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ひさびさに、いい意味でBLっぽくない漫画に出会った気がします。いろんなもののごった煮から生まれたオリジナル、といった感の世界で、こういうのってわくわくします。ビレッジヴァンガードのワクワク感みたいな。
デート中のエピソードが数コマずつ羅列されているシーンも、一つ一つのエピソードと描き方がかわいかったです。
これだけしっかりした背景があると、長編になったらもっとおもしろそうなので、続きが読みたい。10巻超えの長編になってほしいくらい。
この作品はBL要素はもちろんあるし、十分に素敵なんだけど、どちらかというとそれ以外の部分の魅力の方が大きかったです。
唯一心配なのが、これだけの世界を構築できる人だと、BL外の畑に早々に引っ張られてBL卒業~となってしまいそうなところ。BL抜きでも十分に面白いものが書けると思うので。
しかし!BL抜きで十分面白い作品に、さらにBL要素がしっかり入ったらもっと面白いじゃないですか!!今のところ、一般でもいけるクオリティで、BLもしっかり、というのに出会ったことが無く、「面白そうな匂いはするけど、結局ストーリーはBLメイン」か、「BLの匂いのする一般作品」にしかあたっていなくて、それらはメインの方のクオリティは満たしていてもおまけの方は今一つなんです…。そこはフィルターかけて読んでますが。
この作品には「両立の壁」を破れる可能性を感じました。ぜひ続編を書いて、この世界のもっと深いところまで見せてほしいと願います。
可能性に期待して、☆一つ多め評価です。
クオリティ高っ!!
表紙で勝手にショタモノのエロ系かと思ってスルーしてたんですが、たまたまひとつ前のcrystさんのレビューを目にして興味をそそられたので買ってみました。
ショタでもエロでもなかった上に、これがデビューコミックスなの?!という、漫画としてのクオリティの高さにびっくり。
画力も素晴らしいですけど、それより何より世界観がスバラシイ。
この作品だけで終わらせるには惜し過ぎます。
最後がこれまたいいところで終わるんですよね。
この世界の住人達の話をもっとガッツリ読みたくなります。
読み終わったあと、すぐさま同じ世界軸の同人誌(「FETTERS」/電子化されてます)も買い揃えてました。
ハマってます。
内容は、SFファンタジー系少年マンガにBL要素突っ込んで恋愛部分に多めに焦点当てました的な、非常に美味しい感じです。
女性的な思考が挟まれなくて、ストーリーが終始痛快なのが読んでいてスカッとします。
攻の〔リーガー〕も受の〔ヤクモ〕もそれぞれにかっこいいんですよね。
表のヒーロー(刑事) VS 裏のヒーロー(殺し屋)ですからね。
中二病ホイホイですよ。
ラストのバトルシーンでキリッとした男の表情を見せる二人がかっこいいのなんの。
滾ります。
というかそもそも【正義の味方になりたかった刑事】×【童顔のコールボーイ 裏稼業=殺し屋】なんて組み合わせ持ってくるあたり、この作家さん自体間違いなく中二病患ってる(笑)
一方、恋愛のターンは艶っぽくて!
このギャップがまた良かったです。
リーガーは基本ヘタレなんですけど、やるときはやる男なのでやたらエロくて、ヤクモはビッチなんですけど、リーガーの前では主導権を完全に委ねるスタンスなのがいじらしい。
出会ってすぐ仕事の駆け引きでエッチしてしまった後、ヤクモの提案で二人は半年間くらいごはん食べたり遊んだりするだけの普通の友人関係を続けるんですけど、要するにヤクモはじっと待ってるんですよね、リーガーが自分への恋愛感情をハッキリ自覚するのを。
健気!
リーガーが気持ちを自覚した瞬間ヤクモがニコッて笑うんですけど、これがめちゃくちゃ可愛かった~!萌萌萌
その後ようやく二度目のエッチです。
ヤクモはビッチなのに待てる子でした。
リーガーの同僚のサヤマ、ヤクモの仕事仲間のチバ店長、シンカイ、カトリの脇役キャラ4人もそれぞれにキャラが立ってて魅力的なので、この人達の話も読みたいなぁと。
続編やスピンオフへの期待がムクムク沸き上がります。
いやー良かった。ちるちる様々。レビュアー様に感謝です。
『Red Hood』『追獄のカレンデュラ』と読んでがっつりはまってしまい作者さん買いした作品。う~ん、ハジさんたまらない〰️!この作品もやっぱりすっごい好き!躍動感溢れる戦闘シーンといい、表情豊かな人物といい、身体のラインのエロさといい、すごく絵がうまいし、話もしっかり練られているのでハードボイルドとして読んでも楽しめるし、本当にハズレないです。私にはドストライクです!
