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  • さよなら、愛しのマイフレンド 2 (完)

さよなら、愛しのマイフレンド 2 (完)

sayonara itoshi no my friend

永别了,我亲爱的朋友

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表題作さよなら、愛しのマイフレンド 2 (完)

安藤 達緒(ヘアメイク)ギリギリ20代
羽賀 一(人気スタイリスト)

同時収録作品もし、恋だとして~さよなら、愛しのマイフレンド~

水沢 爽太(会社員・部下)
羽賀 真(会社員・上司・ハジメの兄)

その他の収録作品

  • おまけ4コマ 2P(描き下ろし)

あらすじ

“友達”のままか、それとも──
人間ギライの一に声をかけ“友達”を始めた達緒だが、同じ時間を過ごすうちに友情とは異なる感情を抱くように。その気持ちを一にも隠しきれず達緒が伝えたことで、二人の関係はあやういものになってしまう。結局、一度告げた思いを達緒からなかった事にして、元の関係を取り戻した二人。ところが、一の気持ちにも、いつのまにかある変化があらわれはじめていて… どちらかが近づこうとすると離れてしまう二人の距離。この恋の終着点はどこに──。表題作ほか、一の兄が主人公の不器用な恋愛を描いたスピンオフ作品「もし 恋だとして」も同時収録。

作品情報

作品名
さよなら、愛しのマイフレンド 2 (完)
著者
エンゾウ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ホーム社
レーベル
EYE'S COMICS BLink
シリーズ
さよなら、愛しのマイフレンド
発売日
ISBN
9784834262094
4.1

(115)

(51)

萌々

(37)

(19)

中立

(4)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
18
得点
464
評価数
115
平均
4.1 / 5
神率
44.3%

レビュー投稿数18

本編よりも…

一巻で周囲環境はわかったけど、でもってどうなるの?というところで、すんなり気持ちを伝え合って、結ばれる結末。
正直…もの足りませんでした。

これで終わってたら、多分趣味じゃない、、、、
が、私の萌は同時収録されているお兄ちゃんのお話。
「もし、恋だとして」
の方。コレが壺にハマりました。
お兄ちゃんのネガティブな自虐心、嫉妬心、しかし真摯にやってきたから仕事も信頼されて評価されている。そんな彼が部下から告白されて付き合うことに。
しかし、弟に対する劣等感はカンタンに拭い去れず、しかも部下の爽太の想いを自分勝手に、自分の自尊心のために利用しようとしていることに悩んで別れを言い出す。

爽太とのやり取りで、お兄ちゃんは満たされるのです!
このやりとりが萌!

このお兄ちゃん部分をみっと掘り下げて欲しかったかも〜

0

一ちゃんがかわいくなってった〜♡

やれやれ。羽賀がかわいいかわいい。
「アンタなんか大嫌いだ」とぶりぶり怒っていたけれど、ずっと安藤のことを考えてすねちゃって。

なんとか仲直りして、初めてできたお友だちと遊ぶのが楽しいと思うの、なんてかわいらしい。
まだふっきれていなかった安藤が突然の一ちゃん来訪にあんな顔しても、めげずに帰らずにいてよかった。

で、ぬれぎぬで恋愛記事を書かれて、それを安藤に信じられるのが嫌だと、そこで自分の気持ちに気づくくだりもかわいかった。
(すみません、もう、一ちゃんがかわいいとしか感想出てこなくてw)

初めて安藤をほしいと思って、ぽろぼろ泣いちゃうのもかわいい。
「友達だけじゃいやだ…っ」
はぁ〜かわいいですね。

心臓の音がすごくて
「…俺 も…し 死ぬかもしれない…」
はぁ〜かわいい。こんなん誰でも、きゅうぅううんっですよねw

ギャップ萌えか!!
ツンデレの典型か!!
(大喜び)

最初から女の子みたいにかわいいのは萌えないんですが、ちゃんとメンズで美形で無愛想なキャラがこうなっちゃうのが!!
はちゃめちゃにかわいいんですよね〜。
安藤がメロメロになるのがわかる。

私はどうやら攻めが好みのタイプなことが多いのですが、翅賀のように好みの受けに出会うととてもうれしい。

あとがきで、先生が担当さんに「ぶっとばしますよ?」と言われたとあり、笑ってしまいましたw

0

兄弟揃って放っておけない魅力がある

◆さよなら、愛しのマイフレンド(表題作)
 前巻よりはずっと引き込まれました。安藤の方から距離を置かれたことで、今までは見えていなかった自分の気持ちが徐々に表面化してきた羽賀。ゲイでもなく、そもそも友達という存在にすら疎かった彼。そこで初めて友人になれたと思った安藤から突然告白されたわけですから、戸惑うのも当然だったと思うんです。でも、距離を置かれると寂しくて。安藤が自分を差し置いて他の人間と親しくしたり、自分の色恋沙汰を誤解されたりするのも嫌で。なんだ、自分も恋愛的な意味で惚れていたのか、と気付く。友人としての好意がないわけではなく、友人としても恋愛の相手としても好きになった、ということなんでしょうね。感情をありのまま吐き出す羽賀を見れたのが嬉しかったです。

