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仲良しDKグループのわちゃわちゃを楽しみつつ、仏教を学べるという一石二鳥な作品。
主人公はいるけど、グループでわちゃってるシーンが多いので、登場人物の整理を。
一茶 母親の再婚で寺の息子になった子、仏教に知識ゼロ、黒髪童顔
明人 学校の近くにある大きな寺の跡取り息子、一茶と寮で同室、黒髪大柄
正悟 明人の寺から近い場所にある小さな寺の四男、教師志望、眼鏡
真慈 教会である実家への反抗心から、仏教高校へ来た子、長めの白髪
自然(じねん) 人見知りで無口、洞察力がある、白髪短髪
住職と再婚したから、息子を寺の後継に!という出だしの親の横暴さをスルーして、仏教系高校の寮に入ってからのわちゃわちゃを楽しみましょう。
中盤を過ぎるまで、BL色はほぼありません。
未知の世界で少しずつ学びながら、周囲に馴染んでいく一茶と共に、わたしたちも仏教の考え方についていろいろ勉強になる流れです。
主人公が初心者/門外漢の場合、こういう学びの機会を得られるのが嬉しい。
4話目の終盤で明人が一茶にキスをすることから、一気にBLへ突入します。
明人がかなりの独占欲を見せるので、執着攻め好きにはたまりません。
大きな体で、自分より小さい一茶に甘えている姿が可愛い。
ただ初読のときは大変萌え倒したはずなのに、読み返したら仏教のせいなのか、諸行無常なのか、別々の寺を守りつつ、別々の人生を送りつつ、でも最後は…みたいな感じだったのが、妙に冷めているように感じてしまいました。
さいしょか最初から期間限定の恋みたいな。
守るべきものが地面にくっついているだけに、仕方ないのかなあと思いつつも、そこは恋の熱量をもう少し感じたかったなあと思った次第です。
仏教について全く知らないことだらけだったので、「マンガで読む仏教」的なスタンスでも楽しめる1冊でした。
心なしかちょっと心が広くなったような、なってないような。
初読み作家さんです。
表紙の優しい色遣いとタイトルの「僧職」に惹かれて読んでみました。
中の絵も綺麗だったのですが、時々ギャグっぽいリアクションの所で何がどうなってるのかよく分からない描写があったのが気になりました。
お話についてですが、主人公達が高校2年生の頃から高校3年生になった頃までの事が描かれています。
仏教系の学校で、学生の一部は寮で生活していて、主人公の2人はその寮で同室。
寮生は全て実家が寺の子達で、将来は僧侶を目指している子もいるので、仏教についての話が沢山出てきます。
主人公の一人、一茶は元々は寺の子ではなかったのですが、学友たちに影響されて徐々に変わっていくのが分かります。
「諸行無常」や「諸法無我」という考え方がこの子達には当たり前で、一茶が同室の明人との関係を「今の状態がずっと続くわけではない」と考えているのは寂しさを感じましたが、裏を返せば将来もっといい状態になる可能性もあるわけで、私はそちらに期待したいと思いました。
明人は執着心強そうで誠実そうですからね。一茶を離さないんじゃないかと思います(笑)。
脇キャラが3人程いるのですが、スキンシップが多くて、しょっちゅうふざけ合ってるのも高校生らしくていいなぁ~と思いました。
再読!
男子校・寮・僧職って・・・
最初は男子寮でお坊さんなミスマッチな感じに惹かれて手に取った記憶が・・・。
表紙イラストの雰囲気から感じられるようにほんわか風味。
成長を見守る感じで読んでました~♪
男子寮なので、男の子たちのわちゃわちゃした感じも堪能できます♪
でもそれだけではないというか、リアルな現実問題もあって単純な終わり方でないのが好き♪
色々考えちゃいました。
何気に僧職や仏教についても散りばめられてて、そこもツボでした( *´艸`)
あとは・・・僧職だけど、坊主ではないので坊主萌えの人は残念っ!
坊主は出てこないです!
初読みの作家さん。
絵も綺麗だし、男子寮という設定も、何かと世話焼きな攻めも好みだったですが、他の方も書かれているように最後が何ともモヤっとしました(´д`|||)お寺の後取りに限らず、BLのハッピーエンドって、その先に結婚とか家の跡継ぎ問題などのっぴきならない問題が待ち構えていて、ずっと一緒にいられる保証なんてないってことを暗黙の了解で読者も理解してるからこそその切なさが増すのだと思いますが、それをあえて言葉で示されると、切なさを通り越してモヤモヤしか残らないというのを今回の作品で教えられました(;∀; )続き物かと思って2巻を散々探しましたが、そのくらい不完全燃焼感が残りました。途中までよかっただけに、残念です。
コウキ。さんのことはARUKUさん原作の『君の夢を見ている』で初めて知りました。若干表情に乏しい様な気がするのですが、そこが逆に切なげでハマってしまいました。
この作品は、仏教系の男子高に通う男の子たちの話です。
母親が僧侶と再婚したことをきっかけに、仏教高校の男子寮に入ることになった一茶。そこで、一番世話をやいてくれる同室の明人は大きなお寺の息子。
明人や、周りの友達に支えられ、初めはイヤだった仏道への道を知り、精神的にも肉体的にも(バイオリンの腕も)成長していく一茶に注目です。
明人のスキンシップが最初からすごいので、ニヤニヤしました。
ボーズラブとか神職ラブもっと増えないかなぁ〜。