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表題作居候は野蛮な王様

日下静司 大学准教授(考古学博士) 35才
大宮建 会社員 29才

あらすじ

大宮建は姉の頼みで、姉の夫の従兄の日下静司を居候させることに。考古学の准教授の日下は、遺跡調査やフィールドワークも多く、学者というよりは日焼けして筋骨隆々のむさくるしい大男。しかもゲイだった! 家の中では顎で使われ、外では泥酔して警察から呼び出されと、マイペースな日下のせいで建は振り回されっぱなし。ある日、台風で停電した家の中で野宿のまねごとをするうち、自制心が決壊しそうになった日下に建は…。

作品情報

作品名
居候は野蛮な王様
著者
松浦巽 
イラスト
天点 
媒体
小説
出版社
学研パブリッシング
レーベル
もえぎ文庫
発売日
2.6

(3)

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萌々

(0)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
7
評価数
3
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

えっ、もう終わり。。

好きな作家さんなので買ってみました。「被虐のボディガード」が好きだったのでかなり勢い込んで読んだせいか、肩すかしでした。。

あらすじは、居候として転がり込んできたものぐさ熊男、日下に迷惑する健という出だし。姉の頼みで仕方なく預かったが、考古学の研究者だかなんだか知らないが、自分は何もせず「飯、風呂、寝る」のだめっぷりにいい加減切れそうな毎日。しかし、台風という天災でフィールドワークを仕事とする日下はその才を遺憾なく発揮し、なんと水没した街をカヌーで泳ぎ切って健を助け出す。そこから日下を頼れる男として意識しはじめ。。。
という感じ。

松浦さんならではのねっとりした展開を期待していたのですが、ストーリーがあっさりしすぎで、二人がくっつくのも心情的に無理があってついていけず。最後はハッピーエンドですが、ページをめくって奥付だったときのすかされた感じがすごかった。あれ、終わり?!みたいな。量自体も短いです。

つまらないとまではいきませんが、ちょっと期待外れだったので星2つにしました。

1

好きになったらどんなに遠くても

この作家さんのは軽めな感じなんですが、設定が面白いし文章も気に入っているのでほとんど読んでいます。
もえぎ文庫なので電子版です。

建は姉から突然親戚が火事で焼け出されたので面倒をみてくれと、ヒグマのような考古学者日下を預かることになる。
ルーズで野蛮なタイプ。食事や洗濯と居候のくせにあれこれ指図されてうんざりする。
ある日、日下が男とホテルへ入るところを目撃する。
建のことは好みじゃないから襲わない、だから家に置いてくれと言われそのまま同居をするのだが…

ラスト、二人はコスタリカのジャングルの中。
野蛮と思われた日下は実はやさしくて、でも、初めてなのにいきなりそれですか?な展開w

軽くあっさり読めるショート。

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