つもりつもったキモチ、ハジけた

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表題作さかさまスパークル

高杉湊,大学2年→社会人,20~22歳
草屋颯太,大学3年→社会人,21~23歳

同時収録作品先輩の新化が優しい(描き下ろし)

高杉湊,高校1年→大学2年,サッカー部
草屋颯太,高校2年→大学3年,サッカー部

同時収録作品UNBALANCE

望月幹也,フリーカメラマン,26歳
河野郷,工場勤め,26歳

同時収録作品UNBALANCE~after~

望月幹也,フリーカメラマン,26歳
河野郷,工場勤め,26歳

同時収録作品UNBALANCE~secret~(描き下ろし)

望月幹也,フリーカメラマン,26歳
河野郷,工場勤め,26歳

あらすじ

思いがけず再会を果たした高校時代の後輩・湊に、颯太は4年越しの想いを告げられた。
湊がいい奴なのは知ってるけど、男同士なんてありえない!
そんな理由で颯太がお断りしようとすると、今にも泣きだしそうな湊に押し切られ、お試しなら…とついOKしてしまう。
ところがつき合い始めてみると、キスもその先も感じちゃって――?

思い出で終わらせたくない恋のお話2編に、それぞれの描き下ろし計32Pを加えて収録★

[収録作品]
俺の進化が可笑しい/UNBALANCE

作品情報

作品名
さかさまスパークル
著者
 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
ISBN
9784758074209
3.3

(13)

(2)

萌々

(2)

(8)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
43
評価数
13
平均
3.3 / 5
神率
15.4%

レビュー投稿数2

おネエ攻め、けっこう好き

表題作は高校の部活の後輩と偶然再会したら、後輩に告白されちゃって、
え?、どうすんの、オレ?
イヤじゃないし、キライになれない、でも、オトコは考えたこと無かったから、ちょっと、ちょっと、待てったら!
っていう年下わんこ攻め。
同録作は、飲み屋で中学時代のやんちゃ仲間に偶然であったら、なんと、金髪サラサラロングの長身美人のおネエになっていて、更に、部屋飲みで盛り上がって途絶えた記憶と、くずかごに山盛りの、これって、ゴム?
と、どちらも再会から恋に発展するお話。
ストーリーはノリが良くってわかりやすいし、絵もきれいだし。
よかったです。

0

引っかかることがいくつか

作画はきれいです。
でもこれだけは言わせてほしい。

「どう見ても、長髪の男だったよー!」

2CPの話が収録されていました。
『さかさまスパークル』という作品はありませんでした。

【俺の進化が可笑しい】【先輩の進化が優しい】 萌
高校のサッカー部の先輩後輩。
偶然再会したサッカー部の後輩・湊に「付き合って」と言われて、「お試しで」と答えてしまった颯太の受難の日々が描かれていました。
構成は面白いけど、颯太がどうして涙に弱いのかが描かれていなかったので消化不良になりました。
何かというと「うわ、泣く!?」みたいな感じで、泣かせないために「OK」を出すのですが、別に単なる部活の後輩というだけなら泣かれても良くない?と思ってしまう。
そこまで泣かれることを怖がる理由があって、実は湊もそれを知っていて弱みにつけ込んでみました、みたいな腹黒展開の方がまだ説得力があったかも。
最初はちょっとイケメン風に見えた湊がどんどん女子っぽいビジュアルになっていくのも、なぜ?
かろうじて萌えたのは、本編ラストの展開のおかげです。
あの演出にはやられた!と思ったので、どうせなら描き下ろしはそっちの2人で読みたかったなあ。

【UNBALANCE】(3話) 中立
中学時代、つるんでいたヤンキー仲間・幹也と再会した郷。
何をしてもカッコ良くて、頭も良かった幹也はすっかり変わってしまっていて…。
うーん。
えーと、幹也がオネエ口調で女性にしか見えない女装家風に扱われているのですが…。
どこからどう見ても長髪の男性です。
郷がひたすら「女だと思ってるんじゃ…」とか「女のケツに乗せられてるように見えないか…」と気にしているのですが、「大丈夫、全然男だから」としか思えず。
服装も普通に男性だし、体型もがっちりタイプの長身男性。
道ゆく女子が「モデルかな?」と言っていますが、「男性モデル」に見えたのでしょう。
それくらい男性にしか見えないので、最初から主人公に寄り添うことができず、終始「いや、男性と思ってるでしょ」「うん、男性にしか見えてないから大丈夫!」という感じで郷のモノローグに反論するスタンスに留まってしまいました。
台詞やモノローグもどちらのものか分かりにくいところがいくつかあって、それがちょっとストーリー進行に関わる場面だったりすると「ん?どっち?どういうこと?」という戸惑いが生じました。
てっきり実は中学時代から好きだったという流れかと思いきや、単純に再会して絆されただけみたいで、結構軽い感じだったのにがっかり。

作画で描いて見せるのではなくて、周囲の反応や台詞でそういう風に見せようとする設定が苦手な方には、厳しい作品かもしれません。

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