Renta!限定特典付き
この1冊で4組のお話しが読めます
内2つの話しはスピオフっぽい感じです
日塔先生の久々の新刊「もっけのさいわい」を拝読し、思いがけず同時収録で千ちゃんとオジサン、そしてロレンツォ&西川に再会したものだから数年ぶりに読み返しました!
ほんと…おひさしぶりです‼
表題作の「愛に血迷え!」とそのスピオフに当たる「Travolgente amore」が前後編で新刊にも登場してくれるCPです
どちらも攻めの良さが際立つお話しです♡
最推しはやっぱり千ちゃんかな~
年下なのにオカン系男子、ギザ歯で垂れ目な男前!(高校生に見えん…!w)
ビジュアルも言動も全然高校生に見えないんだけれど、思考はかわいい男子高♪
ギャップに萌えます٩(♡ε♡ )۶
1冊に4組のお話しが詰め込まれているのに各話の中途半端さを感じにくく、しっかりキレイにまとまった読み応えと各CPの特徴があってとっても1冊の本としての濃さがあります!
そしてその濃さを押し上げてくれる修正の甘さ=高修正具合も良きです!(DMM)
数年ぶりに読みましたが新刊から読んだ事もあったせいもあり、よりキャラへの愛情が深まって読み直す事が出来ました♪
この内容での読み応えと読後の満足感はハイコスパだと思います!おススメです‼
萌2~神ですが経年を感じさせない安定感と魅力は十分です☆☆☆
3つのCPが読めます。
うち、ふたつ千之助×敏孝、ロレンツォ×西川は同じ世界線の話。
むしろ、西川×敏孝はセフレだったが、千之助と結ばれたため、余った西川がイタリア人とどうにかなった。
どの攻も非常に色気があります。
千之助くんは、世話焼き高校生。そして、敏孝さんはダメなおじさん。生活能力皆無。
だいぶ昔に「きみがいなけりゃ息もできない」っていう本が出てまして、当時スパダリなんて言葉がなかった時代です。個人的に、スパダリのハシリだと思っとるんですが、この本の千×敏CPはそれに似ている。千之助は粗削りなスパダリ。たぶん、今後知らずにおじさん好みに躾けされていく。たぎる!
君がいなけりゃのルコちゃん並みにダメなおじさん。そして、ルコちゃんよりもだいぶ年上。えっちなネコって感じする。
もし、上記作品を知らなくて、これがおもしろい!こういうの好きって思ったなら、ぜひ読んでみてください。あっちのCPも素敵ですので。
閑話休題。
私は、収録されている3つの中では、千×敏が好きでした。
ダメおじを面倒見る高校生って良い。しかも、おじさんは、千ちゃんのパパのことがもともと好きだった。そして、千ちゃんはお父さん似ってとこにドラマしか感じない。
物語の途中、夢だと思ったおじさんが、千ちゃんを襲ってフェラしちゃうんだけど、すごーくネコだった。ベストオブネコ。
千ちゃんが童貞臭も出て表情とか、慣れてない感じとか最高。
でも、翌朝おじさんは千ちゃんを襲ったことに対して反省しちゃいます。避けまくるというか。
でも、セフレの西川とはちゅっちゅしたりするので、それを目撃した千ちゃんはもやる。なので、西川×敏があります。普通にヤッてる描写有。
小さいころから付き合いのあるおじさんのことを、実は恋愛感情として見ていた部分がひしひし伝わってくる感じが好き。
千ちゃんをじわじわと、無自覚執着攻に育てたおじさんに拍手喝采。
他のCPについては、他の方のレビューをご覧ください。一番好きなやつだけ書いた。
狐目のひとが苦手でして。
表紙の時点でハラハラしていたのですが、やっぱり狐目というだけで拒絶反応が…。
「愛に血迷え!」(前後編) しゅみじゃない
狐目のひとが苦手でして。
表紙の時点でハラハラしていたのですが、やっぱり狐目というだけで拒絶反応が…。
生活能力ゼロのおじさん(父の20年来の親友)の世話をする高2の千の話です。
おじさんがだらしなくて、狐目で…、無理…。
千の父親が今の千と同じくらいの年の頃に片思いしていて、父親そっくりに育った息子にシフトチェンジです。千はイケメンなのになぜ…、なぜこの狐目に落ちた…。
「Travolgente amore 」(前後編) 萌2
表題作のおじさんのセフレだった尋巳と、彼を追いかけ回す御曹司・ロレンツォ。
安心の作画。イケメンがいて、狐目のいない世界。
軽い気持ちで付き合った相手がものすごく重かったら。さらに逃げても逃げても囲い込んでくる財力を持っていたら。
そこまでされて、さらに自分の能力認めてくれたら、…落ちますね。
手のかかる小さい子が好きだった尋巳が、手のかかる大きい子にいやよいやよと言いつつも落とされていく過程がコミカルで楽しい作品でした。
「引きずり倒して恋をする」萌
女装の先輩を女性と勘違いして好きになったものの、付き合っていざ!というときに男性の姿見て「無理!」となってしまった大学生の話。
「お尻は絶対無理!」からの「先輩痛い思いをさせるくらいなら…」は愛ですね。
だけど先輩の方も折れてくれたって良かったんじゃ…という気持ちがわたしの中で芽生えてしまいました。
「それは愛なの?」萌2
絶対に別れてくれない恋人と別れるために、事故に遭ったついでに記憶喪失を装う修介。
甲斐甲斐しく世話をしてくれる隆彦に改めて別れを切り出すも…。
誤解が不満を呼んで…という2人でした。
短いけど心理描写がしっかりしていて、読み応えがある作品でした。
そして最後に忘却の彼方に忘れてきたはずの狐目おじさんの裸エプロンで〆られる不幸。
おじさんの目がもう少し開いていて、せめてちょっとつり目、そう、「それは愛なの?」の攻め程度の目だったら…、と思えてなりません。
父と母の友人・トシおじさんはゲイで絶望的に生活力がない。
放っておけば服は脱ぎっぱなし、素っ裸でソファで眠って…
高校生の千之助はそんなおじさんを捨ておくこともできず、
世話を焼きに通う日々を送っている。
千之助にだらしない生活をガミガミ怒られているのに、
それすらも嬉しそうに表情筋緩めてへらへらと
困ったように笑うおじさんが可愛いんです。
逆ハの字眉萌えです。
これで四十路ていうんだから詐欺だ!
