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こっち向いて笑って

kocchi muite waratte

请对我微笑

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表題作こっち向いて笑って

浅野顕太
突然筧に告られた大学生
筧慎一
ネガティブ大学生,バイト仲間

その他の収録作品

  • それから.1(描き下ろし)
  • それから.2(描き下ろし)
  • あとがき!
  • カバー下表紙1【表】~カバー下表紙4【裏】:受攻服装嗜好設定

あらすじ

大好評発売中『スロースターター』の市川けいの2ndコミックス!

居酒屋でバイトする浅野は、親しくもなかった無愛想なイケメン・筧に突然告白され人知れずパニックに。しかし、それからも拍子抜けするほど、態度の変わらないい筧に意識するのは浅野の方で……。

(出版社より)

作品情報

作品名
こっち向いて笑って
著者
市川けい 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
シトロンコミックス
シリーズ
こっち向いて笑って
発売日
ISBN
9784799712986
4

(279)

(110)

萌々

(92)

(58)

中立

(13)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
51
得点
1105
評価数
279
平均
4 / 5
神率
39.4%

レビュー投稿数51

キュン、とくる逆転劇。

大好きな一冊が増えました!

ほとんど話した事もない相手に告白されて『何で?』と不思議に思い行動を共にするうちに惹かれていくという展開。

筧の可愛さがどストライク。
顕太にもらった缶コーヒーをもったいなくて飲めないって赤面するピュアっ子が頭の中では顕太をあんあん啼かせてる姿が実に年頃の男子らしくて健全でした(笑)

CoCo参番屋妄想ではビックリしたけど←

この時、顕太は左利きの筧のことを考えて位置を確認してるんですよねー。
気がつくイイ子できゅん、てしましたわ!

忘年会でふたりは直接、話していないけど集団の中で顕太は誰よりも筧に集中しているんですよね。

他人と話してる姿に興味があって、仕掛けたのは自分なのに実際、その姿を見てしまうと、なんか面白くない。

しかもその感情の名前を知らないで持て余して飲み過ごすって…。

人慣れしていない筧よりよっぽど初(うぶ)ぃじゃないですか、顕太!

こういう逆転の兆しすら焦れったくて何度も床に萌ローリング!

そして、ここまで顕太視点だったのが筧視点に切り替わります。
すっごい効果的!!

そのまま押し切るの!?と思いきや、そうですよね、攻めですよね、貴方!とひとりでやけに興奮してしまいました(笑)

表情で煽るセックスでこちらの視覚もヤられたー!

年相応の感情のやりとりが上手いなぁと再確認しました。
【スロースターター】の初々しさと某二次創作の大人の密やかな獣性の中間で、ちょい若者寄りな部分を読んでみたいと思っていたので大満足です!

最後にバイト仲間4人でロッカーで話しているとき、頭に顕太の手を感じる筧の目の表情が好きです。
恥ずかしくて、でも安心して嬉しいみたいな。
他人の中でふたりだけがわかるやりとりや空間。

頭をくしゃり、ってするのも立派な愛撫ですよ!

みなさん仰ってますが…顕太と同居してる『ささきさん』て何者!?
投げっぱなしジャーマン食らった気分ww

今、オススメは?と訊かれたら間違いなく今作をオススメします。

『好き』って感想しか浮かばなくて1日寝かせたのに結局、興奮したまんまの文になりました…素敵作品だということ、伝われー!


9

今度は学生さんのお話。

この作品は市川さんの待望の2ndコミックということで、
色々ハードルが上がちゃってやばいんじゃなかろうかとドキドキしつつもでも読みたくて発売日に速攻買った作品でした。

なんだろう…読めば読むほど何かデジャブを感じましたが、
う、ううん、気にしちゃ負けよー!
でもそれを感じたところでこの作品の価値が下がるわけじゃなし、でございました。

今回は前作と違って、冒頭はいきなり告白から始まります。
前の作品では出会いの部分から丁寧に描かれていましたが、
今作品では出会いの部分や告白をした筧が「なぜ浅野を好きになったのか」という部分が最後に出てきます。
一応その部分はあるので、そこまで消化不良になることはなかったですが、
前作の「丁寧さ」にハマったクチなので少し物足りなく感じました。

