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表題作淫花~背徳の花嫁~

インドの男たち マハヴィル/ラジーブ/ダヤラム
日本の大学生 向井俊也・20歳

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

「気持ちいいのか。俺の雄が―」
そんなのありえない! こんなことで感じてしまうなんて…。
大学生の俊也はインド旅行中に突然囚われ、そこで出逢った3人の男たちの陵辱を受ける。必死に抵抗する心とは反対に、蜜を垂らしながら快楽を貪ろうとヒクつき揺れてしまう身体――。
彼らに贈られた宝石も、硬く閉ざされた蕾を責めたてる道具になり俊也を悦ばせる…。
そうして蠱惑的な色香を帯びるようになった俊也に、男たちは独占欲を抱き始め…
囚われたのは――?

作品情報

作品名
淫花~背徳の花嫁~
著者
いとう由貴 
イラスト
Ciel 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイSLASHノベルズ
シリーズ
淫花~背徳の花嫁~
発売日
ISBN
9784799712603
3.3

(54)

(10)

萌々

(20)

(10)

中立

(5)

趣味じゃない

(9)

レビュー数
11
得点
165
評価数
54
平均
3.3 / 5
神率
18.5%

レビュー投稿数11

2,3作目を読んでから読みました。

突然、インド秘教の神子になるべく夜通し秘儀(せっくす)を強要され、攻めは傲慢下衆野郎達でしんど…ってとこから、どんどん淫靡にされ、戸惑いながら受け入れエロかわになる受けと結局受けに翻弄される攻め達のそれぞれの愛し方を楽しむ!!

秘教に巻き込まれた受けが奔走しまくり、ツライ…….…ってとこに味方も現れ、傲慢な男、懇願する男、愛する男ってバランスが良い。
エロエロハラハラ!アクションサスペンス感あり!!
エロ重視なんだけど、挿絵の淫靡さも合わさって、お話にも引き込まれてしまう。

なんだかモヤモヤした結末は4作目(淫雨)まで読んで少しすっきりしました。

0

最後の大逆転でトントン

攻3×受1の4Pなお話でした。これだけで疲れそうな予感がしますが、いとう由貴さんの作品らしく、すべてのベッドシーンが「全力エロス!」という濃密なものである上に、怪しげな宗教団体、それぞれの運命を背負った魅惑的な3人の男達…と、読み終えた時にはどっと疲れました(笑) でも面白かったです。

俊也は旅先で拉致られてよく分からないまま「神子」なんて呼ばれた挙句レイプされて散々な目に遭う被害者なのですが、最後の大逆転でトントンかな~。少なくとも後味の悪さはありませんでした。

それにしても日本の俊也の周辺では彼の失踪をどう受け止めているのでしょう。気になります。

2

インドで繰り広げられる4人プレイ

壮絶でした!3Pは王道でよくありますが四人ともなるとあまり見かけないBL界。4Pへの挑戦ありがとうございます。
誰か一人を選ぶのか、もしくは四人で丸く収まるのか、わりと最後までどっちになるか分からずどきどきしながら読ませていただいたのです、が、まさかの…!
受けのビッチ化…!!
神の力で淫乱ビッチになってしまった受け様。平凡な日本人大学生とインドの富豪三人、「傲慢さ」と「慇懃さ」と「優しさ」、それぞれに翻弄されるというトンデモな図式は楽しかったしエロくてお腹一杯になりました。ただ唯一恋心を抱いたマハヴィルは健気で可哀想。

3

神子

まてまて、十年の間に何があったのよΣ(・ω・ノ)ノ!w

エロエロで乱交。アラブで蹂躙と聞きまして。
うっかり衝動買い。エロと聞くと買ってしまう衝動を何とかしたい。
いとう作品だし、エロは十分だろうと読みを開始したわけではありますが
まぁ、うん。期待したより内容薄っぺらいなという印象。
ラストがああじゃなかったらもう少し気持ちよく読後を迎えられた気がする。

