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雪代さんは初読みで、内容も知らずに手にしたのですが。
あっっっっまぁーーーーーーーーいっ (*≧∇≦)pキャー
冬馬(攻)が甘いよ。王子様甘いよぉう。甘すぎるぅぅ。
読んででキャーって顔を覆ってニヨニヨしたくなるくらい甘いっす。
こんなに王子様で甘ったるい攻めは初めて見たョ!!!(嬉)
お話としては不幸な境遇から王子様に救いだされる
身分差王道のシンデレララブストーリーですかね。
悠里は不憫極まりない健気らぶりー受け。笑
妾の子として生まれ、母亡き後父に引き取られるものの使用人と変わらない扱い。
腹違いの兄和臣の策略にあい、野獣と化した男達に催淫剤を施され
あわや輪姦!と、割りと設定的には酷い扱いを受けていると思うのだけれど
何故だろうか。あまり不憫に感じないんだな。。。苦笑
よっぽど強姦、輪姦されちゃった方が不憫度が増してよかったかも?
あ、でも。純潔を捧ぐ、だから無理かー。笑
冬馬との初夜は催淫剤の影響でエロエロしいのかと思いきや、
悠里は素でエロいらしい。(゚∀゚ )アハ
ただ、白薔薇プレイ……はあんまエロくなかったな。(^^;
激甘王子様攻め×健気受けってなんとなくエロ控えめなイメージなのですが
いやいや、量産型か?と見紛うばかりに馬鍬いまくってます。笑
そしてそのたびに恥ずかしがりながらあんあん言わされまくってます。
正直ちょっとエチシーンが多い・・・かな。苦笑
ちょっと途中でお腹いっぱいになっちゃった。
本編で冬馬によって悠里を取り上げられた和臣が書下ろしで完全に
叩きのめされたのが若干不憫でならなかったけど・・・。
だって悠里を手元においておきたくて(自分勝手だけどね)
追い詰められて訪問したのに、全く悠里に信じてもらえないなんて。
ねぇ。
自業自得とはいえ、彼も心の寂しい人なので救ってほしいかな。
個人的な好みはやはり冬馬の幼馴染の薫ですよねーvv
ツンだよ。やっぱツン好きだよ。私。(゚∀゚ )アハ
一旦口にした言葉は絶対に撤回しないと宣言したにもかかわらず
兄の酷い仕打ちの事実を知った悠里を慰めるために自らの言葉を
撤回したり、冬馬よりも先に剣を抜いて成敗するなんて男前すぎますっ
そんな人があんあん言わされてる姿がみたい。笑
書下ろしも含めて本当にひたすらに悠里が甘やかされ続ける一冊でした。笑
女装エチとか実兄に強姦される(最初だけだけど)シーンとかはあるので
その辺が地雷な方はご注意が必要かと。
それでもひたすらに王子様に甘やかされる受けを愛でるのには良作ですよん♪
佐東家の次男である悠里は敬愛する兄・和臣に呼び出され、指定された場所に行くとそこにいたのは見知らぬ男たち。
そこで悠里は複数の男たちに乱暴され媚薬を使われ、陵辱されそうになる。
隙をついて必至に逃げ惑う悠里。
力尽き倒れている悠里を助けたのは、次期侯爵・御園生冬馬。
プレイボーイと名を馳せている彼に、悠里は甘く慰めてもらう。
華族であり次期侯爵の冬馬と、新興財閥・佐東家の父が花魁に生ませた子、悠里。
大正ロマンということで、身分はハッキリものをいう時代のお話です。
悠里の受けてきた仕打ち、そして憧れである兄・和臣の裏側。
素直でけがれのない、純粋で健気な悠里がいじらしく、和臣地獄に堕ちろと何度思ったか。
今まで蔑ろにし見向きもしなかったのに、悠里の持つ本質に気づいた和臣がしでかした事は、本当に許せない。
『兄との罪深いこの行為が終わったら。この夜が終わったら、命を絶とう』
悠里の決意に思わず涙が浮かびました。
白馬に乗った王子様よろしく悠里を甘やかし大事に大事にする冬馬がほんともう素敵。
今まで受けてきた酷い仕打ちなんか忘れてしまうぐらいに、愛を注いであげてほしいです。
健気であくのない受けがお得意の雪代さん。
そして年の差も多い作家さんです。
さらに攻めの友人や幼馴染みが、受けの味方に登場するのもお馴染み。
やっぱりこの作品もそうでした。
雪代作品のテンプレ満載なのですが、そこが良いのですよ雪代さんは!それを求めて買っておりますので。
ちなみに攻めは俺様系か激甘タイプかわかれることが多いですが、こちらはわたしの大好きな甘々系でございます。
そして相変わらずエロがエロくない(笑
回数やらシーンやらが多い作品でも、なぜか雪代さんの書かれるえっちは情欲!というものでなく、本文と同じ雰囲気なんですよね。
切り替えなく自然に始まって終わってるというような。
エロを求めて買う作家さんではわたしはないものですから(わたしはエロは他の作家さんにお任せ・笑)、この自然な感じが好きですね。
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受けの悠里は新興財閥である佐東家当主の庶子で、使用人のような扱いを受ける16歳。
義兄を尊敬していて、彼に心酔しています。
攻めは御薗生侯爵家の嫡男、冬馬、23歳。
悠里の義兄とは帝大での同窓生で、社交界を常に騒がす有名なプレイボーイ。
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大正時代、舞台は軽井沢。
気まぐれな戯れのように華族の子弟たちに凌辱されそうになった悠里は、必死に逃げ、偶然出くわした冬馬に保護されます。
その恩を盾に、そのまま冬馬の一夏の見せかけの恋人として屋敷に留まることを約束させられてしまう悠里でしたが、冬馬の甘く優しい手に触れているうちに…といったお話です。
『真珠とカナリヤ』でもそうでしたが、高貴で甘々な攻めさんは最高に素敵ですね!