しかし今回は前作にはないHの部分があります。前はキス止まりでしたよね。
高校生から大学生にシフトした分だけ、別の表現も広がったのかな、と思いました。
甘酸っぱさは減ったけど、エロさは上がったかも(笑)

そしてまさかの、筧が受け、浅野攻めw
あれ?筧、入れたいほうだったのにね!(笑)
いいじゃん筧、浅野の愛だよ。受け入れたげようよ!
いつかリバるのかな?リバあってもこの二人なら変に感じないかもしれません。

今回もじんわりと進む内容に、ノンケ×ノンケの醍醐味を感じ、個人的には楽しく読めました。
確かにね、浅野、早く好きって言ってあげてーって何度か思いましたけどね。
でもこの‘じれったさ’こそが市川さんの持ち味だと思います。

9

人をすきになるって、きっと・・・

最初に読みはじめた時は、失礼ながら、
あれ?
これって、ヤマシタトモコさんの「くいもの処 明楽」の大学生のバイトくん版?
そんな風に思ってしまいました。

一緒に飲食店で働いている、
ちょっと目つきの悪い黒髪で無愛想な年下のイケメンから、
別に仲がよかったわけじゃなくお互いよく知らないはずなのに、いきなり告白される。
でも、告ってきたからって懐いてくるとか、優しくなるとかでもなくて、
口を開けば生意気でそっけなくて、だから告られた方は気になって、構いたくなって・・・

でも、ノンケが思いがけなく男から告白を受けたら、
キモイ!という感情が生まれなくて、ちょっと引っかかるところがあったら、
きっとそんな感じなんじゃないのかな?
意識しちゃって、
相手の言動が気になって、
気づけば相手のことばかり考えて、確実に脳内が占拠されていく・・・。

この本の魅力は、そんな風に心を乱されながら、
バイトが同じなので繰り返し顔を合わせるふたりの、リアリティのあるやり取りや表情、気持ち。
不器用さや未熟さや自信のなさを抱えながら、
男を好きになったという、
自分でも持て余してしまう抑えの効かない感情を抱えて悶々とする、バイトの後輩。
頭の中で喋っていることが文字になったら、その多さと勢いにびっくり!!
うわ、無表情の裏でこんなこと考えてるんだw
でも、表には見せない。
思っていることの、何分の1も言葉にはしない。
だから想いは相手にちゃんと伝わらないし、相手のこともよく分からない。
でも、気持ちはどんどん膨らんでいく。
そんな様子が、ゆっくりじっくり丁寧に描かれています。


後輩の筧は無表情で明らかに人付き合いが下手。
もうひとり、先輩の浅野は飄々と上手になんでも軽~くこなしているように見える。
でも、中身はそんなに違うところばっかりじゃない。
そういうところもちょっとずつ小出しw
それがもどかしくもあり、唸らせる要素でもあるように思います。

若いからこその、2歳という年の差もリアルに表れていてよかったな。
自分が相手をヨガらせるつもりでいたのに、
その姿を想像して何度も抜いていたのに、現実では相手にあっさり主導権を握られちゃうとかw
その悔しさと恥ずかしさとが表れた筧の顔がすごく、そそる。
不意にチラッと覗かせる不安げな幼い表情も、すごくいい。

読み終わっても、相手について謎な、もうちょっと知りたいことが色々ある。
でも、恋のはじまりって多分きっとそんな感じ。
だからそんなところも、リアリティに繋がるのだと思いました。
(でも、浅野が同居している先輩らしき人と、
筧が会ったらどんなリアクションするんだろう?とか、本当は色々見たかったな~~)


サラッと一読するだけだと、あれれ?と思うかも。
でも気になるので、何度も開いてふたりの気持ちに寄り添うと、
それがちょっとずつ心に滲みてきて、ふたりへの愛おしさがじわじわと増していって・・・。
わたしは、そんな風にゆっくりとこの本がすきになりました。

8

表情の変化に注目!

