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表題作赤ちゃんとハードボイルド

速水晧一朗、蓮の借金を肩代わりする
麻倉蓮、社長に騙されて5千万の借金を負う

あらすじ

膨大な借金を背負わされた麻倉蓮は、怪しげな屋敷に連れ込まれてしまった。返済の話をしようとしたとき突如赤ちゃんの泣き声が…!?泣き叫び続ける赤ちゃんと困り果てる屋敷の主人・速水。見かねて近づいた蓮は、偶然にもその症状が姉の子供と同じだと気づき、赤ちゃんを泣き止ませることに成功する。そのことで速水に見込まれた蓮はベビーシッターをすることで借金の返済をすることになり…。

作品情報

作品名
赤ちゃんとハードボイルド
著者
稀崎朱里 
媒体
小説
出版社
コスミック出版
レーベル
セシル文庫
発売日
ISBN
9784774728315
2.1

(6)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
9
評価数
6
平均
2.1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

ハードボイルド?

子供に対していいパパであるのは良かったのですが…。 ハッキリ言って私が持ってるハードボイルドのイメージではなかったです。 設定としては大好きなはずなのですが、どの部分(ヤクザ・子供)も中途半端な感じがして最後まで感情移入もできなかったです。 途中までヤクザとは気付いてないところもなんだか不思議だし、というか後半に急にヤクザっぽくなるので前半部分であんなにとらなくてもいいのにという思いも。 この攻めに思いを寄せてる組員も出てくるのですが、そのキャラに対して曖昧なのもちょっと嫌かな。  私としてはもう少し甘い部分が欲しかったです。

1

赤ちゃんが結ぶ縁

騙されて5千万の借金を負った青年と、その借金を肩代わりした子持ちヤクザとの、赤ちゃんが結ぶラブストーリーです。

蓮は、入社時に騙されて連帯保証人の欄にサインさせられて、逃げた社長の代わりに5千万の借金を負ってしまいます。そのため、ヤクザの事務所に連れ込まれて。そこで、風俗に売るとか怖い話を聞いた蓮は、命からがら逃げだします。
その時、助けてくれたのが速水という男で、その男の家に連れて行かれるのです。助かったと安堵していると、速水が債権回収の話をしようと言ってきます。ここにも借金があるのかとウンザリしていると、赤ちゃんの泣き声が聞こえてきて…。
誰も泣き止ませなかった赤ちゃんを蓮が泣き止ませたことで、借金返済の代わりにベビーシッターとしての仕事を与えられて住み込むことになります。
初めての育児にハラハラしながら頑張る蓮。
速水はいつも蓮にそっけないのに、いつしか蓮は速水に会うとドキドキするようになって…というお話です。

3分の2ぐらいが蓮の育児とグルグル悩んでる感じで事件もなく進むので、淡々とした感じに飽きて読むのがしんどかったです。
恋愛の方も、今まで冷たい態度だった速水が、急にキスしてきて動き出して、唐突感に戸惑いました。
実はヤクザだった速水が命を狙われてケガしたり、舎弟に10年越しの気持ちを告白される場面に出くわしたり、蓮自身の気持ちがやっと分かるようなエピソードもあるんだけど、それも中途半端な感じがして楽しめませんでした。
何より、ずっと速水の前でオドオドしてる蓮に好感が持てませんでした。2人ともノンケだったのに、どこに惹かれたのかも伝わってこなくて…。
でも、赤ちゃんは可愛かったので、育児ものとしては面白かったです。

8

ママ(仮)

借金に追われて助けてもらった相手がまたヤクザさんだったのですが・・・

借金を返済すべく攻め様の息子のベビーシッターになった受け様ですが
最後の最後まで、攻め様にたいしておどおどしています
ほとんどびくついているシーンしか見たことないってぐらいですw
なんともぎこちない感じが微笑ましい受け様

攻め様はイイ男と言いますかまあハードボイルドなような・・・
そこまでではないような感じです
一言多くて受け様を毎回、悲しませていますが
どことなく優しかったり料理できたりします

このままいい感じで行くのかな?と思ったら
組同士の抗争や攻め様が告白されるシーン
そして半年も及ぶ同居と 後半どとうのように
話の展開がめまぐるしすぎて、内容が薄かった感じだったので
もう少し突っ込んで話が読みたかったです(;^ω^)

子育てする受け様が、いかついけどイケメンな攻め様に
ドキドキしてる作品としては楽しめたかなと思います

2

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