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結構きわどいカバーイラストに、チェリーピンクの帯が効いているコミックス。
内の絵柄も割合坦々とした地味目なわかりやすい絵で、ストーリーの流れも無理なくわかりやすいし、エロへ突入するタイミングや描写の濃さやボリュームもちょうどいい感じ。
変にギャク絵に逃げたりすることもない。
全体に、読んでいてすごくわかりやすくてストレスがない。
ストレス無くサラサラ気持ちよく読めるって事は、逆にインパクトがないとも言えるけど、暴力的だったり超エロエロだったりのガッツリ濃い味ばかりじゃなくて、こういう、平和な感じのもいいよね。
しかも、よくある年下ワンコ攻めなんだけど、
面白いと思わせるのはなぜなんだろう??
河野(受様)はスピード出世した課長。
部下にも厳しく、疎まれてる感じなのですが、
森川(攻様)は実は密かに河野に思いを寄せていて‥。
森川が一途で、河野に対する想いがゆるぎないので
見ていて応援したくなります。
河野はわかりやすくツンデレで、
最初は森川のことも(いたしてるけど)あしらってる感じなんですが、
だんだん絆されてくる様子がおおーぅと思います。
想いが通じ合ってからのラブラブっぷりがもーお。
「続き」をするために、河野の部屋に行くのですが、
鍵をカバンから出したいけど、繋いだ手を離したくない
‥なんだよ、結局バカップルか。
表紙から漂ってくる色気は一話では多少物足りなさを感じてしまいますが、ランジェリーの見えるアングルにごくりと喉がなる様な倒錯感。
弱みにつけ込んで関係を迫る森川に嫌な感情を持つ事もなく、むしろゲイだった事が驚きな程天真爛漫な好青年ぶり。
なので、男を好きになることに引け目を感じたことのない森川を理解するのが難しく、いっそのことノンケ設定ならと何度か思ってしまいました。
それなのに、人の目を気にする河野を気遣う態度や、さりげなく密室を確保する巧さにゲイだなとも思ってしまいます。
疚しさを感じていないからこその堂々とした態度。
女装癖な河野の卑屈さに真正面から体当たりしていく若さと男気にだんだんときめきを覚えてしまいました。
先に「オネエさんは好きですか?」を読みまして、作中に登場するこちらのCPに興味を引かれ購入しました。
馴れ初めはレイプまがい!なんですね〜。ここでちょっ〜と引きました。
攻めの1年生社員森川は元々ゲイで(ご都合がニオう…)、受けの河野課長(女装子、すごく隠してます)の事が好き好き大好きでグイグイ食い込んでくる。
途中河野の上司で元カレ、結婚するんで河野を捨てた白井という当て馬登場でギクシャクしつつ。
年下ワンコ森川が誠実に河野に告白し、ハッピーエンド。
河野もゲイだけど、女装は自分のアイデンティティ。止めろと言われても絶対止められない。というより抱かれる時は女装の方が良いみたいで、やさしくしてほしいと懇願しちゃう。
森川は「河野」ソノモノが好きなので、女装しててもしてなくてもがっついちゃう。そこは好感持てました。
それでも女装した河野とのHシーンは女性とのシーンに見えてしまい、私的には減点でした。
森川の上司・河野課長は仕事ができて冷たい印象があるので周りから敬遠されているけれど、森川は尊敬というか好意を持っている。
森川は誘われて行った女装カフェで、女装してる河野課長を発見!逃げる課長を追いかけて、バラされたくなければと無理矢理関係を持ち、その後もポジティブに迫る…
そして課長もだんだん絆され森川に惹かれていく。
課長の女装はキレイなお姉さんって感じだけど、まんま女性になってしまってるのではなくて、男だなってわかるところがBLとしてポイント高い!
それと課長は普段はツンケンして笑顔もない人なのに、エッチの時に「女の子にするみたいに優しくして」ってお願いしたり、イきそうな時に森川に手を伸ばしたりと、デレた時の乙女っぷりがかわいい!
始まりは脅しだけど甘々な二人です。