私には闘牛場に立つ資格が、覚悟が、無い

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表題作Golondrina ゴロンドリーナ 2

あらすじ

*BLではありません

初めて本物の牛の前に立ったものの、何も出来なかったチカ。
そんなチカを、若く有望な見習い闘牛士・ヴィセンテは痛罵する。
自分はいったいなんのために闘牛士になろうとしたのか…
チカの想いは過去に飛び、忌まわしき記憶が甦る。
チカは再び牛の前に立つことが出来るのか?
業界最注目作家による本格闘牛コミック、待望の第2集!

(出版社より)

作品情報

作品名
Golondrina ゴロンドリーナ 2
著者
えすとえむ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
小学館
レーベル
IKKI COMICS【非BL】
発売日
ISBN
9784091886064
4

(1)

(0)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

まっすぐに正面を見据えるチカの眼が美しい

表紙!カッコいい。

正直なところ、一巻は物語の枠組みを提示しただけという感じで、
しかも青くて直情で、余人にはよく分からない理屈でのチカの闘牛士修行の開始だったが、
この巻でその背景にあった彼女の過去が明らかになる。

チカという名前の意味、マリアとの関係…
ゲイの友人セチュや、ヴィセンテについても彼らの持つ葛藤が見えてくる。
「闘牛場はお前の死に場所じゃない、俺たちの生きる場所だ。お前の血で汚すな。」と
チカに突きつけるヴィセンテは、さらに自らの闘牛で、再びチカに生き様を見せつける。
(一巻ではどうよ?って感じだった彼ですが、これまたカッコいいです。)

「もう "ラ・チカ(ある少女)" でいるのはイヤなの」と、答えを求めて牛の前に立つチカ。
「ゴロンドリーナ=燕」という新しい名を得て、強く前を見て飛翔せよ!

2

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