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1985回分、その身で罪を償え――奇才・木原音瀬が贈る、衝撃のアラブロマンス!
つらいけど神評価です。
でも読み終わったあと、気持ち悪さがまだ消えないです、、
ファウジが可哀想で読んでいられませんでした。読んだけど、、
ハッサンに会うために、目が見えなくなったあとも、地獄のような生活でも、生きようと、お金をためてハッサンに会いに行こうとしてるファウジが切なすぎました。
楽天で買ったら初回特典がまだついてました。
イギリスで過ごす2人が見れてよかった、、
後半10ページは読み返すたび泣けます。
電子化か新装版化の予定があるようで楽しみです。
ラージンが許せない。ファウジがクズでもラージンはもっとクズ。同じ苦痛がラージン、他の使用人にも降りかかってほしい。
悪いのはファウジの父親で、ファウジじゃないのに。
口が悪くて愛情表現が下手なだけで、ハッサンがラージンに叱られないように自分で宴の準備をしたり、ファウジは優しいところもあった。
ファウジにこんな酷いことをしているのに、ムスリムのラージンは神に祈っていて、、
ラージンに神に祈る権利なし!!
はぁ…さすがBL極北はアラブでも健在ですね!
愛のない交接が延々と続くので、その手の描写が苦手な方はやめたほうがいいでしょう。ですが、”え、これ最後までずっとこんななの?”とかドキドキしながら読んだその先にあったものがね、最後の3頁くらいで世界が変わるので、、もう、なんだかすごいな、、としか言いようがなくて”神”としました。
美貌の受・ファウジが親の借金のせいで奴隷としてラージンという実業家に買われ、前半でかなりひどいお仕置きが繰り広げられるのですが、いろいろ痛いなぁと思えど、性格が強いし悪いから、そんなに不憫になりません(ただ、よく考えたら親の罪をそこまで背負わされるのはかわいそうだった…。)あんまがり強いから、恋でもしてみたらいいかもね、というラージンのアイディアで側近のハッサンとファウジの疑似恋愛(?)が始まり、それが後半の物語につながっていきます。
後半のファウジのとんでもねー零落っぷりには、さすがに胸が痛みました…。木原先生の容赦ない突き落とし方は、毎度新鮮な感覚です。性悪とはいえそこまで…と全方位から気の毒な境遇になっているのファウジのもとに、ハッサンが舞い戻ってくるのですが、そこからのファウジに対する放置プレイがすぎる!やはり、この人もどこか壊れてるんですよね。(いい思い出のない故郷を離れて外国で悠々と暮らしているのに、一度離れた元・”たぶん”恋人の様子が気になって戻るって、だいぶ好きだったと思うんですが、その自覚がないという…。)なにもかも失って、性格と口は相変わらず悪いけど、1mmほど健気に生きてる(ように見える)ファウジが哀れすぎて、早く助けてやって~と、ハラハラしてしまいました。
おそらく錯覚や思い込みのようなところから始まった恋だと思うのですが、当事者の自覚しないところで育まれて、そのうち絶望を生き抜く糧になって、最終的に愛を知らなかった2人が愛を知ることになるという、奇跡のようなラブストーリーだと思います。なんといっても、受の精神とケツの強靭さが尋常ではありませんね。。。生き抜いて、結果、”はぴえん”です。
”Mundane hurt"みたく同人誌でもいいので、その後のラブラブを描いてくれないかなぁと思ってます。
木原作品3作目にして、1番好きでした。
美しいこと、アオイトリの次にこの作品。
引き込まれるんだけど、ずーっとしんどい気持ちで読み続けないといけないのが苦行。で、最後まで読んでもスッキリせず悶々とした読後感。
考えさせられる。
それが、こちらの作品は読み終わって
間違いなく好き!と言える作品でした。
ただし、読者は選ぶ。
誰もが面白い作品ではない。
舞台はアラブお金持ちの子だったのに
没落して奴隷として買われるファウジ。
父親の悪行の身代わりに1985回辱めにあえば
自由の身にさせてやると主人に伝えられて
絶望するファウジ。
美しい外見に性悪な性格。
性奴隷として、ありとあらゆる酷い事をされまくり。
いやーーー!やめろーーー!!と言いながらも
割となんでも受け入れていく天性の淫乱。
大勢の前での複数プレイは当たり前、獣姦(ラクダ、ヘビ、ダチョウ、犬)、親子姦通、後ろを貫かれながらの舌ピアッシング。
かなりハードなプレイのてんこ盛りで、息つく暇もないほど。
アラブってシチュエーションがもしかしたら
こんなひどい事も実際ありうるかもなんて思ってしまったり。
可哀想な境遇に落ちぶれますが、救いのラストでよかったねー。
こんな性格悪い受けのファウジなのに、気になって仕方が無くなってしまう攻めのハッサン。
破れ鍋に綴じ蓋だな。
末永くお幸せにだよ。
もともと、ゾッとするようなヒリヒリするノンフィクションなんかも好きなので、すごく好みのお話でした。
笠井あゆみ先生の挿絵がものすごく素敵でエロさが増し増しでした。
