Renta!限定描き下ろし付
予想していたよりも好きでした。
故にちょっと甘めの評価だけどイイヨネ(・∀・)☆
お話。
たまたま同僚の変わりに訪れた仕事先。
出会ったのは超美形なオネエさん。
タイプ!と思ったのもつかの間、実はオネエさんではなく~
もちろんノンケだから男なんてスイマセン。
なところから始まるわけですが、グイグイされてるうちに
いつのまにかほだされて、気づいたらお尻いじられて気持ちよくなっちゃうとかな。
そういう運命のもとにいるんだわなwwwが面白い。
受がカワイイ系ではないのがいい。
基本的に、女装BLで美人な設定だと
正直あんまりホモくさくなくて、どーよ・・と思ってしまう
部分も私の中では大きいのですが
本作、ちゃんと攻めるときは男の顔をしてるのがニクいv
いやよいやよ言いながらも受け入れてしまう受。
さもありなん。
完全女装姿での攻シーンはスカートが邪魔なのが残念ではありましたが
テンポあって楽しいでした。
1冊まるまる読めたというのも良かったですな。
その男「バリタチ」につき。
この帯の文句がまた絶品☆☆☆
単話売りされていた時は「不真面目な彼とおれの30days」というタイトルだった作品です。
コミックス化でタイトルが変わり、「オネエ」という部分が強調された印象がありますが、オネエを期待すると拍子抜けしてしまうと思います。
また、攻めの女装部分も多くはありません。
決して女性的というわけでも、そういった部分が強調されているわけでもありません。
まず、口調はオネエ口調ではありません。
攻めが女装しているのは第一話とボーナストラックのみ。女装状態での濡れ場はボーナストラックのみで、本編の濡れ場は男の状態のみです。
女装している理由も「綺麗な格好をしているといいアイディアが浮かぶ」という芸術家的な理由です。
男が見ても女が見ても美形の攻め、女装しても違和感がないような柔らかい雰囲気の綺麗系の攻めが見たいという方におすすめです。
基本的に言動が可愛らしくて小悪魔的だけれど急に男っぽさを前面に出してくる攻めに翻弄される受けも楽しめます。
私、これとっても好きでした!
表紙からも分かる通り、建築家の響さんはとっても美形で、普段はスカートなんかは穿いてはいないけどロングヘアにネイルでキメてる「キレイなおネエさん」。そのメンタリティは、女性になりたいわけではなく、綺麗にしていると気分がいいし建物のイメージが湧く、というもの。
仕事で関わるノンケの遼太郎と恋仲になるというお話です。
響はグイグイ遼太郎に攻め込んで行きますが、遼太郎はノンケといえども第一印象で「好み。きれい」と(女性と思ってたから)刷り込まれていた?からか、はっきりと拒否したりもせず、これは初めから脈アリ系。
ある晩、恩師の先生の退院が延期されたと落ち込む響に、「キスしてくんないともう元気出ない!」と泣きつかれて、キス。そして勃ってしまう(ヒィッ)。そしてお口でされちゃって……その上ホンバン……。
流されすぎ?
しかも響が攻め!ですよ〜。
響のこと、嫌いじゃない。むしろ好きなんだけど、女にされるのは抵抗がある。そこに「女装上司」の森川x河野も参戦で「女役だから立場が下というわけじゃない」と聞かされて、響と向き合う遼太郎。そして…
ごくごく自然に、今迄の自分のままに響と恋人として過ごす遼太郎。男が男のまま、受けになる事を受け入れて自然に過ごすさまが非常に好ましいです。また、響はオネエではあるけれど「響は響」という男前な一面もあって、そこも良かったです。
帯に「しとやか美人なオネエさんは時々とっても漢前」とあったけど、響は甲斐性もあって才能もあって、「いつでも漢前」です。
2人のHシーンはちゃんと男同士に見えますので、「女はイラネ」派の方も是非読んでみてください。
建築会社の桜井(受け)がお使いに訪れた設計事務所。そこにいた綺麗なお姉さんは、女装した有名建築士・藤本(攻め)だった。最初は引いたものの、自分が好きな美術館を設計したのが藤本だと知り、俄然親近感を覚えた桜井。ともに仕事をするうち仲良くなったが、ふとした拍子にキスをしたらそのまま口でされてしまい…。
オネエ攻めです。女性に見える系のレベルの高い女装です。
攻めがワンコタイプで、「え〜遼太郎、○○しようよ〜」みたいな話し方をする人なんですが、女装してないときは非常に男らしくて、そのギャップが魅力的でした。受けは、いかにもノンケ! っていう意外性のないキャラでしたが、男前でよかったです。
1冊まるまる同じカップルの話で、くっつくまでも、くっついてからも大きな事件やすれ違いのない、ほのぼのしたお話でした。
受けの職場に花束持って迎えに来た攻めには萌えたぎりました。女装もいいけど、長髪の男前がスーツで花束持って迎えに…という萌えにはかなわないなと思いました。
セックスするようになってから、受けに「逆でもいいよ」って言ってます。受けが断ったのでリバはないですが、帯に書かれていたような「バリタチ」ではないような気がします。
受けの同僚に別の女装リーマンが、というエピソードがありまして、その女装子さんがすごく気になりました。後輩攻めとの関係も可愛い。そちらのカプが主役の作品も単行本が出ているそうなので、機会があれば読みたいと思います。
丸々一冊同じカプです。
女顔で美人な有名建築家・響と、建築会社勤務の遼太郎。
女装攻めだけど、オネエではないです。
女になりたいから女装ではなく、攻めは才能溢れる建築家なのできれいな格好していい気分でいると良いアイデアも浮かんでくるかな~みたいなお気軽な感じ。
普段もスカートではないし、化粧も睫毛があがってる程度なのでスッピン時の落差もほとんどない。
女装攻めのいいところは、ギャップ、落差だと思うんです。普段は性別不明っぽいのに、抱く時は漢・雄っぽさ全開というギャップ。
だけど、こっちは女装時がさほど女~って感じではないのであまり落差がないし、雄全開というまででもなかったのでちょい肩透かし感があります。
でもその分、女装攻めにちょっと興味があるけど、あまりドギツいのは怖い…という人には最適だと思います。(最後、ドレス姿がありますが)
女装攻めという点ではマイルドだったけど、それよりも結構難しいところがある(アシスタント談)という有名建築家の響が遼太郎のことがえらく気に入ってしまって、すっかりワンコになってるところがかわいいです。
そして遼太郎がノンケってことで「男の俺も女の俺もどっちも本当の俺だから好いてもらえるならどっちでもいい」とか言っちゃってるところもかわいいんだけど、正直、遼太郎はちょいデリカシーがない発言をときどきしたりしてどこがいいのか私にはいまいち判らず…。
初読み時には響がびしっとスーツで決めて遼太郎の会社へ乗り込んできたところがカッコ良くてスーツ萌えしてたんですが、何度か繰り返し読むうちに見慣れてしまい(汗)そこよりも響のワンコ感がかわいいなと思うようになった一冊です。