◆もし、恋だとして~さよなら、愛しのマイフレンド~
 羽賀の兄である真のストーリー。弟と比べられ家族に期待されなかったことがいまだにコンプレックスの真ですが、会社では仕事もよくできるし、硬派な雰囲気がとても魅力的で、序盤でこのキャラ好き!と思わせてくれました。部下の水沢は、まさに年下ワンコ攻めの王道といった感じ。いつまでも弟への劣等感が消えない真に、根気よく自分の気持ちを伝え続けるところに好感が持てました。

1

せっかくの『感情』を知らないフリしてると…。なんてね、いいパスだ。

まさかの当て馬が年上女性とはね。仕事でも付き合ったことのある女優とのスキャンダルを写真週刊誌に撮られることで、傷付くハジメが一番気にしたのは…。
何事にも感情を露わにする事の無かったハジメが初めて抱く感情。友達として付き合うと心に決めた達緒の隠しきれない恋情。
達緒とは友達でいいと思っていたハジメが初めて自分の気持ちに気づく。この気持ちは「友達だけじゃいやだ…っ!」「さよなら、愛しのマイフレンド」というタイトルは、「別れ」では無くて。友達以上の関係になる二人の門出的な言葉だったのですね。(紛らわしい。)短いストーリーの中で、脱力した寂しげな(でも色っぽいけどねー!)ハジメの表情が泣いたり、笑ったり、怒ったり、と豊かになっていくところに萌えます。表紙の笑顔もとっても素敵ですよね。
同時収録はなんと‼︎ スピンオフです。ハジメの兄、真の物語。ハジメが出来の良い子で望む前に何もかもが手に入った事で、感情の乏しい子になっていったように。そんなハジメと比較されて育った真はコンプレックスにがんじがらめになっていて。そんな真にも変われるチャンスがやって来ます。自分が傷つきたく無いからと、歩み寄って来た水沢をはねつけ、拒絶するのだが。「俺の気持ち、信じてよ…」と、水沢はちゃんと受け止めるんですねー。男前!そういう気持ちを持つ事で、コンプレックスの元凶であったハジメとも和解の様なものを見せます。クールな真が心からの笑顔を見せるラストがいい!どちらの物語も笑顔で締めくくられていて、とってもほのぼのします。母親の口癖のせいで、飼っているインコが「ハジメ、イイコネ!」「ハジメ、カワイイ!」としか言わないのに、真にしか懐いて無いのが可愛いです。ふっくりしていて、真に頬寄せてるとことか。水沢の当面のライバルはきっとこのインコです。

0

表題作&スピンオフ、兄弟揃ってやりよるな♡

1、2巻まとめの感想です。

人嫌いで無神経な事を平気で言い放つ受けに対して、そんなんじゃ絶対この先やってけねーから俺が友達になってやる!と無理やり友達付き合いを始めます。
お友達のはずが、受けが思っていたよりも意外とガキ臭いとこが可愛く思い始めたり、そういうところは自分しか知らないんだ…という優越感を抱いたりするところから友情とは違う感情を抱き始めた攻め。
そして告白しちゃうんだけど、それを聞いて混乱した受けは告白は無かった事にして欲しい…と告げて。
拒絶というか受けは人とまともに接した経験がないから、告白を断っても「普通のいい友達」に戻れると思っているんだけど、当然そんな元どおりになるわけもなく…というのが一巻。

正直一巻では、友達付き合いを強制する攻めのノリについていけないところもあったんだけど、友達付き合いは続けたいという受けのために辛い気持ちを隠しながら笑って「好きだと思ったのは俺の勘違いだった」と告げる攻めがいいヤツだなぁと思いました。もう以前のようなノリで接してくれるはずと受けは期待してるんだけど、もちろん攻めは何でもないように振る舞えるはずもなく…。

受けは、恋人どころか友人もいなかったので相手の機微どころか自分の心の機微にも疎すぎて、自分の中で揺れ動く感情がなんなのか全く見極めがついていない。
だけどそんな時に元セフレ(女優)とのキスをゴシップ誌にすっぱ抜かれて、攻めにそれを見られたらどう思われるだろうか、嫌われたくない…と焦るんです。
そして言い訳をしに家へ押しかけて行くんだけどここからが良かったなぁ。
辛い気持ちを隠しながらもなんでもない風に「お前に好きな子ができたら応援するよ。」と言う攻め。それを聞いて初めて自分から欲しいと思ったものは、攻めの存在だったと気づいた受けが流す涙にやられたわ…。
そしてその後、繰り出される怒涛の攻撃「俺はアンタがほしい…ほしい…っ」「アンタの全部がほしい時 俺はどうすればいいんだよ…っ」「友達だけじゃいやだ…っ」
ローテンション&無表情だった受けが、このシーンではクシャクシャに泣いて縋って言うんだから破壊力がすごいわ。実に美味しゅうございました。ごちそうさまです!