まずメインの二人、メチャクチャ可愛くてきゅ〰️ん!コールボーイの殺し屋なんて暗いオーラ出しまくりかと思いきや、暴力や危険にさらされる仕事に対しセックス大好きとあっけらかんと言ってしまうビッチなヤクモが、理想と現実の狭間に鬱々としている世間ずれしてないお人好しの刑事リーガー(顔もイイ、身体もイイ!ほっぺのペイントとヘアーバンドがむちゃキュート!)に出会って、キュンキュンしちゃってどんどん好きになっちゃう過程が可愛くてたまらないです!
その反面、リーガーに言われた言葉や、重ねたデートや、抱きしめられて眠るなんて何気ないことを、とても大切な思い出にしているところが、これまでの彼の過ごしてきた過去を想像させとても切なくなりました。
そんなヤクモに対しリーガーの方も彼の仕事を気にかけながらも否定せず、受け入れ、寄り添うところがすごくいいなぁ~。
そしてまわりを固める個性的な人たちや可愛いマスコットが魅力的で、重くなりそうな話を軽妙に仕上げるさじ加減も絶妙!本当に面白かった!
欲をいえば、オジサマ好きの私としては、店長チバちゃんの殺し屋&男娼を育て上げる濃厚なテクニックが気になる〰️っ、サヤとなにか芽生えたりしないかなぁ(笑)スピンオフ熱望です!
表紙を見た第一印象は「ショタかなぁ・・・。」
個人的にショタが最も苦手なので普段は手に取りませんが、あらすじを読むとかなり好みな雰囲気で、どうにも惹かれるものがあったので賭けの気分で購入しました。
私にとって“読み心地の良い漫画”というのが存在するのですが、まさにそのタイプの漫画でした。
どちらかというとかわいらしい絵柄で描き込まれた世界観、テンポよく進んでいく会話とストーリー。脇役まで魅力的で、小物ひとつとっても手抜きなしの作画と美味しそうな食事の描写の素晴らしさ。程よく甘い空気が流れて穏やかな気分で読み終わる読後の気分の良さ。
まず、ショタじゃありませんでした!
これはものすごい喜びポイント!!
早々にヤクモ本人から「こう見えても成人なんで」の一言があり、安心して物語世界へ入っていけました。
近未来風の世界で裏社会の住人たちが仕事(暗殺やコールボーイ)をして恋をして仲間と楽しくご飯を食べて生きている。
殺伐とした雰囲気はなく、あくまで日常のひとこまとして語られる仕事に悲壮感は漂わず、むしろきっぱり割り切った仕事観が感じられて清清しいほど。
コールボーイ兼暗殺者のヤクモとカフェの店員(潜入捜査中の刑事)のリーガーが出逢い、関係を育くんでいきます。
とはいえ、ヤクモが暗殺者であることは伏せられていたのでターゲットを挟んで相対して闘う場面も。
ヤクモは闘っている相手がリーガーであることに気付き、そのシーンは切なさが滲みましたがバトルシーン自体は躍動感溢れ迫力があって大変読み応えがあります。
作中でヤクモの上司が口にする
「神は天に在り、 世は全て事も無し」という引用がヤクモたちが生きている世界を表しているな、と感じて心に刻まれました。
同人誌で同じ世界観の物語が発表されていますが、いつかこの二人の物語をどこかで読めることを淡く期待しています。
読んでみたかった〜ハジ先生の作品とても面白かった。
デビュー作なのにレベル高い。。。
読んでいて、飽きなかったよ。
この内容なら、シリーズ化しても良いんじゃないでしょうか。
1巻完結は〜勿体ない!
ハードボイルドで、ストーリーよし!
何より、設定や背景がしっかりしてて、登場人物に無駄つがいがない。
脇役たちの活躍も素敵。
コールボーイ殺し屋と刑事のラブストーリー。
愛し合っている2人が、戦って、殺し合う!って、萌MAXよね。
ハッピーエンドだけど続き下さい。
リーガーやヤクモの背景や、脇役たちのスピンオフ期待して待ってます。