さらに冬馬は悠里が可愛くて虐めちゃう辺りが、プレイボーイならではで惚れますー(照
雪代さんの書かれた攻めさんで、個人的には二番目に好きだわあ。
お話的には最初から読める展開なのですが、その辺りも雪代さんの作品を選んで読む方には安心感があります。
もちろんわたしも。
求めている物がしっかり入っていますからね。
個人的には悠里の境遇よりも、ストーリーとはあまり関係ないのですが、『フランダースの犬』のパトラッシュが必至にネロを追うシーンの朗読が!
そこで泣けちゃいました(苦笑
このシーンを選ぶなんて!雪代さんてば策士だわあ。
ちなみに、あらすじには『冬馬に拾われ介抱と称して抱かれてしまう』とあります。
最初これを読んで冬馬の印象が悪かったのですよ、無理矢理系か?と。
なので読むのも後回しにしていました。
でも、読むと全然違うのですよね。
この作品はあらすじで損している気がします。
もう少し担当者の方が考えて下さると良かったのに。
冬馬からの無理矢理ちっくなものは皆無で、ひたすら甘いですのでご安心くださいませ。
あ、でも、もちろん受けは酷い目に合いますけどね(苦笑
可愛そうな受け様がお金持ちの優しい攻め様に拾われ大事にされるという
大きく話は読める展開でしたが、面白かったです!
受け様はお金持ちの妾の子供で、お母さんが亡くなり引き取られましたが
使用人同然で可愛そうな扱いを受けています
攻め様はプレイボーイと周りからは言われていますが
かなり優しくいい人なんです
とにかく受け様は兄に騙されたにも関わらず
兄を信じていて健気で可愛い子、使用人達にも人気でw
攻め様はそんな受け様を大事に大事にあつかっています
読める展開ではありますが、読み返したくなる1冊です
これは私、旧版を持ってるんですが、結構好きなので新装版も買ってしまいました。書き下ろしも2編入ってますし。
私は基本的に、旧版を持っていたら新装版を買うことはまずないんです。よっぽど好きな作品・作家さんで、書き下ろし目当ての場合くらいでしょうか。今のところ実際に買ったのは、雪代さん(これが2作目)ともう1人の作家さん(1作)だけですね。
キャラクターもストーリーも、ものすごい王道というかベタベタです。でもそこがいいんです。
本来『俺様』『傲慢』『鬼畜』攻はキライなんですが、雪代さんの攻はそういう要素が入っていても(あくまでも『入っている程度』なら、ですが)意外とイヤじゃないんですよ。不思議なことに。
多分、受があまりにも健気過ぎるからと、攻が他はともかく受にはベタ甘のケースが多いからでしょう。
今作の冬馬(攻)も、かなりそういう系統入りなんですが、悠里(受)がホントに健気で可愛いんですよ。それに、冬馬はちゃんと悠里を『恋人』として溺愛してますし(Hだけじゃなくて)。
雪代さんは、『王道一直線』『可愛い健気受』という印象が強いですが、受が(攻からか、それ以外からかはともかく)かなり酷い目にあわされる率が高いんですよね。
これも、悠里が兄の策略で複数の男に催淫剤を使われて凌辱されそうになって、ギリギリのところで全裸で逃げ出すんです。その逃げる途中、冬馬に会って助けられるんですけどね。
書き下ろしの1編目で、非道な兄のその後が出てきます。旧版のときは、この後兄は自分のしたことに気づいて反省するんだろうか?と思っていたので、一応その答は得られたのかな。もっと徹底的にやってしまえ!という気もしましたが、まあ結局この兄は『大切なもの』をなくしてしまったんだから、もう十分痛い目に合ったってことなんでしょうね。
ただ、旧版がHYPERレーベルだからかHの分量がすごいです。正直なところ、この作品のストーリー・雰囲気なら、もう少し控えめの方が好みですけどね。正直、途中で『もうHはいいから・・・』という気持ちになりました。
イラストは、私は旧版の汞さんの方が好きです。サマミヤさんの絵柄はかなり好きな方ですし、まったく合わないとは思わないんですけどね。 馴染んでるからかも。