もともと同人誌で描きたいものを盛り込み、書き下ろしを加えた一冊との事で、この作品を通して描かれたメッセージとわ。。云々を考えず遠目で眺めるように読みました。土地的かストーリー的にか、神経がひりつくような心理描写はありません。
「マジュヌーン」とは、ジンに取り憑かれた=狂人 との意味だそうです。
ファウジが性格も悪く口も悪いと言われがちですが、私には今まで読んできた木原作品の中ではそこまでではないと思いました(変な擁護)。もっと現実世界に嫌たらしい奴はいるし、ファウジのあの状況で弱々しく怯んでいられない方が読む方も泣かずにいられます。強がって、本当は嫌なものを強要され、酷い言葉が口についても仕方が無いと私は思うのですが。それがどれだけ相手を怒らそうとする差別用語極まりないものでも、彼は元の日常生活で彼らに、同じ言葉をかけ貶めていたか?……していたな……
父親の罪を謝罪する気持ちを持てれば、とラージンは言っていましたが、あの状況でそんな気持ちになるものでしょうか?それよりも自分に向けられる仕打ちにしか目が行かないとも思います。父親の罪を具体的に想像出来ない馬鹿か、謝罪する振りして泣いて縋って免除して貰おうとか気付かない馬鹿。ファウジはそのどちらもです。
痴態を示唆するような所謂オッサンくさい台詞は好きなのですが、ショーの見物人とかが言うのはファウジが受ける仕打ちが余りにも可愛そうだし動物プレイとか引くのでこの本に関しては余り唆られませんでした。
それでも可愛いところはあり、最後の最後になっても自分の気持ちを上手く出せない、「片思い」の吉本(オールベストツンデレ)と並ぶ程のツンデレ具合が良かったです。
ハッサンは悲惨な奴隷時代があったこともあり、彼自身がファウジをそこまで好きではないと思っている(実際はどうか分かりませんが)こともあり、自主的な行動と思考はそこまで強くありません。彼視点のお話もぐいぐい引っ張るものはありませんでしたが、やはり最後の数ページでグッと引き寄せられたのは流石木原さんの小説だなと思いました。二人どちらも愛を知らず、好きと言った相手を意識し始めて好きになったというのが希望も夢もない世界らしい気がしました。
父親の犯した罪と償う為に散々な目に遭う息子、被害者達という話では面白かったのですが、合間に挟む濃ゆいショーのせいもあり主流になれていないのが残念でした。かといって最強ツンデレ奴隷と使用人の恋では描写が少なく甘さが一滴しかありません。ただこの1滴が最後にあることが何とも叙事詩っぽさになっていた気がします。欲を言えばあともう10滴位恵んで欲しかったですが。
木原先生の作品ってどうしてこうも余韻が長く続くのでしょう。
読み終えた後もふとした時にぼんやりと考えたり思い出したりしてしまう。
こちらもそんな作品です。
いやぁそれにしても勝手にメイン攻めは受けのファウジを買い取った富豪、ラージンかと思っていましたよ(笑)
それにしたって手出さないどころかそんな趣味ないとか言うし後半で心変わりするのか?と思いきや徹底した奴隷としての扱いを最後まで崩さなかった姿にある意味感動しました。
なんでもかんでも登場キャラが受けの美貌にやられて男が男を好きになるご都合展開にはならない……安心。
奴隷にされたファウジは悲劇の受け…でもなく。
父のせいであっても自業自得な所だってあるんですよね。
自分に助けを求めてこようが奴隷だからと気にすることもなかった過去のファウジ。
それを罪だと思わないから反省なんてするわけがない。
弱者を決していたわらない。
口は悪いしぶっちゃけクズな子ですよね(笑)
ただ親もドクズだったからそういう思考しかできないというかそう思うようにしか育てられなかったっていうのも悲しい話ですよね。
そんな環境でなければ心優しい子に育った可能性だってきっとあるんです。
ただ傍から見るとどうしようもない奴なんだけど、それをただの嫌な奴では終わらせないところが木原先生の凄い所の一つですよね。
情が移る…とも違うんだけど気になってしまう。
そんなファウジが奴隷という身分に落とされた転落物語。
エッチシーンはたくさんあるのですが、どれも新鮮で飽きがこない!!
獣姦盛り沢山!決して一種では終わらせない★っていうかしっかり獣姦読むの初めてだったので色々衝撃はありました。
そしてパパまで出てきてのヤりヤられはもう…あぁ……すっげぇ。
罰を最後まで与えるために絶望の淵に立たせぬよう希望という名の恋愛ごっこをさせるという展開はとても恐ろしかったです。
木原先生の作品って絶望に一癖二癖もあって本当に凄いと思う…個性が光りすぎです。
全体的にページめくったらいきなりビビる展開多いんだけど、強引さがないんですよね…滑らかにガツンとパンチ入ってくるかんじ。
おいおいおいってことを音もなく静かに滑り込ませてくるのうますぎでしょー。
ファウジが失明していることを知った時には頭殴られた気がしました。
そこまでやるか…と。
悪い同業者のせいで安すぎる給料がただの紙切れと交換されているとも知らずにそのお金で攻めのハッサンに会いに行こうとしていた…ここがいっちばんグッときたところです。
可哀想なんだけど、ファウジはファウジのままで…体は淫らになったけれども、いつだって生意気で。
最後まで本質は変わっていなさそうな描きが好きでした。