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表題作ACID TOWN 4

青道会会長の跡目を継ぐ息子 堂本正継
青道会のシマを荒らす蛇の頭 中本零児

あらすじ

敵対しているはずの青道会跡継ぎ・正継と「蛇」の頭、零児が再会、愛を確かめ合う。このふたりの過去とは……!?

作品情報

作品名
ACID TOWN 4
著者
九號 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
シリーズ
ACID TOWN
発売日
ISBN
9784344828711
4.5

(26)

(19)

萌々

(5)

(0)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
116
評価数
26
平均
4.5 / 5
神率
73.1%

レビュー投稿数3

骨太なストーリーがハートを鷲掴み

まだ続くお話の途中の巻ですが「神」を出します!!
読み終わってしばらく感動にうちふるえました…
この巻から、”蛇”の頭・零児と敵対関係にあるはずの青道会の正継との過去編になりますが、それによってユキの事やこの物語の主要な人物達の人間関係が明らかにになっていくようなのです。
その複雑に絡んだ糸がほぐされていく様が見事としか!
裏社会が舞台ですから、色々なしがらみやどうしようもないやりきれない真実が隠されていたのだろうと思てはいたのですが、
人間関係の他にも、登場人物達の心情が伝わってきて
あの敵か味方かわからない謎の零児の愛する人を想う切なすぎる愛情とそれを失う悲しさに心を揺さぶられ、
傲慢で喰えないと思っていた若い頃の正継の姿に、そして本心に愛を見、
この物語は人が人生を生きている限り皆が主人公なのだと思い知らされました。

今から先が楽しみで、楽しみでしかたありません。
3巻から約2年~きっと次も・・・だとは思いますがゆっくりと焦らず待ちたいと思います。
彼等が一体どうなるのか?
その先にあるものは一体何なのか?
男くさい、でもしっかりと根底に愛情が流れる骨太なこの作品を愛しく見守りたいです!

今回、ネタバレ一切なしにしてみました。

6

茶鬼

monmonさん、こんにちは☆

コメントありがとうございます!
やっと出た4巻にドキドキしてページをめくりましたv
この物語奥が深いですよね~単純にユキちゃんだけ心配していられなかった!
普通別カプは番外とかスピンオフとか、そういうぶった切りと焦らし作戦で上手く単行本におさめていくところ、もう、ほんとうにそれぞれが主人公で、作中で見せてくれるから読み応えが満点!
本当にね~次はいつになるのでしょうね。楽しみにしていましょう♪

monmon

茶鬼さん、こんばんは!

私も心の中で神ボタン押しながらも
萌えとは違う思いがこみ上げてきて…何だろうと思っていたのですが、
茶鬼さんの言葉でしっくりきました。
>この物語は人が人生を生きている限り皆が主人公なのだと思い知らされました。
一人ひとりの登場人物が、必死に生きている様にぐっときたんだなと……。

バラバラだと思っていた人間関係が一本の線で繋がっていく展開は本当にあざやかでしたよね
最後の最後、うおぉぉぉって唸ってしまいました。
また1巻から読み直すと違った見方ができて面白い!

何にしても、私も続きが気になって気になってしょうがないです!
せめて3、4巻ほど間が空かなかったらなと思っていますw

ナカモト->レイ編

この巻は、今まで匂わされるだけだった、正継とレイの過去が明らかにされます。物語が壮大になってきました。これだけの人間ドラマをきっちりと描いてらして、本当に読み応えがあります。

レイと正継にも今に至る過去がある。しかし、組長の息子が愛に生きる、というのはちょっとキレイすぎなのかな。ユキやレイの壮絶な過去が語られる中で、どこまでも明るく、人を信じる龍児が救いになります。

龍児の息子であるユキと、零は以前に出会っていた。
そして、龍児が亡くなった後、兄弟だと知らされた零。

この辺から3年分で1冊の単行本に。続きが気になりすぎ。

1

零児に情が湧く

 零児視点で進んでいきます。正継と一体どんな関係性を築いてきたのか?と気になっていたので、今に繋がる2人の過去が徐々に明らかになってきてすっきり。零児もまた、かなり幼い頃に親を失っているんですね。今の彼は少し歪んだ性格になってしまっているのかなと思いましたが、案外中身は少年の頃のまま変わっていないのかも。

 青道会に吸収されてから出会った龍との関係も、零児の人生に深く昏い影響を与えているようですね。相関図を頭の中で改めて整理すると、正継×零児と、龍、ユキ、そして兵藤の関係性が複雑過ぎる。組織にとって諸刃の剣となりそうな正継が、これからどのように動こうとしているのか、それが鍵となりそうですが、まだまだ予想外の波乱が起きそうです。零児とユキにはなんとか穏やかな暮らしを掴み取って欲しいものです。

1

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