【もし、恋だとして~さよなら、愛しのマイフレンド~】
わんこリーマン×仕事ができるクールなリーマン
表題作のスピンオフで表題作の受けの兄が登場。

幼い頃から綺麗で周囲から可愛がられた弟に対してコンプレックスを抱いて育った兄。自己肯定感が低くて、自分に対して真っ直ぐに突き進んでくれるわんこの愛を利用しているつもりだったのに、どんどん好きになる気持ちが怖くて、やがて失う事になるなら自分から手放そうと自己保身のために別れ話を切り出しちゃう…。

わんこが一喜一憂したり、傷ついたりポロポロ泣いたりと実に表情豊かなところが好き。そして何とも不器用な兄(受け)にも萌えました。

4

笑えるようになった兄弟にホッコリしました

1巻と2巻の感想をまとめてこちらに。

自分で何かが欲しくて努力しているわけでもないのに、簡単に手に入ってしまうがゆえに、すべてのことに無気力な一(はじめ・受け)。
そんな彼が気になってちょっかいを出しているうちに恋愛感情を持ってしまった達緒(攻め)。

なんというかよくある設定というか既視感のあるお話で、一は確かにイケメンでなんでもそつなくこなせるタイプなのかもしれないけど、社会人としてああいう態度はどうなのかな、とか、達緒が一に恋愛感情を持つに至った気持ちの変遷もよくわからなくて1巻はいまいち乗り切れなかったのですが。

2巻はすごくよかった。
達緒と一の、お互いどこまで踏み込んでいいのかわからない、というぐるぐる感もよかったし、一の「友達だけじゃいやだ」の件は非常に萌えました。

しかし!後半の一のお兄ちゃん・真と、彼の部下の水沢のCPがとても良かった。
弟にコンプレックスを抱くトラウマ持ちの兄ちゃんが、年下のわんこちゃんに愛され癒されていく『もし恋だとして』。こちらの話のほうが断然ツボでした。
草食系っぽい兄ちゃんが、自分の気持ちを自覚してからのホテルでのセックスシーンは非常にエロイ。行為の中に見え隠れする二人の想いが、とても良かった。
そしてインコちゃん。「ハジメ」を連呼してるけど、お兄ちゃんが大好きで仕方ないんですね。最後の水沢くんを攻撃するところでは思わず爆笑してしまいました☆

一もお兄ちゃんも、お互い唯一の相手を見つけて、そして心から笑えるようになって、読んでいてうれしくなりました。

初読みの作家さんでしたが、表紙と言い、作中のキャラたちの表情と言い、表現の仕方がとても上手な作家さんで驚きました。違う作品も読んでみようと思います。

4

恋をするということを初めて知った羽賀

人に感心のなかった羽賀が安藤のことばっかり気にしてて、
感情をかき乱されている様子にとっても萌えました!

最初に安藤から刷り込まれたものは友情というより、
本当は恋人に求めるものに近かったのだろうと思います。
「お互いを知り合う」という段階のアレコレを今まできちんとやってこなかった羽賀に、
安藤がはじめてその領域に入ってきた人だったんだろうと思います。
初めて刷り込まれたものは羽賀の中で大きく育って行き、
それがついに「好き」という感情につながります。
その時の羽賀が可愛いのなんのって。萌えますね~!!
これは羽賀にとっての初恋。
彼は初めて「恋をする」という感情について知ったんだろうと思います。
そんな羽賀がたかぶった感情をさらけ出す場面にジーンときました。
そして、友達として今までどおりであろうと感情を押し殺そうとする安藤に萌え。
耐える姿はなぜか心を打つものがありますね。
あぁ感情に素直な羽賀はたまらんですね!ほんと萌える!
Hの時も初めての子みたいなこと言っちゃってズッキュンきますね(笑)
怒涛の萌え攻撃に心臓が脈打ちましたw

『もし恋だとして』
こちらは表題作の羽賀のお兄さんのほうのお話。
お兄さんもやっぱりアレな人でしたけど、こちらも萌えました!
とりあえず肩乗りインコに萌えたw(そこ!?)いやぁインコちゃんに癒されました(笑)
それにしてもお兄さん、傷つく前に「別れよう」なんて、
心の防波堤を貼るところがすれてない感じがして可愛いですね。
そんなのあの水沢くんが納得するわけないじゃないですか(笑)
やっぱり納得しなかった水沢くんに迫られて、結局本音をさらけ出しちゃうお兄さんに萌え!
こちらのカップリングも萌え萌えしました~♪
私的には萌え萌えした満足の一冊でした。

