ボタンを押すと即立ち読みできます!
こちら、すごく、好きでした…
確かに設定にご都合主義を感じるかもしれませんが、
まぁBLはファンタジーですから…楽しんでナンボ!
スパダリアメリカ人に溺愛される物語でした。
この作家さんの絵がとても好きです~きちんと外国人キャラは顔の堀が深くて、描き分けができててすごく丁寧なお仕事…
受けがどんどん表情が出て来るところが最高に可愛いです。
そしてエロ評価「少なめ」ですがちゃんとエロも盛り込まれてますよ!!
得した気分!!笑
恋愛ものとして、カップルの組み合わせとして、とてもよかったです。
設定はちょっと無理があるなあって思うところもあったけど、社会人でありながら純粋で綺麗な恋にきゅんとなりました。
カミナは巻野の派遣先の会社のSEO候補、巻野は派遣社員ですが実は企業スパイという設定。ですが、このスパイというのがかなり曖昧…。
そんな重要なことは報告していないし、特に目的を持って調べたいことがあるわけでなく、日常を報告してるだけぽくて、飲み会でも派遣社員にそこまで重要なこと漏らさない気もするし、スパイの大元の雇われ先も曖昧だったのであんまり緊張感はなかったです^^;
たいした情報も送ってないのにカミナにばれたら解雇、でなく監禁?てというのはちょっとイキナリな展開だなあと思いました。
でもそれを差し置いても、恋愛ものとしてとてもよかった。
巻野が何事にも希望の薄い厭世的なキャラだったので、その表情が和らいでいく様子がよかったです。
カミナもかっこよく可愛い。
ただ、年齢が実際より大分上に見えてしまいました。40代かと思っていました…。
「笑顔がみたかった」という理由から巻野に近づいたようですが、実際は一目ぼれだったんでしょうか?特にゲイというわけでもなさそうだったので、もう少しお話に説得力があればよかったかな、と思います。
巻野も、不安定な面白いキャラだっと思ったので、スパイになった理由もブラック会社に勤めた後何となく…て感じだったのですが、もう少し特別な理由があって、とかだと個人的にもっと好みだったかも。
どちらかというと甘く安心感のあるお話です。
初めてのベッドシーンの2人の表情が優しくてとろけそうで大好きです。
本編はけっこう短く 、残りはくっついてからの日常を描いています。
甘くて優しいお話を読みたい方におすすめです。
とある組織の企業スパイで、
派遣社員として大企業に潜伏中の巻野(受け)。
アメリカ本社からアドバイザーとしてやって来たカミナ(攻め)は巻野の正体に気づき、彼を自宅に連れ込むが……
シリアスな話なのかと思いきや、かなりほのぼの・甘々な展開。
初登場時はモブ?ってくらい地味な顔で、表情も固かった巻野が、カミナに恋することで
どんどん表情豊かに&色気も醸し出してくるところが堪りません!
巻野を自宅に住まわせるカミナだが
監禁するでもなく、逃げたければ逃げれば良いと。
日本のビジネスを元気にしたいという夢を持つカミナは、誰に対してもフレンドリーで、常に生き生きと仕事に打ち込んでいる。
そんなカミナと時を過ごす中で
巻野は働くことの楽しさを知り
カミナ自身にも惹かれていく。
カミナもまた、巻野を自由に泳がせることで出方をうかがっていたが、巻野が初めて見せた心からの笑顔に降参し、彼に愛を告白する。
そこからの二人はひたすらラブラブ。
デレた巻野の意外な可愛さに驚きです。
寝ているカミナにフェラしたり上に乗ったり・・・
硬派なイメージがあったので
まさかそんな誘い受けの素質があったとは
予想外でした(*´∇`*)
具体的な仕事描写が少なかったり
巻野が元いた組織をあまりにすんなり抜けて普通の社会人に戻れたりする都合のよさは気になりましたが、
何となく嫌いになれない作品です。
初めての就職先がブラック企業で
社会に失望しスパイとなった巻野が
カミナと接するうち色んな感情を取り戻していく
ゆるやかな心の再生の物語で
そこにさりげない社会性やドラマ性が感じられました。
カバー下あとがきで
機会があれば続編を描きたいとのことでしたので
是非!お願いしたいです。
もっと表情豊かになっていく巻野が見たい♪
一体何を見逃していたのか…。
この作品に「萌」評価をつけた当時の自分の目は、節穴だったに違いありません。
こんなにもときめいています、わたし、今!
本当になぜ「萌」だったのか、過去に戻って問い詰めたいけど叶わないもどかしさ。
このレビューは「萌2」のつもりで読んでいただけると幸いです。
派遣社員として企業スパイをしている野田巻野の今度のターゲットは、大手プラド社。
アメリカ本社からやって来たCEO・カミナの素性を探るレポートを送信中に…。
見つかっちゃう流れです。
それにしても企業スパイと産業スパイって違うのかな。わりとどうでもいいような噂話レベルの個人情報を流しているものの、こういうネタで相手の懐に潜り込んで行くみたいな営業をかけるとか、そういうのに役立つのでしょうか。
カミナが可愛いです。
アメフト経験者でゴツくて大きな図体にも関わらず、庶民の遊びに興味津々だったり、ちょっとしたことで一喜一憂する姿がクマのぬいぐるみに通じる可愛さでした。
もちろんあの若さでCEOにまで登り詰めるような人物なので、抜け目なくあらゆる可能性を考慮して、対応できる準備も怠らない有能さもある。
このギャップが良いです。
フルネームがお笑いコンビのような巻野は、過去の経験から人に失望して企業スパイになった子ですが、高卒なんですよね。
こう言ったら何ですが、一般的に高卒の子が派遣で大企業にってあり得なくないですか?しかもCEOに会えるような部署に配属されるとか。
それを言ったら派遣社員に「うちでの経験を外で生かして」という企業も変ですね。
そんなツッコミポイントをスルーしつつ、カミナの可愛さと巻野のケータイに溜まっていく送信できない報告レポートの数に集中して読み進めると、萌えます。
最終的に下書きフォルダに保存された未送信のレポートの数、見ました?
あの数だけ、巻野がカミナの素顔に触れたということなんですよね。
それだけ自分しか知らないカミナを間近で見て、あの温かい人柄を知ってしまったら、それを知らなかった生活には戻れなくなるのも納得です。
カミナのメイドのメアリが若干狙い過ぎているキャラではあるものの、そこも可愛らしいと思えたら勝てます。
設定にツッコミを入れたくなったり、脇キャラにわざとらしさを感じてしまうと、おそらく「萌」止まりになってしまうのかも。
初読のときのわたしは確実にそうだった気がします。
おおらかな気持ちで、メインの2人の距離感の変化や表情、柔らかい視線などに集中して読んでみてください。
萌えます。
企業スパイというのはありそうであんまり読んだことのなかったキャラ設定で、面白かったです。せっかく美味しい設定なので、正直もう少し2人がやり合っている期間が長くても良かったかなぁとは思いました。次はどちらが出し抜くか、どちらが先に音を上げるか、と駆け引きする2人をもっと見たかった。攻めのカミナが、受けの巻野がスパイだと分かってからも基本的には温和に接するので、もう少し甘さ控えめの殺伐とした期間があっても良かったかなと。ただ、元敵対関係だった2人がお互い合意の上で濡れ場に辿り着いた時には萌えましたし、巻野の意外と肝が据わっている性格は好みでした。