すごく好みな作品でした。

何がいいって…挙げればたくさんあるんですが…特に良かったのは二人ともホントにその世代の普通の感覚の普通の男子なとこ。
二人の性格、性質にも特に突飛なところは無くて、二人の生活自体にも特に変わった事はなく、ストーリー上でも変わった事が起こるわけではありません。
感情面でも燃え上がるような恋愛感情が起こるわけでもなく、ほぼ全てがじわじわ…じわじわ…と進行していく感じなのです。
どちらかが押しが強いというわけではないのでタイミングが合わなければ二人が付き合う事はないと思います。
押しが強いどころかお互いに相手を「?」「?」って感じで観察してる位なのです。
でも同性(しかも二人共ノンケ)なのですから、それが当然っちゃ当然。むしろ筧に「好きなんすよ」と告られたことを浅野が(告られた)と最初の時点で気づいてた事自体が「よく気がついたね。」と読者の私が思う位なのです。
そんな状況なのにあれ?最後の方のページでは二人は相思相愛になってる…?

市川けいさん、見事です。

そもそも「付き合う」ってのはそんなもんじゃないかな?って思うんです。
中・高校生なら「好きです。付き合って下さい。」みたいなストレートな告白からストーリーが始まるのかもしれないけど、ある程度大人になればもだもだ考える事柄等も増え「好き」と受け取れる様な言葉など、そうそう簡単に口には出来ないものです。
まぁ、そういったものが実に上手く表現されていました。

萌えポイントは「表情」です。
セックスしてる時の相手の表情というのは本人も知らない、それを見る事が出来る自分しか知らないわけですが、それが相手によっては「キモイ」「コワイ」「ウケる」と感じ方も変わってきます。
普段、表情の固い筧の表情の変化。
穏やかな表情の浅野の表情の変化。
必見です。

オチも見事でした。
「こっち向いて笑って」
と最初に思ってたのは浅野ではなく…筧…だったんですね…。
…かわいい……。o(〃д〃)o


読者側にもじわじわと「恋愛」を感じさせてくれる良作でした。
市川けい先生の今後の作品に期待大です。o(^-^)o

7

浅野はいい漢。筧は愛すべきツンデレ。

市川先生の初読み作品です。何度も何度も読み返しています。
市川先生の作品らしく普通の日常が淡々と描かれているのになぜか飽きもせず読み返してしまうのは、ひとえに浅野の人柄に私が惚れてしまったから(笑)

ほとんど話したことのない人、しかも男にいきなり告白をされたにもかかわらず、気持ち悪がることもなくきちんと受け止め、何も知らない筧のことを考えようとする浅野。
筧のことをもっと知りたいと、一緒に帰ろうと誘ったりご飯を一緒に食べたりと自分から積極的に関わっていきます。
その関わりの中で浅野の筧に対する優しさや人に対する気遣い(気遣いすぎて実は人付き合いが苦手だったりするのですが)が見えてきて、浅野っていいやつだなぁと私がしみじみ感じてました。

浅野は筧と関わっていく中で少しずつ筧に惹かれていくのですが、その過程がとても自然で違和感なく読み進められました。
ノンケの男がいきなり同性に恋をするという衝撃的な出来事を、相手が浅野であることで「うっかり惚れることもあるかもネ」って見事に思わされてる自分がいました。
浅野を好きになるなんて見る目あるなぁと筧に感心してる始末(笑)

浅野のことを褒めまくってますが、浅野から缶コーヒーをもらったら「もったいなくて…」と飲めなかったり、顔には出さずとも誘われたり構われたら嬉しいと思ったり、筧は筧でツンデレっぷりがたまらなく可愛くて。
最後まで自分が攻めだと思ってる姿さえ愛しいです(笑)

当て馬が出てくるわけでもなく、二人の間に障害が立ちはだかるわけでもなく穏やかに話が進んでいくので、それが退屈だと感じる方もいると思うのですが、私は読み終わると心がほっこりして恋っていいなと幸せな気分になれるこの作品が好きです。
最後のシーンで、バイト先に来た浅野を見て顔を赤らめる筧、そんな筧を見て笑顔で頭ポンする浅野に会いたくて何度も読んでしまうのだと思います。

7

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