2

兄と水沢に持っていかれた……

1巻で「きちゃったよコレ!人嫌いで無愛想で感覚ズレてる妙なヤツ!」と
かなり一(はじめ)にツボったのですが
その兄の堅物・真面目・眼鏡な真ーーー!!
真に想いを寄せる部下の水沢がどツボの年下健気ワンコ攻めで
正直、達緒×一より萌えた……。

普通は、兄に対して何をしても敵わないコンプレックスって感じですけれども
この度は見目も良く、何でもこなしてしまう弟に対して
兄が…という、かなり切なくて悲しい設定です。
これって本人にしてみればかなりツライと思います。
それが、自分だけを強く欲してくれる年下男によって変えられてしまうだなんて!
自分でも優越感に浸ってるだけで
水沢の気持ちを利用しているんだと罪悪感を持ちつつも、
まっすぐ向けられる愛情を手放したくないと…。
始まりはそんな感情でも、それを知られてもまだ好きだと告げる水沢に
「僕はそんなに待てない…」だなんてラブホに誘うとか!反則!!!

家へ招き入れた時も誘っちゃったりして、このギャップーーーーー!!
自分から舐めちゃったりとか!!!ぐぁ!
…はぁ、水沢は想いを遂げられて幸せ全開だけれど、
この先心臓がいくつあっても足りないと思う。
いや、幸せならばそれでいいサ…。
一との確執(?)も、少し解けたみたいで良かった……。
そういや、黒子受け兄弟だな!wいや、大好きですよ♪
そして、インコが可愛いのよ…。また飼いたいな。


…あ、大事な表題作完結の方は、
一があんなに無表情&無感情だったのに
達緒に対してああまでストレートにぶつけたのがグッときました!
そこまで変えられてしまうものなんですね!恋って!!
一度好きと言われたのに、かまわれなくなって寂しくて
自分から訪ねて行っちゃうなんて可愛すぎ!!
寝惚けて足をスルッてしたのなんかたまんない!!

それに戸惑う達緒も負けないくらい可愛いぞ!!
気持ちを閉じ込めたくても溢れ出す恋情。
ただの友達としての関係が一番良いとは頭ではわかっているのに
また以前のように懐かれたら気持ちが揺らぐ。
達緒も随分我慢したねぇ…。偉かったよ!(上から目線??)
Hで「入ってる…」って確認する一にズガーーーーーン!!!!
…ところで、どっちが上か下か(人生ゲームハイ&ローみたいw)
暗黙の了解だったんですかねー…。
少し気になりました。
達緒受けも見てみたいな(私だけでしょうか)

表情が豊かで男らしいタッチのエンゾウさん、
次回の新刊もとっても楽しみです!!!

5

イイ

BL漫画で気持ちよくなけたのはなんだか久しぶりな気がします。
なんだろうね、何がいって、焦らしもそうなのですが
自分の気持ちを押し込めたその感情がダイレクトに伝わるからなのであります。
ほら、片思いの方が楽しいっていうじゃないですか。
嬉しいも楽しいも悲しいも好きも伝えられないもどかしさ。
こらえるほどに沸き立つ胸の衝動
心のなかでうずまくスパイラル!
その衝動がどうにももどかしく思わず乗ってしまいました・゜・(ノД`)・゜・
ふだんわりと明け透けで、ガッツリ余計なお世話やいちゃう攻が
相手の反応に怖気づいたりとか
やっぱりアイツのためにと自分の衝動を押さえ込む
そんなそぶりに涙が止まらない。

ちゅぅかな
最近のBLがいかんせん、「好き」⇒「俺も」⇒「合体」
がパターン化すぎてて
この好きを抑えた先の衝動。
暴発しそうなおし貯めた感情ってのが薄いから余計に今回は
悶えたのかな~とも思ってみたりするのですよね。

そんでもって受ですか
なんだかんだで自分の気持ちに気づかず
「好きだ」の気持ちをぶつけられて動揺し、「冗談」の言葉に安堵する
双方の関係性と、距離感がすごく好き
はじめて失いたくないと必死にすがりつく姿も可愛らしく
その後のハジメテも萌(/ω\*)

後半。お兄ちゃんサイド。
眉目秀麗、なんでも持っている弟、ずっと比較されてきた兄。
目覚ましから弟賞賛の声ってのもどーなのよwwと思う読み始め
これがまたなんとも言えず好きでした。
ずっと卑下されつづけてきた人生で
自分が欲しいという男の口車に乗った。
ただ愛して欲しいだけ。
気持ちなんてなかったものが、徐々に変化し・・・な展開。
なによりも、好きを自覚してからの体の反応が変わる。
精神的エロスヽ(・∀・)ノヤフー
ま、体が敏感ってのは大事ですが、やっぱり「好き」のメンタルがあることによって
反応が変わると読み手の萌は上がりますよねw

