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秀良子先生推薦帯付き!
痛い系、歪み系が大好物な私は〜とても、楽しめた作品です。
表紙のヨシキ、アザだらけなのに妖艶よね。
木村先生の描く歪み愛?とでも言いましょうか。歪んだ癖?とでも、言いましょうか。
そこからの、真っ当な愛に辿り着くまでのストーリーがクセになるわ。
他の方が、詳しいネタバレしてるので感想だけ。
ぶっ飛んだ癖のビッチなヨシキ。
インポ、中学生からヤリまくり、執着する弟に手をだし家出、囲われる事てもマンション即売りするし、サド系にも対応・・・まったく、なんでも有りだわwww
最後に、初めて初恋して1件落着。
弟が、1番大人対応だったね。
希望では、弟が受けが良かったけど。
刺激的な、性癖を描く木村先生のお話がとても好き。
何回、読んでも飽きないです。
私は痛い愛とか大好物なので、表紙に惹かれて書店にて購入させていただきました。私がこの作品を読み終わってからの感想と言われれば、たくさん期待しても良い作品、という言葉に尽きます。
とにかく登場人物設定が素晴らしいです。表紙に描かれている男の子のツンデレ美容師のヨシキ、ヨシキの前に突然現れた謎の男玲太、ヨシキの弟の犬系高校生なおと、なおとが大好きな健気高校生しゅう、の4人が物語の重要登場人物ですが、各登場人物に個性があってとても面白いです。キャラ被りもないので読み進めるのに分かりやすいです。
しゅう、なおとの二人のストーリー、「好きだよ、秘密だよ。」から漫画は始まります。しゅうの目線で物語は進みますが、しゅうから見て可愛かったなおとのかっこいい一面が垣間見えて、しゅうと一緒に私もキュンキュンしながら読ませていただきました。しゅうのやんちゃなくせに変に素直になれないところが可愛らしくて、高校生の純愛、といったイメージのストーリーでした。
この作品のメインであろう「マリアボーイ」はヨシキと玲太の話です。ヨシキの中にある光と闇が垣間見えます。救いのないヨシキの前に23歳(?)の謎の男玲太が現れます。ヨシキにとって玲太こそが光そのものだったと思います。「好きだよ、秘密だよ。」とは全く変わり、お金が絡んできたり、人間性のドロドロがあったりとピュアとはかけ離れたストーリーになります。でも物語の筋がしっかりと通っていて読みやすかったです。
痛いセックスとかはこの作品の中では一度しかありませんでしたが、ヨシキの苦痛に満ちた表情が見られます。ですがそれ以外は愛のあるセックスなので、幸せがじわじわと伝わってきました。
この作品の特徴と言われれば、やはり登場人物の表情の豊かさだと思います。表情一つひとつを切り取っても、嬉しさや切なさ、悲しさや恋しさなどがじんわりと伝わってきます。特に私が好きなのはしゅうのなおとと一線を越えた後の興奮冷めやらぬ表情です。男子高校生そのもののような気がしてしゅうの若さを感じます。
甘々なストーリーが好きな方でも買っても損はない作品です。可愛さがある甘酸っぱい恋はもちろん、ドロドロとした大人の恋愛も詰め込まれた作品です。途中まで読み進めていくうちに、この子達は幸せになれるのか…?と思ってしまうようなシーンもありましたが、素敵な終わり方なので是非たくさんの方に読んでいただきたいです。
初読みでは凄さに気がつけませんでした。それ程濃厚な関係性です。残念なのはこの壮大な人生ドラマを1冊に纏めるのは難しいということと、だからといって数冊に渡り全てを網羅する大河ドラマ仕立てにする様な題材なのか?というポイント。BLでも長編は増えてきてるけど、流石に性癖こじらせたビッチが監禁されたりする大河ドラマはな…。
この作品の推し所は、どんな人でも生まれた時からの悪人はいない。成長過程で何か問題が起こってしまったのなら、そこを突っついて立ち直してあげましょう!という前向きなところです。
痛々しい傷だらけの表紙に惹かれて読みました。
薄昏い話から入るんだろうと思ってたのですが、表題作の前に別のお話が入ってました。
好きな人がいるけど、淫乱年上受けに誘われて身体の関係になっちゃうシュウちゃん。
年上受けとくっつくやつか?と思ったりもしましたが、予想を裏切られておまけにまさかの展開。
こういう先の見えないストーリー展開は好きでした。
1話は結構良かったんですが、2話以降テンポが少し変わったような…なんか独特のリズムが気になって話に集中出来なくなった感があり。
シリアスとコメディが混ざり合ってるお話にありがちなこのテンポについていけなくなった…。
ヨシキや西原の病み具合や、救済される展開も良かっただけにハマれなかったのが残念だなぁ。
多分作者さんのワールドにハマれるかハマれないかは、個人的な感性の違いだろうと思います。
割と評価が割れてるの、納得でした。
色々詰まってますね。義理の兄弟のそれぞれの恋のお話。
単純になおととシュウのお話だけなら両思いおめでとう!いつまでも好きって言って一緒にいてね。と思えるんですが、そこに兄のヨシキと西原が絡んでくると一気に重々しくなってきます。
ヨシキのなおとへの執着。なおとは天真爛漫に見えて一番大人でしたね。
西原のヨシキへの10年の執着、DV、なんで?その理由がいまいちわからず。勝手にヨシキがマンション売ったから?
そこに現れた訳のわからない若者イケメン加藤。謎過ぎる。お金ないってすがり付いて厚かましくて。
なのにいつのまにやら恋に落ちたようで。
ヨシキの地獄と天国を見せられた感じかな。なおととシュウが霞んじゃう。