本当は千之助のことも大好きなのに、そこは意外に良識があって、
一線を越えないように我慢しているのが健気なんです。
千之助もおじさんの好意には気付いているのに、
いざとなったら抵抗できると相手にしていませんでした。
だけど、ある日酔っぱらったおじさんに迫られて、
それまで見たことのないようなエロい表情のおじさん。
千之助といるときはいつもは子供みたいだったのに
大人の顔をしたおじさんの一面を知って動揺してしまいます。
トシおじさんのギャップ勝ちでした。
普段は泣いたり、笑ったり、無邪気でアホっぽいおじさんが
ベッドではお色気たっぷりの淫乱さんなんて…
童貞の高校生にはちょっと刺激的すぎるかも。
普段はクールな千之助が
自分がおじさんの一番じゃないかもしれないとか、
別の人のことが好きだとか、別の男に抱かれているとか、
想像しただけで感情的になってしまって
「俺のものなのに…っ」て吐き出してしまう場面が
本音がつい口からついて出ちゃったって感じでよかったです。
熱い告白?を受けたおじさんの反応もまた敏感すぎてびっくりしました(笑)
22の年齢差はあれど、千之助にはこれからも面倒をみながら、
おじさんの底なしの愛を受け止めていってほしいな♪
他3編が収録されています。
『Travolgente amore 』
『引きずり倒して恋をする』
『それは愛なの?』
【愛に血迷え】
四十路だというのに生活能力なくて、ぽやーっっとしてるおじさん受けが私はかわいいと思うんだけど、人によっては何この妖怪っぽいの…って思うかもしれないので、この作品を人に進めるときは、必ず試し読みで受けが大丈夫かチェックして!と念を押すと思います。
ぜーんぜん大丈夫!と思った人は絶対楽しめると思う。
セフレに抱かれながらも攻めの名前を呼んじゃってるくらい好きなのに、いざ攻めに迫られたら「こゆことはちゃんと女の子とした方がいいよ どこかの馬の骨娘と…」とボロボロ泣きながら、攻めの将来を考えて心にもないことを一生懸命諭してる様子が妙に健気なんです。
キモチいいこと大好きなゆるふわインランおじさんのくせに、全てが下半身に直結しておらず良識があるとこが◎.そのくせ抱かれちゃったらめいっぱい感じて泣いちゃってるとか、なんかかわいいんですよ。
おつきあいした後は、高校生の攻めよりもエッチしたがるようになっててあれこれ全開というか本領発揮って感じです。
【Travolgente amore 前編 / 後編】
イタリア男に熱烈アモーレされて、バリタチがネコになっちゃう男のお話。
キャラは濃いけど、これが一番あっさりしていた気がして印象薄いです。
【引きずり倒して恋をする】
女装の美人先輩に強引に押し切られておつきあいすることになった後輩。
俺ゲイじゃないけど、先輩そこらの女より色っぽいし大丈夫!抱ける!はず‥!下半身に言い聞かせていたところ、先輩から「優しくするね」と言われてしまい、そっちかよ!と。
しかも先輩はいつもの女装姿ではなく、スッピンに短い爪、ウィッグも途中で取れちゃったもんだから「見知らぬ男」に俺掘られちゃう!とパニックになってガチ泣き。
ノンケ男なのに…というところと、ノンケ男らしいもっともな葛藤、その後のちゃんと好きだからこそ…という二人のやり取りが好き。
そして新たな才能の発見、万歳。
【それは愛なの?】
このお話好き。受けが 他の男といちゃついたり、浮気しても一切何も言わない攻め。受けは攻めの愛情を信じられなくなって、攻めに別れを切り出すも絶対に別れてくれません。
ある日、交通事故にあった受けは、記憶喪失のフリをして攻めに関する記憶が一切ないフリをし始めるのだけど…。
徹底的にすれ違い&思い違いをしていた二人がようやくお互いの気持ちを知ったところがいいし、攻めが寡黙執着系で好きです。
描き下ろし【こどもに罪はない】は表題作の続きというか濡れ場メインなんだけど、「子作り」とか「かわいい赤ちゃんはらませて…♡」と受けがおねだりしてて、そこだけが受け付けないです。
日塔さんは他作品(本日中にお召し上がりください)でも「種付しろや!」と迫る受けのセリフ&見せ場 があって私はそこがとても苦手なのだけど、孕まして系表現に萌えがあるんでしょうか…。