どちらの作品も、兄弟の笑顔でのしめくくりが
なんとも幸せそうで、それだけで文句なしにいい作品だなと思えるお話でした。

追伸。
あの鳥が兄がどれだけ好きなのか
行動、態度。可愛くてしょーがなかったのは言うまでもない

4

確かに可愛いわなvv

1巻で喧嘩別れみたいになってた2人。

ギクシャクとしたままの状態が嫌で
自分の気持ちは押し殺して、安藤のほうから「告白はなかった事に…」宣言。
そしてまた友達が始まるのですが、無防備な一の態度が安藤には辛い。
(読んるこっちも切なくなるくらいです)
そんな時、週刊誌に一と女優の記事がスッパ抜かれて!!

それを見た安藤は勿論テンション↓なんですが
一の方にも何やら違う感情が安藤に対して湧き始め…

とにかく安藤に泣きながら告白する一が可愛くて、可愛くて!!
そのまま流れ込んだ途中の台詞や表情も
安藤が引き出したもんなんだよなぁと、ちょっとホロリとしてしまった。
その後のペッタリ感もとても可愛いくて好きですvv


後半はなんと一のお兄さんのお話。
お兄さんも、お兄さんで結構病んでる人だったんだね。
この2人の母親が全ての原因みたいに思えて嫌な女のイメージが着いてしまった。

でもこの兄弟は本当にグイグイと来てくれる人でないと駄目なんだ。
一見「ホワン」としてるくせに、やる時はやる男・水沢だった。
お兄さんも一とはまた違う可愛らしさで良かったです。

そして最後の4コマ突入。
素直すぎる一に爆笑!!

15

頑なな心が溶かされて…

1巻を読んでからずっと続きが気になっていました…!
人との関わりに拒絶的で頑なでちょっとズレた感性の持ち主の一が恋心に目覚めてしまったらどうなってしまうのかと…
もう、想像以上のデレっぷり!
恋心を自覚して、達緒に思いをぶつけるシーンは本当にぐっときます。

社交的で情に厚く飾らない達緒がオトコマエすぎて…惚れてしまう…!!
絡みのシーンも大変萌えました。なんなの…一のあのウブな反応なんなの…!!
くっついてからのイチャラブっぷりはほんとすごいw

一が達緒との関係が進展するごとに、他の人との関わり方もステップアップできてる感じが、いい恋は人を成長させるんだなぁという感じでほほえましくもありました。
そして個人的にはオマケ4コマまんががツボった!w
大変ときめくお話でした。読んだ後も幸せな気分でニマニマしちゃいましたw

掃除収録作は一の兄、真のおはなし「もし、恋だとして」
こちらもとてもよかった。
出来の良すぎる弟一へのコンプレックスと、いつも母から弟と比較されるストレスを抱えている真。
告白してきた部下の水沢と、自分の存在意義を確認する目的で付き合うことにするが…。というお話。
ワンコでおっちょこちょいな水沢くんですが…かっこよかった。
真さんの繊細で臆病な面を年下の水沢くんがこう包み込む感じで…
ストイックでエリートな受がエッチで積極的に乱れてるのってすごく…いいですよね!!!

しかし、コミックスのほぼ半分ぐらいの短編だからか、やや駆け足な印象もあるかな…。
もっとじっくり読みたかった…!初エッチも暗転ではなくじっくり見たかった…!(笑)
そして、お話のなかで重要な役目を果たしているのがペットのインコ…!超かわいい!!
真と一の話し合いのシーンも印象的でした。

表題作もスピンオフも両方好きです。何度も読み返すほどのお気に入りになっているので、神評価とさせていただきますっ^^

6

欲張りたくなる!

無駄なエピソードなんてひとつもないし、
大きめなコマ割りは、きっとエンゾウさんの特徴で、
だからこそ迫力と勢いがあってとてもイイナと思うのだけど、
お兄さんのエピソードも読めてとても嬉しかったんだけど、
でもでも、
もうちょっと友達じゃなくなったふたりの様子にページを割いてほしかったよ~~

だって、
好きの気持ちを押し殺して、友達スタンスを貫こうとうする安藤にはすごくグッとくるし!
最初はあんなに冷めていた一が、
涙をポロポロこぼしながら、自分の強い意思で友達関係に終止符を打つ姿は、よすぎだし!
こっちとしては気持ちが盛り上がり過ぎちゃって、
その後のエッチと後日の短いエピソードでは収拾がつかない ゚(゚´Д`゚)゚

友達じゃなくなったけど、
友達だった時を経て・・・だからこそのいい雰囲気が、きっとふたりにはあると思うから、
表紙も、最終話の扉絵も、そういう感じのふたりがとってもとっても素敵だったから、
もっとそういうふたりを見たかった! 描いて欲しかった!!

