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シリーズ物の読みきり形式のお話を一冊にまとめたものです。
家がお隣同士の幼馴染・匡夫×泰介が友達から恋人にり、お互いに成長していく物語です。
匡夫と泰介は、いわゆる両片思いです。
なのに、気持ちを伝える前になぜか体から始まってしまいます。
気持ちを伝え合うまで少しタイムラグがあるのですが、よそよそしくなってしまう匡夫にイライラし、泰介は少し切なかったです。
とにかく、この泰介がとってもいい子で、父親に暴力を振るわれ母親に捨てられても擦れることなく育ち、将来的に父親と同じ仕事をして支えていきたいといいます。
また可愛くて、匡夫が可愛い可愛い思うのも納得です。
高校を卒業し、就職して2人で暮らし始めるところまでが描かれており、大人になった2人が今も一緒にいると知れたことがとても嬉しかったです。
タイトルのネコは、泰介が拾い匡夫が飼っている「ぶにゃさん」といつも窓から入ってくる泰介の事なのかな?と思いました。
受けのたいちゃんが不憫な境遇。呑んだくれの親父による家庭内暴力を受けていて、傷や痣が絶えない。
その傷を見た教師から虐待されているんだろ、家に来ると言い出され、それは困ると言ったところ淫行される始末。(ここが理解出来ない、どうしてそうなるのか。)
母親は暴力夫を見限って早々に逃げ出している。でもそんな辛いことがおくびにも出さず、ひょうひょうと明るいたいちゃん。
お隣同士に住む幼馴染の両片思いものです。可哀想なたいちゃんを一生大事にしようと幼心に誓ったのだけど、それがいつしか恋心に変わっていって…というやつ。
守ると思っていたのに、淫行教師に手を出されている現場を目撃してしまった攻めのまーちゃん。「俺が大事にしたかったのに!」と言いつつも「好き」という言葉を言い忘れてしまい、お互いどういうつもりなのか不安になりながらも体の関係が始まってしまいます。いつも一緒にいる幼馴染という特別な距離感を持つ二人がすれ違ったりくっついたり揺れ動く様子が良いです。
でも暴力親父という設定は必要だったんだろうか?と思ってしまう。痣や傷が出来る程の暴力を隣家のまーちゃん含めた一家は日常茶飯事的な扱いにしてます。(「あらお隣の旦那さん今日も大暴れねぇ」と言うのみ。)
暴力親父は、作中登場せず改心するとかそういう事は一切ありません。なのに将来、たいちゃんは親父の仕事を手伝うとか言ってて多分、お父さんも本当は悪い人じゃないのかもしれないけど、日常的に暴力を振るうのは私の中ではアウトな存在なので、そこが読んでてもやもやしました。
可愛いカップルです。
ねこのぶにゃさんが良い感じです。
たいちゃんなんてちょっとおバカなキャラなのかなって思ってたけど、ちゃんと物事考えてるよう。
いや、考えてたら先生の餌食になってないか。
ちょっとびっくりしたのは読むまで、たいちゃん(髪を染めてる子)は不良かな?
思ってたけど、違って暴力父のせいで怪我たえないけど前向きに生きている。
で、それを知った先生が家庭訪問→たいちゃんはそれは困ると断る→先生から性的な悪戯を受けるように…って流れが???でどうしてそうなる?って感じでした。
か弱いって感じでもないし、父親の暴力をネタにされてされるがまま変かなと。
逃げれたんじゃないかなと。
父親の暴力、まぁーちゃんは知ってるし。
父親は暴力振るうけどたいちゃんはお父さんのこと考えてる。
たいちゃんにしかわからない良いとこがあるんだろうなと思いました。
自分的にそこが良かったと思う。
キャラは好きだけどストーリー的に何か一押し足りないです。
たいちゃんもぶにゃさんも可愛いけど中立かな…。
う〜〜〜〜vVすっごく萌えました!
お互い大好き同士の甘々な短編集です。(一冊全部同じ2人の物語で、シリーズのように幾つかお話が入っている感じ)
受け君のキャラが可愛いのなんのって…お馬鹿っぽいけれどチラチラ小悪魔な部分もあるし、かと思えばしっかり者な一面も!
こんないい子、そりゃぁ好きになっちゃうよね!!笑
攻めが受けのことを可愛くて可愛くて仕方ないって設定も大好物なので終始萌えが止まりませんでした。
優しくて紳士でちょっとヘタレな攻めの、エッチの時に垣間見えるオトナっぽさとSな雰囲気もよかったvV
気になっている方は是非読んでみてほしいです。
1冊丸々、1カップルのお話です。幼馴染の2人が恋人になるまでの過程が、ゆっくりと丁寧に描かれています。
匡夫(まーちゃん)は、ちょっと女子にモテる普通の高校生です。その匡夫の隣りに住んでるのが、泰介(たいちゃん)です。
たいちゃんは、母親が出て行って、父親との2人暮らしです。この父親が、気に食わないと暴力を振るう最低な男です。
だから、たいちゃんが父親の暴力でケガするたびに、まーちゃんは面倒をみてあげて。
そんなたいちゃんを、守ってあげたいと思う気持ちが、少しずつ変化していって…。
とにかく、たいちゃんの境遇が不憫過ぎて、胸が痛くなります。あんな酷い父親でも、将来仕事を手伝いたいとか健気だし。それに、教師の言いなりになって体を触らせちゃダメだよ~。ちょっと痛かったって笑顔で言うのが、読んでて辛かったです。
いろいろ大変な目に合ってるのに、強くて明るくて前向きなたいちゃんが素敵でキュンとなります。
邪魔な女子が登場したりと、たいちゃんの受難は続くけど、最後は同棲という形に落ち着いたのが良かったです。
一方のまーちゃんも、なかなか本音を言えなくてヤキモキしたけど、まーちゃんとの付き合いをハッキリ女子に言ったのは、カッコ良くて萌えます。
たいちゃんには、今まで苦労した分、まーちゃんと幸せになってほしいです。