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キモチワルイ、愛。
12作品収録のアンソロジー。
以下、収録順にざっと。(作者様敬称略)
「らぶちゃんの隣の」加藤むう
電車の中で偶然推しアイドルのらぶちゃんを見かけてしまったオタク。つい後をつけ自宅特定。その後何度も写真撮ったりしてたら、マネージャーに捕まり。ところがマネは警察に突き出さずニヤリと笑って…
マネの襲い受け。だけどラストシーンがよくわからない。
「カワイイ♡の定義」羽澄しろ
学内でストーカーされて気持ち悪いんだけど、よく顔を見たら可愛いので付き合うことにする。確かに可愛いけどグフフ笑いがキモいコです。
「オオカミ喰い」みよしあやと
人気者の親友に対するストーカー達を喰うのが趣味の響。だが今回の相手は自分のストーカーだった、というお話。
「Please show me」コモトミ裕間
高校時代から好きになったショウを追っかけるヤマ。ショウの使用済みのブツを集めまくる。
リアルに考えるとキモッ!しかしこれはストーカーの基本形とも思う。だから逆にヤマを認識してもっと俺を見て、となるショウの方がヤバい。
「アイノヤマイ」文川じみ
彼氏の智也から距離を置こうと言われるが何の心当たりもない明。ショックで智也の部屋に入り浸る明だったが…
明がどうなるか見たかっただけなんて言う智也の方が意地悪いし病的だと思う。
「いつも後ろに僕の影」小松舞台
好きな相手が居候させて、と家に転がり込んでくる。普通なら喜ぶだろうけど使用済みブツマニアの原田には逆に地獄。なぜならブツをゴミとして捨てなければならないし、汗のついた服を洗濯しなければならないから。お宝なのに!
だからミズキの実家に行って帰ってもらうように話をしにいくが、彼の父親にミズキの不倫相手と間違われ…
エピソードが渋滞してる。不倫の方はいらなかったんじゃ?
「よく見て、先生」あづみつな
クールな教師を追い詰めるのは、従順な優等生。
「天使地獄」いちこ
友達に塵ってヤツが後つけてるよ、と言われて塵の家に凸るワカ。無理やり入ると部屋全部ワカの写真だらけ。自分を好きな人が大好きなワカは…
絵柄があのヒトに似ている。
「まふじくんは たかつきくんが おすき!」ろむ
気弱で可愛い系なのに高槻くんの使用済みストローで尿道オナニーしている真藤くん。本人バレしたけど、そんなに僕のこと好きなの?嬉しい、みたいな流れ。
「花と熊」なな子
花村はクラスメイトの熊井が好き。ある日写真家である熊井の父親からモデルになってくれと言われて承諾。するとその写真が入賞して、熊井と一緒に東京まで展示会に行くことになる。
あの写真見たらみんな花村を好きになるな、と言ってもらえて…
この後何も無かったことになりそう。ブツっと終わるのが逆にいい。
「ここにいない君が好き」寝過ぎ
隣の部屋の警察官・天谷のストーカーをしている青年。だが天谷はクズ警官なのでその場で青年を犯し、都合のいい相手として扱うように。だが青年と天谷には過去にある接点があって…青年の純朴さに絆されるクズ。
「後つける狐」さとまるまみ
中学生?の二葉に告白されて傷つかないように優しく接する書店員の湊。だが実は湊は相当なクズ男で、どんな彼女とも長続きしない。
二葉の接触が頻繁になってきて、湊も本性丸出しで性的加害をするが…
これは一種のどんでん返し系。
どれもストーカーのテーマには合ってるけど、連続して読むとどんどん衝撃度もキモチ悪さも薄れる。
絵柄は寝過ぎ先生、作品ではなな子先生が良かった。
このアンソロ自体が生ぬるいというか、全体的に思ったより生ぬるかったです。もっとどぎついのを期待していました。ガチストーカー、ヤンデレ等を想像して買おうと思っている方はやめておいたほうが良いと思います。あまりオススメしません。
ストーカー男子って聞いて、リアルなストーカーを想像して、どんな性倒錯者が出てきて胸糞悪い&ホラーちっくな漫画が来るかと想像していました。
読んでみたら、結構ライトな方のストーカーでした。恋や愛ゆえにストーカーしちゃったっていう…。
短篇だからか消化不良の話もありましたが、全体的に気楽に楽しめました。
ストーカーされてる方が、あっさり受け入れるのでリアリティーに欠けますが。
羽澄しろ『カワイイの定義』がよかったかな。