お話は、インドに旅行に出かけた受が
突然拉致されて、豪華なベッドに寝かされる
数百年に一人の神子と歌われて、美形な男たちに蹂躙される
身体は慣らされ快楽をむさぼるようになる。
一度は逃げるものの、不思議な力に引き寄せられて~という
あれよあれよなお話。
最初はそんなに乗り気ではない男たちがたちまちに魅了され
身体の交わりにふけっていく。一度でスッキリ終わらないエロスは好きでしたwwwま、一対一じゃないので少なくとも1回で終わるわけはないのだけれど。
受を唯一心配してくれる男もまた
結局酷く受を蹂躙していくというのがまた滑稽で面白かったですね。」

とはいえ、濡れ場が多いということもあり
あんまり内容としてはふわっとした部分が多かったかなと思います。
ラストも、10年後~と描かれていますが
その間に何がどうなって、あの純朴そうな受が誰彼かまわずになってしまったのか・・というのがちょっと気になったかな。
飛行機の中で、あの攻たちを手玉にとっている姿は
あれはあれで萌えるのです。大の大人たちを手のひらで転がし
のどを撫でとりこにする。最初からそのテイストであっても面白かったかなとは思うのですが、ん~・・・急展開すぎてついていけなかったのが現状。
設定としては面白いんだけどちょっと薄いかな。

3

期待外れ (-.-;)

何かに疲れてる時なのか(苦笑)、シンプルにエロというかやおいというかを読みたくなる時ってありませんか?

そんな気分の中で、最近流行りの3P物等エロ重視系から表紙絵の好みと
合わせて、わりと評判になってたこちらを手にしてみたのですが・・・
ちっともエロくない・・・・(||-д-)チ――ン
大半がその手シーンで構成されているにもかかわらず、さっぱり色っぽさを感じれず、せっかくのインドエロスの雰囲気も堪能することが出来ず、
残念な結果に;; (涙)

結構評判になってたのに、なんでかな~??と考えてみました。

単純にやおいを楽しみたかっただけなので、
いきなり拉致も、神数だけ妙に詳細なトンチキ邪教も、臨場感のない
爆破アクション(爆)も まぁ、いいんですよ。(゚∀゚)ヾ
けれど、読者がそのシチュエーションを楽しむには、
その場所のイメージとか雰囲気とかが頭に浮かばないとイケない訳で、
それがダメだったってことでしょうね~。

妄想が広がらなかった原因は、描写不足にありました;; (-"-)

平凡な青年が妖しい密室で、3人もの男に弄り回されて淫らで妖艶な神子に変貌を遂げていく過程は、様々に描かれた状況や人物の反応から妄想することで、読者が想像を膨らませる事ができ、うわ~この子エロい、とか感じるものと思います。

ところがこの話では、詳細描写が少ないまま、
”得も言われぬ蠱惑があった” ”妙に魅力的” ”異常な興奮” ”―これが秘義か” 等々 大事なところを形容詞で済まされてしまうので、
「 竜宮城へ来てみれば♪ 絵にも描けない美しさ 」と歌われてる(笑)みたいに、何か美しいのかさっぱり分からない;; という状態。(苦笑)

特に、主人公の容貌は、ごくごく平凡、凡庸なはずの面立ち、、、
なんて一般人を強調するところだけは、冒頭から繰り返し書かれているので尚更です。
小説であれば、そこからの表情変化や3人が眼を奪われたポイントを表現してこそ、読者の妄想が湧いて萌えるんじゃないでしょうか・・・。

何度か読むのが面倒になりながらも、次のHはもっと色っぽいかも (爆) と
期待して、とぎれとぎれに最後まで読みましたが、色々盛り沢山のHシーンも、最後までエロさは堪能できず、なんだかな~、でした;;

支配する男・ラジーブ - 意地悪と許しに乱される
取り縋る男・ダラヤム - 熱い眼差しの懇願の甘美さ
愛してくれる男・マハヴィル - 抱き締める熱い腕

運命の相手となる3人を、其々の性格と立ち位置で描き分けた辺りは良かったので、もう少し、房事に溺れる彼らの内面描写があれば、楽しめたかな~、と思います。

先の方のコメントに同じく、これがコミックだったらイケてたかもね。
カラーの表紙絵と口絵がもっとも色っぽくて萌えられたところです。
元ネタのエロとじvol2も引っ張りだしてみましたが、やっぱり表紙絵が一番の萌えでした。(笑)
何度もエロエロと(爆)しつこいコメントで失礼いたしました。(^_^;ヾ

6

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