「おれEDなんです……セフレ辞めますね」「……いっ、ED――!?」

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作女王様のお気に入り

里見(会社員)
大庭士朗(イラストレーター)

同時収録作品どっちがお好き?

相原(会社員,女装が趣味)
坂上(相原の上司)

その他の収録作品

  • 女王様のいいなり
  • 女王様の虜
  • 天然無敵のテクニシャン(描き下ろし)
  • カバー下:あとがきマンガ

あらすじ

俺・大庭士朗は、セックス大好きなエロ系イラストレーターだ。大学生の後輩・里見とセフレになって早6年。自宅は汚部屋だし正直性格も乱暴だと思うが、何故だか里見は俺の身の回りを世話してくれる。素直で真面目、セックスもうまい、片付けも得意――。そんな里見がEDでセフレ解消!? いやいや、困るのは俺のほうだっつーの!!……でも、この気持ちって、なんなんだ!?

作品情報

作品名
女王様のお気に入り
著者
藤本ハルキ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
ISBN
9784796406024
2.8

(15)

(0)

萌々

(4)

(6)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
4
得点
37
評価数
15
平均
2.8 / 5
神率
0%

レビュー投稿数4

エロ本はエロに滾ってなんぼやと思うんですが。

まず疑問。大半がガッシュマニアックスからマニアックなテーマの話ばかりなのになぜこのレーベル?
ガッシュマニアックスってレーベルなくなった?

表題作「女王様~」はそういうわけで話のつながりとかそういうのはあんまりなく単にテーマにそったエッチをするために話を組んだ感じが凄くします。
エロの場合はあんまりセフレから恋人にステップアップするために別れる、みたいなややこしい小細工は好みじゃないなー個人的にな。
2話目のテーマは「ドライオーガズム」だったらしいんだけど、尻でいくという話ならドライより実際に射精する方が本当は難しいと思うんだよなー。

とかエッチな話にしては周りの細かいディティールが気になる上にいまいちそそらず、ノーマルな話にしてはやりたいやりたい感が表に出過ぎてて、どっちつかずな感じでしょうか。

1

深刻にはなりすぎないライトな作品

大学の時の先輩・大庭と後輩・里見がセフレとして繋がっていて
大庭がイラストレーターになったきっかけが
里見に褒められたから、という時点で可愛いのですが
それは3話目の『女王様の虜』に出てくるので
前の2話で大庭はHに重きを置き過ぎ!って思いつつ
なんだかんだで里見じゃないとダメで
完璧に女王様タイプじゃないのが私には良かったですw
あまりにも相手の事を考えないようなヤツは苦手でして…。

大庭の気持ちを確かめたくてEDだと嘘をつき
結局自分も我慢が出来なくなって白状する里見がヘタレワンコ!!
好きな人とカラダだけの関係ってやっぱり虚しいだろうな…。
心まで明け渡して欲しい里見の願いが叶ってホッとしました。

6年もの間セフレで体の相性は良さげだったのに
恋人になってムード出されたら
指だけで大庭が続けざまにイッちゃうのって
前はそうじゃなかったなら、メンタルな部分はかなり重要って事ですよね!
でもそれまでは前立腺の刺激は無かったのってWHY?
もっと早くに探究していたら良かったんじゃないかな…。
妙なところが気になってしまいました、すみません。

里見がリードをとりたくても大庭にされてばかりで
てぃくび舐められて弄られて感じ過ぎちゃう姿が可愛かった♪
大学の頃にセフレ宣言されて告白の機会を失ったとか
どんだけヘタレ……。
そこはきっちり言っておこうよ!とも思いましたが
大庭が恋人関係を望まないならしょうがないのか…。うーん。
でも6年は長いよねw


『どっちがお好き?』
女装趣味のサラリーマンが、会社の苦手な上司に女装中声をかけられ
意外すぎる純情な反応を見てからかいたくなり
すぐ男だとバラしますが思いがけずくいついてきて…。

騙し騙されのお話はわりとある気がしますが
女装していた方の相原が、上司の坂上さんを好きになってしまって
最終的には年下攻めというのが個人的に好ましかったですw

でも、一目惚れにしても、普通男だってわかったら引くよね!?
どんだけそういう垣根が低いんだ坂上さんってば!
自分で一目惚れした事が無いので
情熱をかけられる想いに感情移入が難しかったです。
…仕事で真面目なだけが特徴の坂上さんは
案外恋愛面では突っ走るタイプだったりするのかもしれませんが…。
そして相原が女装姿だとHな事はしたくないって神聖視しすぎっすよーw
そこがまたウブいんでしょうけどね☆
部下攻め上司受け、ごっつぁんでした!

