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何年かぶりの読み直しで、なんと!初めて読んだときに萌2にしてたなんて〜。
基本的に甘くて溺愛攻めでハッピーなお話が好きなのです。でもたまに痛いのも読みたくなるんですよね。沙野作品はこういうときに私にはうってつけなんです。
薄めの本なのに内容はすごいです!
すっかり細かい部分を忘れてて。
お互いこれで良かったんだよ。君たちだから、本気でぶつかり合って辛くて痛かったけど。鎧がわれて落ちてようやく過去とも向き合えて。人間らしくなって気持ちを素直にできるようになって。
あんな鉄仮面だった恩田がこんなふうに槇を手元に置くなんて。槇の詐欺の意味がそんな酷い過去からきてたなんて。
そして槇も恩田によってトラウマや詐欺衝動がとけて。本命できて貞操帯つけてたら結婚詐欺できませんもんね。
貞操帯のイラストが見たかったな〜。
10年前の作品なのに何度読んでも心を揺さぶられます。また数年後に読み直すでしょう。
そんなに厚みは無いのに、行数は多いんだよなぁ(^_^;)
老眼の脳が最初ウッってなるけど、ページを捲るのが止まらない1冊。
『アカサギ』とは、結婚詐欺師の隠語だそう。
受け様の槇は、男性相手専門のアカサギ。
攻め様の恩田は、ヤメ検の弁護士。
恩田の事務所に槇のカモが相談に訪れた事で、恩田が示談金ゲットの為に槇を捕まえる。
そんな最低の出会い方の2人。
そして、私の恩田に対する印象も最低でして( ・᷄ὢ・᷅ )
なんだこの傲岸不遜な鉄仮面は(# ' 皿')
ムカムカなので、恩田をカモにしようとする槇を応援する気持ちですよ。
恩田が槇の存在を無視できなくなり、落とされるまでをニヤニヤで見守りました。
てか、恩田ってば、落ちたら落ちたで執着具合が半端ない(^_^;)
極端やねぇ( ̄▽ ̄;)
受け様に執着する攻め様、大好きですけどね♡
アカサギである槇が見せるの別の顔、カモから貢がせている腕時計の意味。
槇の本当の姿を見せられていって、ギューってしたくなりました。
槇の持つ傷や優しさが切ない。
そんな槇によって、変わっていった恩田も見直しちゃいました( ^ω^)
小山田あみ先生のイラストも相まって、大人のエロさをめっちゃ感じました。
が、同時に切なさや可愛らしさもあって、魅力的なキャラとストーリー"(ノ*>∀<)ノ
とても読後感が気持ちいいお話です(*´∀`*)
沙野先生と小山田あみ先生のタッグ作は、なんていうかもう…攻めから滲み出る哀愁をグッと引き出してくれてたまらんのです。作者様の哀愁攻め?が好きなもので。
ヤメ検の恩田(バツ一子持ち)がアカサギ・槙に落ちていくストーリー。
自分の手に負えないと若手弁護士から恩田に持ち込まれた案件は、男をターゲットにした結婚詐欺。凄腕鉄面皮の恩田は、鮮やかに依頼者と詐欺師・槙の間に示談を成立させる。
それ以降のラブ展開がエロッスです。
ガッチガチに堅い男に少しずつヒビが入っていって、官能に落ちていく描写が本当に上手い。あの、ガラス板越しの愛撫!そこからよもや貞操帯にまで行き着くとは笑
一方の槙は、自身の復讐心を晴らしつつ、意外な本懐を遂げているという人間的な、あまりに人間的な…、美しき受けです。
恩田がハマってしまうのがわかる。
個人的には腕時計の演出に泣けました…
悪事に手を染める者と懲らしめようとする者がどうやって互いに堕ちていくのか、萌えキャラ仕立てでお楽しみいただきたい。
男性を手玉に取る結婚?詐欺師。その被害者から依頼を受けた弁護士。しかもヤメ検。どちらも過去に色々あって出会います。
アカサギのマキちゃんは男をメロメロにして時計を貢がせる。コレが実は、、、と言うのがマキちゃんを単なる犯罪者にしてないところ。被害者が子供を捨てた父親ってとこがミソですね。弁護士である恩田もバツイチで息子を手放した父親だった。
恩田の場合はどう愛情を注いだら良いかわからなくなっていたし、今でも息子のことは大事にしたいと思っている。でもうまく表現できないけれど。
だからこそマキちゃんと結ばれる結果になる。
微妙なすれ違い(マキちゃんの作戦は功を奏しているのに、効かないって誤解したりね)があるものの、一つ覚えのカレーを作って待つ恩田が可愛かったりして早く仲良しになって〜って思ってました。
後、息子がかしこい!二人の関係をフラットに受け入れてるっぽいところがよかった。お父さん、好きなんだもんね。
萌ポイントはガラステーブルの下!と貞操帯!
人間ドラマだけじゃないところがやはりBLだわー。沙野風結子さんは初めて読みましたが、他も読んでみようと思います。
遅ればせながら読了…。迷いなく神評価で。
ヤメ検の敏腕弁護士・恩田が以来を受けた案件は、男相手の結婚詐欺。狡猾な手腕で男から金を巻き上げる美貌の詐欺師・槇から強引に示談金を巻き上げた恩田だったが…。やられたらやり返す!的な二人のシーソーゲーム(?)が面白いです。男相手の結婚詐欺??という設定がユニークなのですが違和感なく読み進んでしまいました。
恩田と槇のバックボーンが割りと複雑なのですが、うまーく簡潔にストーリー展開に織り込まれていて、この二人だったら互いに”落ちるな”と納得してしまうのです。しかも、槇がなぜ何のために男相手に詐欺をしているのか?というところが深いですねー。。本当は被害者なんだけど、実は加害者だったという裏がわかると、槇のやり方がとても痛快にみえてくるのです。恩田と槇は、実はトラウマだったり過去への悔恨だったりで共鳴する部分があり、出会うべくして出会い、特別な関係になることで、各々が自分自身を癒していくような再生の物語でもあるのだなと思いました。
テーブルの下から愛撫プレイ(?)が新鮮でした。小山田先生の美麗なイラストに自分の妄想を駆使して、萌え悶えました。直接触れられていないのに、気持ちで犯されまくってる受がエロいです。そして、なんといっても”貞操帯”プレイ、エッロ!!!!
沙野先生の作品を読むと、毎回見たことないプレイがあって、新たな世界をひらいてくれます( *´艸`)攻めの独占欲、執着の象徴としての”貞操帯”、素晴らしい裏テーマでした。
先生、本当にありがとうございます。