おまけ付きRenta!限定版
「おれら、付き合ってみる?」
クリスマスイブの日に、山田は野外で倒れている高校生の千尋を助けます。
山田は26歳なのに、ボサボサの頭髪と髭のせいで実年齢よりも老けて見えるので、千尋からも初対面で中年のおじさんに間違われてしまいます。
千尋は同性が好きな高校生ですが、山田の見た目がタイプではないことから、話しやすく、千尋は自分の気持ち、思っていることを伝えていきます。
千尋の好きな相手への戸惑いは、描写が細かくてきれいだと思いました。山田が皆さんから山田と呼ばれていて、これ以上しっくりくる呼び方がないのが可笑しかったです。
約10年前、こちらの作品を友人からすすめられ、お陰でドボンとBL沼の住人になりました。
最近私も友人からBLに興味がある、オススメを教えてほしい、と言われ、よしきた!1番にこちらを進めねば!!と思い激推し。そのまま溢れる感情が止められず、勢いでレビューも書いちゃってます。
もーほんとにほんとに優しい作品です。
なんと言っても受けの千尋くんがほんっっっっっとに可愛い!!!号泣
このこ、こんなに可愛くてピュアで今までよく無事で生きてこられたね?!ってなっちゃいます。
攻めの山田も山田で、面倒見も良くて大人と思いきやそこまで大人でもなく(良い意味で)、あーこれは千尋くんも好きになっちゃうよな~って読んでました。
刺激的な事件は起きないのですが、ゆっくりと距離が縮まっていく感じが…はあ、素敵。
2人を見守ってとっても優しい気持ちになれます。はぁ~好き。
耳バラというワードもとっても好きです!!可愛い~~!!!
一時は毎週休日の朝に読み返しては号泣して、心のお洗濯をしていました…ほんとにほんとに大好きです。
この世界のどこかに今でも2人が存在して、生活してるのだと思うと生きとし生けるものすべてに感謝の念が沸いてきます。母なる地球~マザーアース~ありがとう。私の棺桶に入れてほしい。
ともかくとってもとってもおすすめの作品です!!
全くもって己に語彙力が無い!辛い!
優しくて温かい気持ちになるのに、なぜかじわっと泣きたくなるようなお話。
最初はゲイを理解できない、という感じだった山田の気持ちがどんどん変化していくところが好き。
単に流されているわけでもヤケクソになっているわけでもなく
きちんと千尋と向き合って、否定することなく自身の気持ちごと受け入れられるところに大人の魅力を感じました。
これまでたくさん悩んできた千尋も山田と出会えて本当に良かったな、と。
信頼している人に「大丈夫」って言われると、心がスッと楽になる気持ち、わかる気がしました。
柔らかく微笑むところも堪えきれず涙を浮かべるところも、
知れば知るほど千尋が可愛くて、彼に幸せが訪れたことが嬉しかったです。
心がぽかぽかする素敵な作品でした。
三田先生があとがきで仰っていた通り、登場人物の26歳社会人山田と高校3年生千尋の2人は本当にどこにでもいそうな人間。そんな2人がひょんなことから出会い、恋に落ち、ゆっくりと、丁寧に、大切に愛を育むする物語でした。
もうすごく良かった、、、!!
千尋はゲイに悩み、日々生きづらさを感じている。
山田は正直で、千尋がゲイだからといって拒絶はしないし変な気をつかったりもしません。ただ純粋に1人悩めるDKに幸あれと心配し、願ういい人。
そこからの、2人の心情の変化と恋心に気づくまでの流れやモノローグが本当に沁みて泣けました。
その後の2人を描いた同人誌、これ涙なしに読むなんてむりですよね?