すっごくきゅーん!!とまでは残念ながらきませんでしたが
さくっと年下攻めを楽しめるコミックスでした。

3

攻めも責めてほしーの。

タイトルを書きながら何年かぶりに思い出しましたが、そう言えばほしーのあき嬢は今・・・(トオイメ)

「GUSH」・「女王様」・「ED」というキーワードが好みにひっかかったので購入。
と言いつつ、手首ネクタイ縛りの表紙絵のBL本が増えてくのは・・・何故??(笑)
表題作とその続編計3編と、同時収録作品「どっちがお好き?」とその続編計2編が収録されています。

◆「女王様のお気に入り」「女王様のいいなり」「女王様の虜」◆

裏表紙のあらすじに「EDなんでセフレ辞めます・・・!!」とありますが――
あれ?EDは・・・
ま、そこはともかくとして、女王受けは登場します。
個人的なこだわりで、女王様には華が、華には毒があってほしい方なのですが、この作品の女王様(士郎センパイ)はイラストレーター。自宅作業ということもあって、ちょっとむさいカッコなのが絵的に残念。
黒髪だし、仕事中のヘアバンド姿はカワイイけど、どっちかというと「女王」より「かかあ天下」という言葉がハマりそうな、大衆的な雰囲気。
裏表紙の王冠かぶったステキな女王様っぷりで、中身も読ませてもらえたら嬉しかったんですが・・・

思わず吸い寄せられたのは、受けが攻めに地区B責めを仕掛けるシーン。
このままリバに突入か??という勢いで攻め始める女王様と、「受けの素質ありそw」と思わずニヤつきたくなる攻めクンの高感度な反応に、萌え♪
さすが年上の女王受け! 攻めのひそやかな願望もちゃーんとお見通しですよっと。

受けの里見(表紙絵)は女王様にいたぶられることに喜びを感じるタイプ・・・確実にM入ってますね。
でも、攻める時は攻めるよ、ってなところもちゃんと見せてくれてて、2人のバランスはとても良い気がしました。
表紙絵はイメージ画wで、実際はこーんなプレイをしてるわけじゃあありませんが、縛られてまんざらでもなさそうなこの表情は、彼と士朗センパイの関係をよーく物語ってます。

◆「どっちがお好き?」「天然無敵のテクニシャン」◆

ノンケだけど女装癖がある会社員の相原が、女装で街を歩いてたらナンパされ・・・相手はなんと上司の坂上!というお話。
おお、女装癖相原のほうが攻めとは! 
でも女装のまま攻めるシーンはないのでひと安心。(それ多分ワタシ的に地雷です。)
「ふみこ」こと女装相原の前では緊張しまくりのクセに、男に戻った相原に対しては、ぞんざいになる坂上。その坂上がベッドでは色っぽい眼鏡受けに・・・というギャップが面白い作品。

う~ん、これは作者さんの責任じゃないんですが、「ED」に惹かれて購入しただけに、そこのガッカリ度が大きかったので、「中立」で。
でも、内容的には「萌」。庶民的女王様も楽しかったデス。

4

ED×女王様!?

 EDをいかに克服するかが見どころ…! と思ったらそこは問題にならず、下僕体質な後輩×横暴な先輩のほのぼのラブでした。何だかんだ言ってラブラブな2人です。

◆『女王様のお気に入り』
 セフレ扱いしていた後輩が「EDになっちゃったのでセフレ辞めます」宣言。
募る欲求不満。でもそれはセックスできないからではないようで。結局最後はHで締めくくられますが、カラダだけではない関係が確かに芽生えたラストでした。

◆『女王様のいいなり』
 ドライオーガズムを体験したくなり、「協力しろ」とムードなく迫る先輩。この先輩相手に雰囲気づくりから根気よく取り組む健気な後輩に脱帽。

◆『女王様の虜』
 2人の出会いから初H、セフレ宣言までの哀しい序章。

◆『どっちがお好き?』
 厳しい上司×女装が趣味の部下。どちらも自分だから、どちらも愛してもらいたい。社内では厳しい上司が社外では初々しくデレ1色の恋愛体質で、すんなりとハッピーエンドでした。

3

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP