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攻めには受けを溺愛していて欲しい。
非道の輩から守って、大切にして、ぐずぐずになるまで愛し尽くして欲しい。
なので、受けを泣かせるような攻めにはザマァ展開を。
絶対ではないけれど、元来そういうのが好き。
そして、まさにそれ、な本作。
大学生の柳はバイト先の先輩・五十嵐のことが苦手。
けれど、ある飲み会での言動をきっかけに五十嵐から興味を持たれ、
構われるように。
ふと芽生えた好奇心から柳に手を出すようになった五十嵐ですが、
はじめは指を噛む程度だったのが身体に触れられ、抱かれ…と
どんどん過激になってゆくスキンシップ。
はじまりは恋心なんて微塵もなかったのに。
噛みつかれ、束縛され、ずるずると流されるままに抱かれ、
次第に五十嵐を次第に意識してゆく柳。
二人きりになると噛み付いてきて、女の子に掻っ攫われそうになれば
横槍を入れてきて…こんなの好かれてると思うに決まってる。
それなのに「(付き合うとか)そういうんじゃないでしょ」なんて。
期待させておいてそれはひどくない?
そのくせ傷ついた柳が距離を置こうとすれば「嫌だ嫌だ」ってほんとずるい。
だからこそ、最後の攻めザマァ展開には思わずニヤリとしてしまいました♪
五十嵐が噛み付くシーンも少なくないので、
「噛み癖」フェチの方にはぐっとくるかもしれません。
参号先生といえば「マスク男子〜」が有名作ですが、私はこちらの作品の方が好きです。CDを購入して、久しぶりに再読したのでレビューします。
金髪にしても垢抜けない大学生の柳(受け)は、長身イケメンでバイトの先輩五十嵐(攻め)が苦手だったが、ある時五十嵐に指を噛まれてから、二人の距離が近づいていき…というお話。
まず五十嵐がカッコいい!長身イケメンは目の保養になりますな。妖艶な色気もあります。
一方で柳が三白眼のフツメンというのがまたいい。普段は平凡な受けが、キスシーンや濡れ場になると、可愛く色っぽくなるのに萌えます。
五十嵐が普段はヘラヘラして胡散臭いのに、時々獲物を狙う蛇みたいな目で柳を見るのが、ロックオン!という感じでゾクっとさせられます。柳みたいなチョロインが狙われたら、もうひとたまりもありませんねw
五十嵐は噛みフェチなんですが、隙あらば柳にカプカプ噛み付いたり、舐めたり、触ってきたりして、童貞の柳が陥落していく様子がエロ可愛いです。
そして五十嵐は無自覚で、柳に強く執着していきます。些細なことに嫉妬して、柳に怒鳴ったり襲ったり酷くしたりしてしまうのが、これまたゾクゾクっとします。
濡れ場がまたエッロいんですが、特に2回目、五十嵐のタガが外れたエッチは、ブチ切れた五十嵐の際限のない鬼畜攻めが、五十嵐はエロいは柳は可哀想だわでゾックゾクでした。
最後はそれまでとは打って変わって、必死な五十嵐が見れてよかった!柳も散々な目にあってきて、最後に報われました。
ラストの濡れ場では、五十嵐が可愛くなっちゃって、こりゃ多分初恋なんだろうなと思って、微笑ましくなりました。ほっこり。
書き下ろしの五十嵐も可愛いです。本編とはまるで別人になってて良きでした〜♡
ラストでくっついたから、お付き合い編の続編を読んでみたいけど出ませんね〜。好きなCPなので残念!
ちなみにCDも最高の神作でした♡
紙本購入 細めの白短冊修正
「マスク男子」の作家さんだったので購入!
今回もフェチでしたね~
五十嵐の柳に対する好意は、若干怖いものを感じた……正直。
柳は、逆に嗜虐心を刺激してしまうのが上手なんだろうな~可哀想だけれど。
でもお互いに、それを受け入れられているので、この2人は相性抜群なんだろうな~と感じました。
ピアスを開けるだけのシーンが、こんなにもドキドキしたりと…感情を揺さぶられました。
柳の表情が本当に可哀そうで可愛いみたいな感情にさせられる。
えっちは結構過激に、私は感じました!
大学デビューをしようと金髪にしてみたがイモさ加減が抜けないかなりシスコンな柳遥一郎は、
『そもそも、生まれ持ったもんが違うんだよな』と
同じバイトの先輩五十嵐隆を羨ましくも、掴み所が無く、嘘臭い笑顔が苦手でいた。
ある日店長の壮行会で、五十嵐の八重歯に気を取られた柳、無防備に手を出し噛まれる。
それから何故かシフトが良く被るように、ピアスを開けてもらうが、痛みを紛らわす為だとオナニーをされてしまう。
柳は『関わってはいけない人に捕まった』と五十嵐を避け出す。
逃げる柳、上手く囲い込む五十嵐。
それはまるで、睨む蛇と逃げる蛙の構図で柳は何故か五十嵐の言葉と目にカラダが動けなくなる。
『付き合った子にしか噛まない』の言葉は柳の心に澱となり、五十嵐に噛まれるたびに、
心とカラダが噛み合わなくなる柳。
五十嵐は五十嵐で自分の中のモヤモヤが晴れずに女の子と遊ぶが、、、
互いにの気持ちに気付きくのも、伝えるのも極端で、モテるけど自分から『好き』になったのが初めてて内なる気持ちに気付けない五十嵐と、DTシスコン故恋人付き合い皆無の柳の心とカラダがきちんとハマる時ふたりの本当の笑顔が見れて安心!!
本気の恋愛には不器用なふたりの噛み癖恋物語。
キャラが魅力的なので読んでいて楽しいんですが、
噛み要素以外はストーリーがあっさりしていて読み応えはそんなになく、ちょっと神率高過ぎに思いました。エロにもってくのが強引(大概ですが)
フェチとキャラ萌えが合致するとハマるのだと思いました。