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表題作おれ、被害者

若者
リア充
高校教師

同時収録作品よろこびの先鋒

信夫
同ゼミ同級生
同ゼミ同級生

同時収録作品鹿島くんの知らない日常

鹿島
大学生
ユキタカ
謎のM男

同時収録作品昨日の話と今日の話

ミドリ
後輩社員
先輩社員
36歳

同時収録作品未確認の証明

多嘉良
保健の先生
利久
UMA発見体質の学生

その他の収録作品

  • よろこびの先鋒・外伝~信夫も悩むこともがある~

あらすじ

見知らぬオヤジに脅されたリア充大学生。
「お前みたいな人種が大っ嫌いだ!キサマは死ぬ運命だ」と、被害妄想丸出しのオヤジ。
この場を逃げきるために 最期に楽しいコトしようぜ! と苦し紛れの極論で セ ッ ク ス を提案すると興味があるのか途惑いながらも自ら服を脱ぎ出す童貞オヤジ……!
そして、だんだん、悶えるオヤジの顔が可愛く見えてきて!?
「おかえり! 白飯があと30分かかるからエッチしよっか」
「はやく逃げだせばいいんだ…君なんて」
軟禁生活で芽生える愛はあるのか!?

唯一無二の木村ヒデサト ネ申 作 品 5 編 を収録!!

作品情報

作品名
おれ、被害者
著者
木村ヒデサト 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
シトロンコミックス
発売日
ISBN
9784799726167
3.5

(140)

(43)

萌々

(41)

(24)

中立

(14)

趣味じゃない

(18)

レビュー数
22
得点
465
評価数
140
平均
3.5 / 5
神率
30.7%

レビュー投稿数22

No Title

大好きすぎる。
メリバ、鬱要素、ぞわぞわするお話が好きなのでかなり性癖に刺さりました…
メンタルの病気など精神的にシンドイ設定などが苦手な方はやめた方がいいですが、そういうちょっと病んだBLが好きな方には超おすすめです!
でも設定はそんな感じのストーリーが多いけど基本ほのぼの調で進みます!重〜い感じではないです。

エロとろR18を久しぶりに読んだ時に、おれ、被害者がかなり好みだったのでこちらも買いました。レビューがサイトによってはあまり良くなかったので迷っていましたがわたしにはかなり刺さったので本当に買ってよかった!!やはり好みは人それぞれですね。

あと個人的に首絞めがかなり好きなので
商業BLで首しめ描写あまり無いしあっても首が細すぎて女の子みたいでなんか萌えないことが多かったのですが、しっかり男と男の首〆セが見られてかなりうれしいです。ありがとうございました…

0

鬼才、木村ヒデサト先生

以前から持ってた本を改めて読み返し。
短編5作品収録です。
全然羨ましくない人たちのお話です。
話によってショッキングなシーンがあります。

【よろこびの先鉢】ショック度★
だらしない大学生の成り行きの関係

【鹿島くんの知らない日常】ショック度★★★
自分の知らない時間軸があって気付いたら知らない男の子とSEXしてるシュールな話

【昨日の話と今日の話】ショック度ゼロ
酔っ払ってやっちゃった先輩と後輩の話

【未確認の証明】ショック度★★★
未確認生物の話をしてくる幼馴染の悲しい話

【おれ、被害者】ショック度★★★
逆ギレおじさんに軟禁されたリア充大学生2人の奇妙な同棲生活

絵がほんわかしてるのでのほほんと読んでると急に鈍器で後ろから殴られるような衝撃が来ます。
だらしなかったり、汚かったり、負け組だったり、ズルかったりする人達とほっとけない構ってくれる人の組み合わせで、やっぱりカップルって凸凹で上手く合うように出来てるんだなぁ。
未確認の証明の彼は今後どうなるのだろうか、歪んでいってしまうのかな。

私は、鹿島くんの〜と表題作がとても好みです。

他にはいないタイプの作品を描く作家さんなので今後も作品が読みたいので描いて欲しいな。

紙本で購入
白抜き修正

0

ゆるいと見せかけて最後に落としてくる

◆鹿島くんの知らない日常
 不思議な作品でしたが、これは、人には自分でも気付かない、あるいはふとした時に衝動的に出てしまう別の一面が潜んでいるものだと暗に示していたのでしょうか。鹿島1人が何かの病気だとか、多重人格だとかいうよりは、いろんな人に通じる何かのような気もしました。後味が悪いというほどでもなく、考え込んでしまうような結末でした。

◆未確認の証明
 これは正真正銘、後味の悪かった作品。UFOやネッシーなどのUMAをよく目撃するという利久ですが、周りは誰も信じてくれません。彼の虚言、あるいは幻覚は一体どこから来ているのか?というのが最後に明かされるのですが、これが本当に痛々しくて、胸にきました。きっと、彼の脳が心を守ろうと必死で見せていたものだったんでしょうね。一番印象に残った作品でもありました。

◆おれ、被害者
 後味が悪いと見せかけて、なんだかんだ明るくギャグで終わったのが良かったような、そのままバドエンでも良かったような、何とも言えない読後感の作品でした。相手の生死を握っている立場が逆転していく展開が面白く、被害者の豪胆さには最後まで感心してしまいました。個人的にはやっぱり暗い結末の方が良かったかも。

0

おかしいのに愛おしいリアル

初読み作者さん。

うわ〜何これ!全然理解できない!でもハマった!
すごく、人を選ぶと思いますが、好きな人は好きになる作品だと思います。

どの話も、はっきりこんな話!って紹介がしにくい。不思議な世界観で、あぁ、多分こんな事を言いたいのかな?っていうニュアンスはとらえられるものの、ここではっきり言ってしまわない方がいい気がするのでやめときます。自分に自信がない…

最初はあまり心にこなかったのに、読んでいくにつれ、すっかり作者さんの世界観にはまってしまってすぐに2度読みしてしまいました。

最終的に「よろこびの先鋒」の2人が1番まともなカプに見えるから不思議…それくらいやばいキャラしか出てこない…信夫の綺麗になったお顔見たかったな。
ぶっとんだかんじなのに、みんなちゃんと人間らしいから凄い。ファンタジーじゃなくちゃんとリアルに感じるのは独特の才能だなぁと思いました。

少し気になったのは、絵が本当はすごくお上手なかんじなのにちょっと雑なところがもったいないかなぁ…と思いました。

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BLの中のUMA

本当に心休まるBLが1本も入ってないよ!木村先生!!
どろっとした短編ばかり詰まっています。凄まじいえぐみと狂気。萌では決してないのですが、萌という評価ボタンしかないので仕方ない。
一つ一つの作品に言及したい気持ちはあるのですが言葉にし辛く、自分は好きですけど人には勧められない作品です。キッツーと漫画うまいなぁーと2つの感情が湧き上がる。
BL漫画なんですけど、BL漫画読んでるっていうより一般漫画読んでる時と同じような漫画の妙を見る面白さを感じさせてくれます。

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