が、おかしく、そしてちょっとずるく見えたのですが、那智は免疫がないせいか、真里谷との距離感があまり上手くとれないでいます。そんな那智に、真里谷はあえて傷つけることを言うのですが、その後、自分のしたことの愚かさに気づくのです。
何をやってもよい時期、どこまでやったらいいのかが分からない時期というのは、何て残酷なのだろうと思いました。中学生から高校生の前半までを描いた巻でこれから、この二人、そして杏奈との三角関係が気になりました。