よかったくせに、文句っぽくてごめんなさい・・・
欲張りになるほど、熱い気持ちにさせる本なのです!
(言い訳?)

あ、そうそう、一のお兄さんって、もっと嫌な奴かと思っていたら、
ネガティブなだけでかなりいい人じゃん!とちょっとびっくり。
自分が傷つく言葉ばっかり言うインコを、あんなに大切に扱えるなんて、
普通きっとなかなか出来ない。
お兄さんの本質が分かるステキなエピソードで、いいなぁ。
愛されまくって甘い言葉をいっぱい言ってもらって、ぜひぜひこれからは幸せになってほしい。
で、やっぱり、
その様子ももっと読みたかった・・・と思っちゃうのでした・・・・・・

5

1巻目がみつからないの

去年読んだ1巻目が好印象だったので、発売になるのを楽しみにしていた第2巻。
1巻目から続けて読み直したかったのに、1巻目が見つからない。
諦めてこの巻だけを読んだけど、一と達緒編はやっぱり続けて読み直した方が良かったかな。
でも、達緒に距離を置かれた一が、初めて自分の感情を自覚して、自分から達緒を求めに行くクライマックスへの展開は、ストーリーと顔アップを多用した迫力のある絵とで、この2巻だけを読んでも、充分読みごたえあった。

後半は一の兄、真のお話で、リーマン物です。
真は他人から見れば、とっても仕事の出来るエリートサラリーマンなのに、、、。
誰かに愛される自分を確認したいから付き合うって、こんな受け身の考えで付き合うには、そりゃ女性相手じゃ無理だろう。
それとも真って最初からゲイだったの?
まあ、BLなので、その辺は追求しない方向で、
眼鏡美人と年下ワンコ物としてよかったと思う。

1

ぎ、ぎゃー!表紙がぁぁー!

待ってましたの待望の続刊!1年間楽しみに待ってましたよーっ♪
表紙の笑顔…!とってもとっても素敵ですー!!2人の満面の笑顔が見られただけでもう萌えです!やっぱりエンゾウ先生大好きです!
1巻と2巻を並べて表紙を見比べると2人のグッと縮まった距離・関係に、特に羽賀の満面の笑みに満足なのです♪

1巻では無表情で感情表現が下手で人付き合いが苦手な〈羽賀〉を変えるため、「友達になってやる!」と決めた〈安藤〉
大人の男2人が「友達」から始まり、羽賀も羽賀なりに少しずつ柔らかくなって、変わってきた…そんなときに羽賀への感情を自覚してしまった安藤。
気持ちを告げるも、無かったことにしたい、今まで通りでいいじゃん…と拒否する羽賀。2人はどうなっちゃうの~!?というところで1巻が終わったわけなのですが…

そしてそして今回の待望の2巻!
羽賀の望む通りに安藤の告白はなかったことにされ、「勘違いだった」と笑って安藤は誤魔化します。だからこれまで通りにしよう、となるのですが安藤は自分の気持ちを押し殺して我慢…、羽賀は安藤には構ってほしい、スキャンダルを誤解されたくない…と、あなたたち、もうとっくに両想いだよー!となかなかくっつかない2人にじれったいのですが、安藤の相手を想って自分を押し殺す、我慢する…切ない表情がたまらんのです!

そしてなんといってもこの2巻は羽賀の成長ぶりというか変わりようがとってもキュンなのですー!!
なんですか…このデレ攻撃!!というぐらいのデレラッシュです。今までのツンの反動で可愛いセリフが連発です。恋の力ってすごい!!
特に最終話はもう羽賀が可愛すぎて…!こりゃあ安藤がきゅうぅうんとなってしまうのも納得です。読んでいて安藤と一緒に胸キュンラッシュでした…!!
羽賀のデレが一気にドーン!ときたのもすごく萌えだったのですが、もう少し小出しというか、じわじわでもまたよかったかなーなんて勝手な感想だったりします。

羽賀が自分の感情に自分で気づけた(女優・叶舞の助言もありましたが)のが良かったです。コンビニへ自分のスキャンダルが載っている週刊誌を求めに行く姿には羽賀の変わりようをまた感じます。誤解でもされたら…嫌われたくない…と前ではありえなかった羽賀の感情。
感情表現が少しずつできるようになって、ツンツンしておきながら実は安藤が大好きで、やっと本当に自分がほしいものがわかった羽賀。
そんな羽賀を愛しく想い、羽賀のためを想って行動して、自分の気持ちも我慢して…とっても大人な安藤。想いが報われてよかった!
大人の男性2人が「友達」からスタートする、という題材を上手いこときちんと使ってくださって、切なさからキュンまでいろんなものを感じさせてくれた作品でした。
愛しのマイフレンドから恋人へ、羽賀は安藤と出会えてよかったねー!と祝福です♪
2人の笑顔がとっても素敵でしたー!
エンゾウ先生の次回作にも期待期待♪です!

4

凄デレ

2巻発売のちょうど1ヶ月くらい前に1巻を書店で見かけてなんとなく購入。
悪くはないかな~程度に思ってたんですが、間がさほど空かないタイミングで2巻が出たのと出版社のHPでサンプルがあったので読んでみて気になって2巻も購入。

結果は久々の自分の中での大HITでした!!
攻めの好きになっちゃいけないと言う切ない気持ちが前面に出る中での、受けの感情表現に乏しかった中からぽつぽつ出始める無自覚のデレ。それによる攻めの更なる葛藤など心理描写も最高でした。

そして、受けがクーデレって感じなんですが、この無自覚のデレが凄い!!この一言に尽き、思わず読んでてニヤニヤしたり身悶えそうになりました!
告白までの間も凄くイイけど、告白の瞬間の今まで感情表現に乏しく特に何も欲しいとおもったりもなかった受けが、泣きながら感情を溢れさせて「でも、今俺は、アンタが欲しい」「友達だけじゃいやだ…っ」もう最高でした。
特に受けは1巻で攻めから告白を友達でいたいんだと断っている為、そんな中で自覚しての受けから泣きながらの告白はイイ!!
晴れてHの時の受けも普段のクール具合からお前だれだ!!と言いたい位のデレっぷりが凄い。自分入っている攻めのアレを触って、眉を寄せつつ泣きそうな顔で「……俺のだ」とか、もう身悶えましたw


同時収録作品は表題作の受けの疎遠気味だった兄と、そのワンコ攻めな部下の話ですが、こっちも良かったです。表題作があまりにも萌えすぎたのでインパクトが若干薄いですが、普通に凄く良かったです。


またこの2カップル達が、出来上がってからの話をどっかで書いてくれないかな?って凄思いましたw

14

文句なしの完結!

二巻が発売されるまでのこの一年が、本当に待ち遠しかったですっ……!

一巻を終え、ここからが美味しい展開……!の二巻。

毎日のように構ってきた達緒から急に距離を置かれて、一人の時間を「暇」と感じてしまったり、驚かしてやろうと達緒の家に遊びに行ったりする一。
もうこの時点できゅんきゅんしてる自分がいました。

達緒は達緒で一への恋心を遠ざけてしまいたいのに、自分の元へ擦り寄って来る一に、ぐらぐらと葛藤しています。達緒の「勘弁してくれ……」という呟きにはグッときました。

一巻で出会いと気持ちの変化をゆったりと。
最終の二巻では番外編も含んでいるので、ラストは詰め込みすぎた展開になるのではと心配していましたが杞憂でした。

エンゾウさんは本当にひとつひとつの絵を丁寧に描いて下さるので、1ページ1ページに読み応えがあるように感じます。特に表情が細かいというか、言葉よりも表情が人物の気持ちを雄弁に語っています。

恋心を隠す達緒、達緒の傍で微睡む一、一が達緒へ伝える素直な気持ち。

彼らの表情を追っていくだけで、胸がいっぱいになり、気づけばラストで盛り上がり、満足感を得て終わりを迎えています。

たっぷり魅せられました。


番外編もがっつり楽しませていただきました。

インコが可愛くて……!

真お兄さんは子供の頃からのコンプレックスで少し卑屈で臆病ですが心根の優しい人です。そして水沢くんが予想より男前で、爽太という名前の通り颯爽と真お兄さんの心の暗い部分を崩して抱きしめてくれました。

一の笑う顔はもちろん大好きですが、真お兄さんの笑う顔も大好きです。
くしゃ、っと眉毛をハの字にして泣き笑いのような顔。エンゾウさんの描き方だと思いますが、本当に心の底から笑ってるなぁと思えて、あぁ、良かったなぁ……と心に染みます。

そして四コマと裏表紙に今回も笑ってしまいました。
本当、面白いです。そしてお話ごとの表紙にもキュンと来てしまう。

満足できる一冊でした。

5

もーえーたー!!

何にも無関心な人見知りが自分にだけなつくというのがもう萌えツボなんですが、一くんが強情で意地っ張りなツンじゃなく、世間知らず故にズレてるツンだったので、なついた後の素直さがたまらん。
ペーパーにも書いてたとおり、付き合いはじめてからのデレが凄いとか、しかも無自覚とか!萌ゆる!
この方はほんとに表情の描写が秀逸で、思いが通じるまでの達っちゃんのガマンのかわいそうな感じとか、キャラクターの感情を丁寧に追ってくれるので、一緒にキュンとしたり喜んだり出来てほんとにくっついて嬉しいカップルでした。
いい大人がお互い両想いになれて嬉しく思ってて、甘いんだけど変に少女マンガくさくなくて、人のかわいさがよく出てた。
スピンオフは受けのお兄さんが主人公で、この人がコンプレックスだらけだけど素直で臆病でかわいい人で、幸せになってくれて良かった!攻めくんがいい男だ。

1

怒涛のキュン萌え攻撃がぁーーー!!!

完結の2巻です。
1巻がゆるゆると、誰にも関心がなく友達がいない羽賀に「友達になろう!」という達緒の言葉から始まった二人の関係が、その気持ちが変化していく様を描いて、それが”恋”に変わろうとするところで続くとなった、その後半は
怒涛の盛り上がりを見せて、ラストでキュン死にいたしました。
羽賀の言葉の逐一に、達緒でなくても胸を打ち抜かれて、なんだー!コイツ滅茶苦茶かわいいやん♪♪♪
さほど長くないエッチシーンなのに、その濃さは超濃密で、久々にエッチシーン萌えをもよおしました☆☆☆
ああー、何かこういうクライマックスの超盛り上がり久々に体験したかもしれない。
っていうか、こういう盛り上がり待ってたよ!
と言う感じで、やっぱりエンゾウさん大好きvと再認識するのであります。
そして同時収録はスピンオフで羽賀のお兄ちゃん…これがまた病んでましてね、
という1冊でした。

達緒に告白をされて戸惑う羽賀。
そんな彼に距離を置こうとする達緒。
羽賀は友達を求めているんだと割り切ろうと、その為に時間が欲しかった達緒なんですが、羽賀の行動に気持ちをかき乱されて。
そして羽賀も、達緒といる事を特別に思い始めて、その感情を知ることになるのです。
達緒の気持ち痛いほどよくわかるな~。
羽賀は感情の薄い人だからわかりにくいんですが、それでもその変化は明確に見てとれる。
突然達緒の部屋を訪ねる事を思いついて「楽しい」と思う羽賀のかわいらしいこと。
そして元付き合いのあった女優との写真を撮られて、それによって「嫌われたくない!」と感じた、そこからの羽賀の怒涛のあふれる感情の表現が、一気にテンションを高めて虜にしました!!
「アンタの全部がほしい時どうすればいいんだよ」ズキューン!
「好きだ、友達だけじゃいやだ」ドッカーン!!
絵で見せるその表情の切迫感とセリフ、展開、「死ぬかもしれない」の羽賀のセリフで完全に萌え死にいたしました。。。
普段、感情が薄い羽賀だけにその感情が爆発した時の威力は半端ないんですよ。
そしてバカップルの誕生に、おもわずニヤけてしまうワタシ♪
それは描き下ろしマンガの4コマにおいて、羽賀そうだと思ってたけど、天然バカになってる?なソレに爆笑ものです。
本当!この後半の威力はすごかった。
ちょっと停滞していた”萌え”が復活するほどに、好きな組み合わせだったです。

同時掲載は、羽賀の兄・真のお話です。
本編の作中でも、羽賀が家と家族と上手くいってない様子が、おチラっとほのめかされていましたが、彼の兄もまた、心に傷を負った人だったのですね。
弟の一がかわいくて頭がよくて何でもできることで、親の関心と愛情が一に向かうことで比較され期待されてこなかった兄の真。
でも現在はデキるエリート会社員として、社内で一目置かれている人になっているのです。
そんな彼に、ちょっぴりドジで猪突猛進な部下の水沢が好意を告白してくる。
彼の気持ちを利用して、自分だけのモノを手に入れたいと水沢の告白を受け入れる真。
そんな彼が、水沢のひたむきさに救われていくという話です。
このお兄ちゃんのストイックなメガネ姿が結構イケますし、外した時とのギャップもまた魅力。
ちょっとお兄ちゃんが可哀相だな、という感じもするけれど、この羽賀の家庭は壊れてますね(親が)これじゃ、皆逃げたくなるというものです。
そして、ペットのインコも登場するのですが、これがカワイイんです!!
何気にリアル感もあり、ユーモアもあり、真に懐いているという表現とか、影のアイドル的存在?
この話も全力で相手を自分のモノにしたいというエッチシーンが迫力あふれて、迫ってきます。
そういう見せ方が大変に上手いですね♪

何となく、同人の某カプを連想させるものもなくもないのですが、知らなければオリジナルとして充分に満足できる範疇です。
トーンが若干暗めではありますが、迫力画力、魅せるものがとても上手くて、引き込まれる大好きな作家さんです。

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