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３作品入った短編集
中立よりの萌えです。悪いわけではないけど全体的に無難な展開で大きくドキドキするような気分はあまり感じられなかった気がします。
「あなたの声で支配して」
同僚の近江の声が彼氏に声が似ているため、ついつい意識してしまう高梨。そのあとフラれてしまった彼は、酔った勢いでを近江を彼氏と間違え一線を超えてしまいます。
近江が全く動じず、簡単に高梨を抱いたのに驚いてしまいました。
もちろんこれだけではなく、そのあといろいろ展開します。が、やはり何が悪いわけではないけど、無難でさらっと読めてしまうお話でした。
スタンダードな恋愛物が好みなら、絵も綺麗で安定したお話だと思います。
他にも幼なじみで小悪魔系の先輩と健気な後輩の学園ものと、猫カフェのオーナーと猫好きなバイト君の歳の差ものが入っています。
猫カフェのお話は道具プレイが多めでかなりえろ度は高かったと思います。というか、よく見たら全体的にえろ度は高い。
絵がキレイなのでせつない系のお話のほうがが似合いそうな印象だったので、このえろさはギャップがあってよかったです。
中身はわりとあっさり系なので、ストーリーかえろかどちらかにあと一歩特化していたら良いのになあという感じでした。
声から始まった２人の関係
表紙が気に入って、手に取った１冊です。表題作含む、５つの短編が収録されています。絵は綺麗だけど最低な男が登場していたり、ドロドロした執着モノがあったりしたけど、サラッと読めた印象です。
表題作は、手酷く振られた元彼にソックリな声の持ち主と、体から始まった関係が恋人同士になるまでのお話です。
元彼は酷い男だったし、受けの少しウジウジした性格はあまり好きになれなかったしで、この作品はあまり好きじゃなかったです。
でも、次の一生懸命な後輩くんの話や、猫好きな受けが猫カフェ店長に可愛がられる話や、攻めポジションを狙う受けの話、義兄の執着がゾクゾクする義兄弟モノの話は面白かったです。
特に、義兄弟モノの話は、義兄の度を越した執着が好きでした。もし、幼馴染みとがっつり三角関係になったらどうなるんだろうと妄想が止まりませんでした（苦笑）。
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