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【さよなら、偽り恋ごころ】(2話+描き下ろし) 萌2
親友になったと思った相手に10割の確率で告白される壱岐と、女性からモテるものの本気で好きになった相手には必ず相手にされない天海。
唐突に始まる壱岐のひとり脳内ノリツッコミの世界に驚きつつも、このノリ、嫌いじゃないぜ…とぐいぐい読み進めてました。
天海を好きな受付嬢の件は完全負け試合どころか、視界にすら入っていないのに空回る壱岐が痛々しかったものの、概ねあほな子で可愛かったです。
しかし…、天海、イケメンなのか!?という疑問が終始ついて回ってしまった。
作品の間にある「壱岐の武勇伝」もぶっ飛んでます。
【大嫌いで大好きな人】(2話) 中立
表題作の壱岐の上司・豊田と、壱岐を可愛がって天海に焼きもちを焼かせた同じフロアの会社に勤める岡の話です。
これは異論反論オブジェクションいろいろ出そう。
大学時代に付き合っていたけれど、岡がデキ婚するというので別れた2人。
まあ、いろいろと種明かしがあるのですが、こういう場合、捨てられた方が先にサカってはダメ!先に折れちゃダメ!というわたしルールに反して、豊田が…。ぐぬぬ。
あんなフラレ方したのに、そんなにすんなり素直になれちゃうもの?手の内見せられちゃうもの?
【優しくしないで】(3話) 中立
「壱岐の武勇伝」で登場した居酒屋店員・和泉くんの出番です。
初対面でも距離感ゼロの和泉に、うっかり告白してしまった大護。
コミュ力おばけとコミュ障くんでした。主人公がコミュ障というのは結構あるものの、わたし自身がおばけの方なので理解しきれない部分が多いかもしれませぬ。
過剰に反応したり、テンパったり、良い方に取ったりっていうのが恥ずかしく思えてしまうけれど、大護のような子からしたら常に「恥ずかしい」と思う余裕も、取り繕う余裕もない極限状態なのかな?ひととの交流が万事エクストリーム。
和泉くんはへらへらがデフォなので、よく分からない子でした。
表題作からちょっとずつつながりのあるひとたちの話が続くパターンって結構好きなんですけど、この作品に関しては同時収録のどちらもわたしの好みではなかった…。
ヘラヘラちゃらい人に振り回される場合、つい「鉄槌を!仕返しを!」ってなってしまうのがいけないのかもしれません。
そういう設定を穏やかに読める人間になりたいものです。
いさか十五郎 初読み。
リーマンカップルと大学生カップルが主人公
3つのストーリーで構成されています。
「さよなら、偽り恋ごころ」
親友と思った男に、毎回押し倒され、告られて、
憤慨しきりの日々な壱岐。
同じビルに勤める、イケメン天海と親しくなり、
憧れ女子との合コンにこぎつける。
ウキウキ壱岐だが、結果はいつもの敗北で、
しかも、天海に抱きしめられて、告られた!
2人の辿り着く先は?
「大嫌いで大好きなひと」
岡は同じビルで、大学時代の恋人 豊田と出くわす。
豊田は壱岐の上司で部長。
見た目とは正反対、ドジで不器用、生傷が絶えない。
久々に豊田宅を訪れた、岡を豊田は抱き寄せ、キスをする。
くすぶった気持ちの中、体が覚えてるだけと、
互いに体を求め合い、一夜を共にしてしまう。
気持ちを偽り離れた 岡、
今も岡をわすれられない 豊田
2人の答えは見つかるか?
「優しくしないで」
大学生の大護は、数合わせで参加した合コンで、
初めて知り合った和泉に恋をする。
告った和泉は男なのに。
一方通行?でも諦められない、
突き進む気持ちと反応する下半身。
大護は和泉に抱かれる…
和泉の気持ちはどこにある?
3作品とも、大きな触れ幅はありません。
良く言えば安心、悪く言えば物足りない、
穏やかに読める作品です。
表題作とそのリンク作、そして大学生が主人公のシリーズで合計3組のカップルのお話が収録されています。
最初に収録されている2組のカップルは同じビル内にある別会社のリーマン達が主人公。
この作家さんの作品は数冊読んだことがあるのですが、今回は今まで抱いていたこのこの作家さんの作風とはちょっと違う印象でした。
こんなにノリが軽い作品はこの作家さんでは初めて読んだ気がします。
特に表題作カップルのシリーズが一番ノリが軽くて、主人公達は社会に出て数年経つ社会人としては少し違和感を感じてしまいました。
流行語の略語(?)が時々出てくるのも少し気になりました。
リンク作の豊田x岡カップルは再会モノで、こちらの方が落ち着いていて好みに近かったです。
大学生が主人公の『優しくしないで』シリーズは大護の視点で描かれています。
この作品が私が今までいさかさんの作品に抱いていたイメージに近かったです。
受け様がちょっとネガティブなのが気になるところですが、個人的にはギリギリOKのネガティブさでした。
友人の尊君のサバサバしている所に助けられたかな。
全体的には中立と萌評価の作品が混在している印象でしたが、後半2組のカップルのお話で萌え度が上昇したので萌評価です。
可もなく不可もなく。
正直な読後の感想がこれ。
表題作「さよなら偽り恋ごころ」
親友がほしい受。なかよくなる男はたくさんいる
なんでも話せる友達がほしかった。
ただそれだけなのに、仲良くなるとなぜか告白されたい、押し倒されたり
そっちの仲良くじゃねーよっ!
そんなときに一番ちかくにいた男。
悩みも打ち明けて~な部分から。
結局のところこれまでとたしいて展開かわってなくない?
親友になりたいと思ってたのに無邪気な受が可愛くて。
触れたくなって、好きだと気づいた。
なにが他とちがったのかがよくわからなかったのが残念。
でもまぁ、攻視点から見た受がなんか可愛いと思えてしまった
理由はちょっと解る。そら可愛いわ(>_<)
初読み作家さん。ずっと気になっていた作家さんなので今回読めて嬉しいです。
表紙を見て切ないお話かなと思って買ってみたら意外とそうでもなかったです笑 適度に笑えて適度に甘い、そんなお話。
わりとギャグセンが高くて面白かったです笑 でも、私の大好きな切甘だと期待しすぎたため、予想と違って若干がっかり。もうちょっと切な目展開にして欲しかったかも。まあ何より幸せになってくれて良かったです。
全部で3つの恋のお話が収録されていて、そのうち2つは関連性があるお話。同じ会社の人達同士の恋愛です。MLがお好きな方にはいいかもしれません。ぜひ読んでみてください!