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あなたをとろとろになるまで掻きまぜたい――
赤星ジェイク先生は好きだし、作品の雰囲気も好きなんですけど、これは何のための設定なのか?と思う設定が多くて考察好きにはおススメし難い1冊です。あとがきでもそんなこと(泳げる学ラン)チラッと先生が書いてますけど。
読めば読むほど恋の町から帰る必要がないように思えてしまうんですよね〜結局一緒に生きられなくなるのに。恋の町の中でもプリンの味は広めることが出来るわけで。
元の世界に戻って竜と弓雄がラブラブしてる様子がもっと見たかった!
とても好きなストーリーでした^^
赤星先生の作品の中でもトップクラスに気に入りました!
〝恋をしないと帰れない街〟を舞台に繰り広げられる、
甘くてほろ苦い恋の話ーー
忘れられないプリンの味を探す弓雄は、
ある日寝過ごして見知らぬ駅に着きます。
実在しない駅の名は『鼈甲駅』
そこで一人の青年・竜に出会うのですが、
竜は弓雄が探していたプリンを作ることが出来てーー…⁉︎
小さい頃に弓雄が食べたのは竜のプリンでした。
年を取らない街で竜は生き続けていたという、
とても不思議なストーリーです。
突然始まるファンタジーなのですが、
あまり違和感なく世界観に入ることができました^^
寡黙な竜が素敵で、唐突にHしちゃうけど嫌な感じがしなかった。
弓雄と両想いになって現実世界に帰る展開は心配でしたが、
一緒にプリン屋をやろうという夢が可愛くて幸せな気持ちになりました。
源と徳寿という仲間にもラブストーリーが始まりそうで、
スピンオフがあったら読んでみたいです^^
砂糖から作るプリンもとても美味しそうだし、
竜たちが着ている学ランが独特で目を引きました!
不思議な世界観に浸れる作品です。
かわいいファンタジーが好きな方に是非オススメしたい^^
何度読んでも私には弓雄のやりたかったことはこの世界でもできるので(?)帰る必要性が分からなくて入り込めなかった。
浦島太郎なのに・・・。
恋をしたら強制的に元の世界に帰されるというなら分かるんだけど自分達の意思で電車に乗るんだもんね。
水槽の中で同じ魚達とグルグル泳ぎながら永遠に一緒にいるか好きな相手と海へ出て限りはあるけど自由に濃く生きるかってこと?
深く考えずサラッと楽しく読むのがいいんだろうけど考えてしまった。
今まで読んだ赤星さんの作品は結構どれもマニアックでインパクトが強かったのですが、今回の作品はそういう意味ではインパクトはそれ程なかったです。
でも設定が突飛でファンタジー。こういうのは読んだことないので、マニアックと言えばマニアックかもしれない…。
弓雄は20年以上も前のまだ子供の頃に食べたプリンの味を忘れることが出来ず、今でもそれを探し求めていて、美味しいプリンを作れる人と結婚してもいいとまで思っています。
とてもロマンチストだなと思いました。
この強い想いが結果的には竜とめぐり合わせたと思うとまたロマンチック。
竜の友人2人や、鳥のもちおもいいキャラでした。
ファンタジーはあまり好きじゃないので中立です。
それと、おじいさんとかも好きじゃないのです。
でも、この方の描くエッチシーンはなんだか色っぽいですねぇ。綺麗な繊細なタッチと、キャラも細身で中性的でお洒落な感じです。
ファンタジーなので細かいことは突っ込んでも仕方ないけど、竜君たちがみんな学ランと言うのは、赤星さんの嗜好でしょうか?